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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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おろしてこないといけない。
娘の大学の手続き。
学資保険のお金が入っているのが農協だから
そこから出すのが筋だろうと
ついでに口座も解約してしまおうと
昨日自転車で川越えしたのだが
一番近い(筈)その支店は全面改装(なのか廃止されたのか)で
営業していなかった。
最寄の支店の案内とか出してあればまだしもなのに。

家に帰って近くの支店をパソコンで調べていて、ふと
「あれ? そもそもが口座を開いたのと違う支店でも解約出来たっけ?」と
郵便局と銀行が違うように
農協がどちらなのか分からないやと電話で確認してみる。
「出来ません」

という事は遠い本店まで行かなくてはならないという事か。
地下鉄で行けば交通費がかかるし
自転車で行くには今日は根性がない。
仕方ないから近くの農協で旦那の普通口座からカードで
と思いついたはいいが暗証番号があやふやである。
普段使わない口座は本当に困る。
以前は誕生日がらみだったが、
それもひとひねりさせてあったり、年も入れたり入れなかったり
当人の誕生日じゃ危ないから家族の誰かだったり
最近は変えるように言われるからもしかしたら全然違うかも。

と考えたらぐんなりしてきた。
ハンコで窓口で ってハンコはどれだったっけ…


日曜日カラオケに行った。
最近二度続けて旦那と息子が行ったのだが
(家族と行くのは恥ずかしいと言い出した息子だが
友達が誰も行かないので仕方なく父親を誘ったわけで)
その息子も忙しいから私を誘った。
一応抵抗してみたが、激しく拒絶するのも何なのでつきあう。

ふたりで三時間はきつい。
歌っているか次の曲を選んでいるかである。
肺活量が落ちている。5曲を過ぎた頃から点数が出なくなる。
旦那の最高が88。ならば90点台を出すしかないのだが
80も危なくなり、ついには77点の連続となる。
これまで歌ったことのない曲であれやこれや試す。

その1 日本むかし話。
5番まであるとは! 

その2 ナツメロに走る。「雨のエアポート」「終着駅」「恋の季節」
最初に歌った「思い出まくら」を越える事はなかった。

この「恋の季節」 だが 幼少の頃大好きだった。
大人の人に「歌詞の意味 分かるの?」と訊かれた事を覚えてる。
「うん」と答えた私だが、実は勘違いをしていた。
♪「死ぬまで私をひとりにしない」と あの人が言った。
♪恋の季節よ~ 恋の季節よ
の部分を私は
死ぬまで私をひとりにしておかないと(つまり隔離だ)
あの人が言ったように恋の季節になってしまうわよ
という意味にとっていたのだ。

おそるべしガキ。

その3 子守唄。五木 と 竹田。
だがどちらも演奏に慣れず断念。

そのうちに疲れてどうでもよくなった。
娘とはりあっていた頃が夢のようである。
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土日と娘、バイト。
方向音痴、交通機関音痴の娘にはいい勉強になるだろうと
思いつつ
自分の時の大変だったことばかり思い出され、心配になる。

なんの事はない。

「いい人ばっか! 皆優しいの!」

だそうで。

安堵した直後に
「若い者を甘やかしてはいかん!」と思った。
娘は「こんなんでお金貰えるなら楽でいいわ」とか抜かし
そりゃ脚は痛いし結構忙しかったようだが
それでも苦労らしい苦労はしていない。
こんなんで稼いでいたら世間を舐めてしまう。
結果就職後の厳しさに耐えられなくなる。

若い人の離職率が高いのは
大学生に対する世間の甘さがあるんじゃないだろうか?

