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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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「咳止めのトローチありませんか」
薬局で薬剤師さんに訊く。
商品の箱を裏返し、「成分的にはこれが一番かなあ」とひとつ選ぶ。
「他のは咳止めと書いてあっても 気休め程度です」
だが選んだそれにしても然程に効果は期待できなさそうな口振り。
それでもないよりマシだと購入する。

劇的な効き目はそりゃないだろうなあとなめてみる。
喉がすっきりしないと旦那も試す。
「きく! きいてきた! これはきくぞ!」

……

お手軽な奴だ。
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こっちにセンター失敗から立ち直って勉強する娘がいる。

こっちに中断して再開したもののラスボスの強さにめげ投げ出した息子がいる。

「勝てる気しないもん」
「だからレベル上げするんだろ!」
「面倒」

勉強じゃないぜ? ゲームだぜ?

これでも兄弟なんだもんなあ。
ふたりを担当したことのある小学校の先生の
「こいつら本当に兄弟か?」の声が蘇る。
息子を「つくづく自分に甘い奴」と評した教師である。

息子は自分に甘いが、他人にも甘い。
だからこいつと一緒にいるのは楽だ。

一般に娘のタイプの方が評価されるのだろうが
娘が頑張るのは結局は自分のためだ。
そしてそうする事が自分にとって楽だから頑張れるのだろう。

つまるところ
「出来ない自分を受け容れられるかどうか」ではないだろうか。
どちらが優れているというわけでなく。

ぐうたらの言い訳にしかならんだろうが
どちらかというと息子に近い私としては
息子を歯痒く思いつつも弁護したい気分でもあるんだ。

でもさ…
ゲームくらいクリアしろよ!
私だって好きなことくらいは真剣にやったぞ!

息子が「おい 柔軟」と言った。
忘れていた。ずっとやっていなかった。
「どれ」と傍に行き、絶句する。

またあのがちがちに戻ってしまっている。
あんなに毎日頑張って柔らかくしたのに!

図解しなきゃ分からないだろうが
両脚を伸ばしての前屈の場合、両手を前に突き出して
カタカナの「ヒ」の字なのである。
両脚を開けば体が後ろに仰け反って前に倒せない。
足の裏を合わせて膝を左右に倒そうとすればVの字である。

とにかく固いから、背中を押すのだって重労働だ。息が切れる。
「せっかくほぐしてやったのに なんだってサボるんだ 馬鹿たれがあああ」

最後に息子が開いた脚の間に私が脚を入れ、
脹脛のあたりを足の裏で押しつつ左右に押し広げる。
互いに向き合って脚を開いた状態で数分。
…すっげえ間抜け。
だが息子は「おお伸びてる伸びてる 気持ちええ」。

これもふれあい? そんな慰め欲しくないやい!

って思っちゃいますね! ふんっ!
無駄に無意味に頭がいい。
今更自分の知力に気づいたって仕方ないってのにね!

…すいません ちょっと苛ついてます。

センターで失敗こいた娘が
「明日から朝ご飯の時に新聞読む」と言った。
それはいい事だ。
大体が高一の時から「余裕があるうちに本を読め」と言ってきた。
三年になってからも「ひとつの事件をおいかけて新聞を読め」と言った。
いくつかの情報を頭の中で整理しつつ文章を読む事は大事だ。
「どう解くか」という問題ばかりやっているよりいいかも知れない。

今朝も読んでいたから
「何が書いてあったか 要約して言ってごらん」と言った。
「さ?」
「理解して他人に話せるくらいに読み込まなきゃ読んだ事にはならん!」
「え そうなの えと …えと」
旦那が「あれだろ 中国からグーグル撤退ってやつだろ」と言った。
「グーグルなんて言葉出てきてない」
「出てきてなくてもそうなんだ。サイバー攻撃受けて怒って撤退させたんだ」
「サイバー攻撃って何よ」
そこで言葉に詰まる旦那。説明し切れない単語なら使うな!
「どのみちそれは『事実』でしょう。コラムは何を言わんとしているの」と訊いてみた。
そう。グーグル撤退は単なる報道である。
そこから発展させて揶揄なり教訓なりを書いている筈である。
娘の読解力を笑うならあんたがかわりに説明してみんしゃい。
「管理社会は低コストだけど 民主主義は だな」 しどろもどろ。
「おとうさんが急かすからゆっくり読んでいられないんだもの!
グーグルが何たらなんて知らないしさ 知らなかった理解できないじゃない!」

その後読んでみた。
娘よ。グーグルの何たらを知らなくても文章は理解できるぞよ。
主旨はそんな些末な事じゃなく
低コストな報道管制による統治を行っている中国を批判するが
日本にも報道を疎んじる政治家はいる以上
民主主義を貫く事は容易じゃないということなんだ。

旦那は自分の持っている情報をひけらかしたくてそこばかりを強調し
娘は自分の知らないという事実を認識したくなくて浅読みで済ませたわけだ。

人間は「知らない という事をまず知るべきである」のだよ。
この馬鹿どもがああ!


受験が終った後に娘の教育は始まるという気がしてきた。

モニターやキーボード・マウスは途中で買い換えたが
プリンタは本体と一緒に購入したままなので、古い。
機嫌が悪いと動いてくれない。

娘はいとも簡単に「プリントしておいて」と言うが
特にこのファイルとの相性が悪い。
やっとプリンタが息を吐いたと思うと
アクロバットリーダーの方が駄々をこねる。

消したりタスクマネージャーを呼び出したり
プリンタを突いたりあの手この手でなんとか作業を終える。
その頃には人間もぐったりである。
せっかく自由時間、せっかくパソコンを起動したのに
何かをする気力も残っていない。

とりあえず日記だけつける。

はああー
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