まあ暫く様子を見るとしよう。


日曜日。実家へ。
薬の説明をしようとしたら「飲んでない」と言う。
「なんで?」
「いつもの場所にない」
「お父さんに言えば取ってくれるし ほら ここにあるでしょう。
いつもの場所じゃなくてもベッド周りにしか置くわけないし」
それでも言い訳をするから
「あんたの仕事は薬をちゃんと飲むことだけなんだから
それくらいしっかりやってよね。
腎臓が悪化したらどうするの? 大変だよ?
少しでも迷惑かけまいという気持ちはないの?」と声を荒げてしまう。
すると
「頭がぼーっとして何も分からん」と逃げる。

面倒になるとすぐこれだ。
都合が悪くなると「分からん」「覚えていない」である。
(まるでどこぞの政治家だ)
「そんなに何も覚えていられないなら お金の事も忘れたらいい。
銭勘定だけはしっかりやっておいて 他の面倒事から逃げるのはずるい」
そう言ったら父が傍に来て
「そのとおりだ」と言った。

生活費その他全部父の負担である。
母の年金は母の通帳に貯まっていくばかりで
私が時々記帳がてら50万ずつ降ろしてくるのだが
父に渡すのはごくごく一部らしい。
(残りの現金は一体どこに隠してあるのだろう? 寝たきりなのに?)

父の稼ぎで父名義で預金したものも
一度母の手を通ったものは全て母のもの。
郵便局や銀行の営業にいい顔して全員の名義で通帳作って
あっちこっちに預金してあるが
それも全部母のもの。

別に自分が貯めたものじゃないからどうでもいいし
限度額までこちらで貯金するわけじゃないから
名義を貸すのも構わない とずっと思っていたけど
段々腹が立ってきた。

父がよく「絵に描いたもち」と言っていたが
まさにそのとおりだ。
お金は使ってこそ、あるいはそこにあると認識してこそ価値がある。

ぶっちゃけ母が死んだら
私たち名義のものは勿論、母名義のものも私たちのものになるんだけど
その時には恐らく感謝なんかされないと思うよ?
だったら今のうちに自分達のために使うか
孫に投資して喜んでもらうかした方がいいと思うんだが。

娘同様孫娘でも娘盛りに着飾らせるのは癪に障るんかしら?

「自力で管理できる程度に体力や能力を維持しろ!
そうでないのなら全部放棄しろ」と言いたい。
何もせずごろごろ寝て、面倒な事は全部押し付けて
財布の紐だけしっかり握っているのはずるいと思うの。

あああ くそ ヘロヘロだよ。
順番に書こう。

10日。国公立の合格発表。
合格発表ならず不合格発表となってしまった。
落ち込む娘を放ってもおけず、
バイトの面接場所の下見の後、ドームイオンから名駅へ。
交通費節減・かつ消費カロリー増加のため自転車移動である。
探すは、入学式のスーツとそれにあわせるブラウス。靴・鞄。
普段使いの靴、服、などなど。
お目当てのブラウスは「一点しか仕入れておりません」で既になく
下見しておいたスーツはスカートがなんともならず
結局戦利品はカチューシャ三個。と私の靴。

11日。娘を面接場所まで送った後(自転車で…)買物して帰宅。
昼食後、介護保険の更新手続きの件で実家へ(自転車で川越えだよ)。
書類の不明な点を実家からケアマネに確認する。
したらば。
「あの書類はもうこちらで出しました。お母さまにはそのようにお伝えしましたが
娘さんにもご連絡すべきでしたね。申し訳ありません」
いえいえ。ケアマネさんに非はありません。
私に頼んでおいて報告しない母親に腹を立てつつ電話を切ろうとしたら
「それと 整形外科の看護婦さんからお聞きしたそうで
身体障害者の申請をなさりたいとの事ですが」と続ける。
その話は前にも母から聞いたが、父親は嫌がった。
いろいろ支援があるようなのだが、切羽詰っているわけでもなし。
自力でタクシーや施設を使えるわけでもなし。
父が反対するのを無理に申請する必然はどこにもない。
それを。
どうして父親や私の頭越しにやろうとするかな。
自分じゃ何も出来ないくせに。

その日の朝、転んだらしいのだが
上記の二件で頭に来ていた私はそのまま帰った。
帰宅してゲームを出して遊ぼうとしたところに娘が美容院から
(またしてもパーマのかけなおしである)戻り
「スーツを見に行くんじゃないの?」と言う。
もそもそと仕度し、出掛ける。前に試着したやつで落ち着く。
紳士服専門店で購入。その後家具店に回りタンスも購入。
そこから更にSCに行き、エプロンとハンカチを購入。
帰宅し慌てて夕食の準備にとりかかったら 実家から電話。
「転んで打ったところが痛くて動けん。明日朝一番で来て欲しい」

骨折か? 入院?
転院を検討しようという矢先だが、でも頼めるのはこれまでの整形外科だろう。
となると介護保険の書類も書き直さなくてはならないのではないか。
その前に診察を受ける手筈はどうしよう。
動けないなら救急車? 緊急じゃないから民間? でも骨折患者にまで対応できるのか?
そもそもがごろごろごろごろ寝てばかりいるから筋肉が落ちて体重が支えられなくなるんだろ。
骨が弱って折れやすくなるんだろ。
私の言うこともきかんとごろごろ寝てばかりいて
何かあったら全部私がきりもりする事になるんじゃないか むかつくぞ!
などと考えて苛々一晩を過ごす。

12日。娘を連れて自転車で実家へ。
骨は折れていないようだった。
だが構って欲しい母は「押さえると頭が痛い」と訴える。
「吐き気とかめまいとかないのなら それはたんこぶ」
娘が「どう? 病院は行かなくていい?」と声をかけたら
「K子がいきたくないと言うから行けない」と答えたとか。

常日頃病院の待合室で「なんで来ないといかんかったの」と言うから
通院の回数を減らしたら病院が恋しいらしい。

昼前一度帰宅して仕度し直して栄へ(自転車で)。
ラシック→松坂屋→地下街と回り、収穫なくそれからmozoへ。
名古屋住民にしか分かって貰えないが、これは相当な距離である。
だが行った甲斐あって
mozoのシャツ専門店でブラウスを見つける。
これであとは靴と鞄だ。
靴は一応一足アロウで見つけてあるから
それか就活フェアのパンプスかで決まるだろう。

「買った品の総額より(スーツは除く)
買物の際に外食した費用の方が高くなるんじゃないか」

帰宅したら6時である。さすがに疲れて脚が痛い。

そして本日、娘、初!バイト。
さてさてどうなる事やら。

やっとこさ娘が出て行った。
午前中の待合わせかと思ったら午後だった。

ペルソナ二周目。

始めると邪魔が入る。ちっとも進まん。
今度は家庭教師のバイトをやりたいと思っております。
クリスマスを誰と過ごそうかと考えております。

うだうだゲームをやってパソ打って
天気がよければ自転車でふらふら と暫くのんびり過ごせると思っていたのに。

大抵の厄介事は実家方面からやってくる。
そうでなければ娘が震源地だったりするが。
上の女も下の女も本当に鬱陶しい。

娘のパーマがかかりにくいのは性格が強情なせいだ。
娘は「ならなんでお母さんはかかるのよ」と言うが
私は素直だ。

ああ なんか いい事ないかなあ…
って娘の合格通知がいいことなんだろうが
既に私はどうでもよくなっている。
(公立と私立じゃ費用が全然違うからどうでもよくないんだが)
当人は意外と気にしているようだけど。

半年 或いは三年の勉強の成果がひとつの結果になってしまう。
でも頑張った結果がそれなら、それがその人の運命なんじゃないかと
他人事だからなのか思える。

そうでなければ受験なんかやってられないんじゃないかしら。

娘のスーツを見に行く。

これまでに名駅で一軒、近所の紳士服専門店で一軒
候補を見つけてある。
無難な範囲で決めるとなると
値段なり素材なりで「これ」という決め手が要る。
娘は一番最初に見た裏地の可愛いのがいいと言っている。

あれにデパートで見たブラウスを合わせるのもいいかも。

後は靴と鞄。
靴までリクルート仕様にしなくても
黒の可愛いパンプスでいいような気がする。
鞄はどうかなあ…

ほかに洋服ダンス、カーテン、シーツがほしいと言っている。
お金はないけど
娘が今使っているタンスは私のおふる。
それも40年前の。
化粧板がぼろぼろ剥がれてきて危ない。
粗大ごみ置き場のものの方がよほどにきれい。

それも今日見てきたけど、まだ決まらない。

その後ショッピングで娘は柄入りのレギンス、
私は娘も着るというのでプルオーバー(でいいのかな?)。
金曜日にもそれぞれスカートを買ってる。
娘とのショッピングは久しぶりで
欲しいものはない筈なのに ついつられて買っちゃうなあ…

この購買意欲が落ちる前にスーツを買わないと
面倒になってしまう。
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