木の洞にひとりごと
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つむじ である。
息子にはつむじが三個ある。 二個あると蔵が建つというが三個だとどうなるんだ。 しかも息子は左利きである。 こうなるともう「天才」じゃないか。 だが息子は「普通」が好きである。 順位も真ん中であれば安心している。 ま ただの怠慢なアホというか。 小学校入学のあたりまではまだ期待があった。 数字に強く、6歳にして1600+500×3を即座に暗算し (分かる人には分かる。遊戯王DMのプレステゲームである) 8000-(2850+500)を娘の筆算より早く暗算し、しかも正解(娘は×)。 (これも分かる人には分かる。遊戯王のカードゲームである) 娘の時には散々苦労させられた「時計」も難なくクリア。 知らない間にクリア。九九もそう。 そこそこ見込みあると思うのだが いかんせん欲も根性も資質のうちで、息子にはそれが欠落している。 高校から「進路別選択の説明会」のお知らせが来た。 なぜか父兄同席で催される。 …行かなきゃいかんのか? PR
某ダムの話。
マニフェストが絶対でも正解でもない。 「必要だから」とその必要性を説いた上で 住民の理解と合意を求めれば 反発も少なかったと思う。 他の公約にしても、その必要性を議論せず ただ「マニフェストで謳ったから」と強引に実行されても それじゃあただの独裁だろうに。 ダムの反発に対しての批判が殺到してるって じゃあ あんたがその住民だったらどう思うね? 必要かどうかじゃない。やるかやらないかじゃない。 まず納得させてくれ 悲憤を認めてくれって思わないかね。 ダムが本当に要るのかどうかなんて私は知らない。 でもだからといって「マニフェスト」の一言で片付けて欲しくはない。 伊勢湾台風から50年だそうで。 さすがに私は経験していないが 防災センターでモニターを見た。 当時の民家の一室で、立体映像用の眼鏡をして スクリーンを見るわけだ。 そこの住人の会話がスピーカーから流れる。 「台風の日の会話」が続く。 退屈しつつ、所詮子供向けのだからなあと思っていたら いきなりのバッドエンド。 流木が窓を突き破って飛び込んできたのだ。 …3D眼鏡はそのためのものだった。 うへえ… つまりあの家族は助からなかったという事だよな まさかの結末に鬱々と部屋を出る。 遊びに来たのに愉しい気分が吹っ飛んでしまった。 あんなん子供に見せていいのか。 いや見せるべきなのか。 にしても後味悪いったら。覚悟できてなかったし。 何年か前、まだ子供たちが小学生の時だった。 先日ふと思い出し、その話をし「衝撃的だったよね」と言ったら 「はあ? 全然? ちゃっちかったよ」だと。
一年生全員参加の試合だと思っていたら
各校15人までしか登録出来ないんだそうで 一年生はランキング戦上位3名のみ出場なんだと。 息子は二位。 これはたいした事だと思うんだが 彼は娘ほどアピールしないので軽くスルーされていた。 部員数とレギュラーを単純比較するなら 娘より息子の方が頑張った事になるのにね。 ユニフォームの短パンは白である。 高いわ白だわで洗濯に気を使う。 「弱水流」「ネット使用」の指示に従うと汚れなんて落ちない。 部分的に手でごしごし洗ってから洗濯機。 座ってお尻の部分が汚れるのは当然だが ボールを出し入れするのでポケットのところも結構汚ない。 「シングルスの時よりダブルスの時のほうが汚れが少ないんだけど ダブルスん時ってボールをポケットに入れないの?」と訊いたら 「ダブルスの試合は芝生だったからだ」と言った。 そうか。そういうもんか。 夕食におでんを出す。 子供たちはおでんが嫌いである。文句たれたれ。 勿論他に息子の好きな豚汁も用意したのだが おでんの匂いだけで嫌な顔をしやがる。 「あんたたちも年をとると分かる」と言ったら いきなり「そうか 海馬は若いからおでんが嫌いなのか」と言う。 なんでそこで海馬くんが出てくるかなと思いつつ 「海馬くんは育ちがいいから 庶民の食べ物が駄目なの」と私。 「いやあ? そんなによくないだろ」(註 一時期施設にいた) 「生まれがいいの!」 「ってかさ 海馬の嫌いなモノ食べてていいの? 愛がないね」 「んじゃ 何かね。おでんを食べんかったら 海馬くんとかけおちできるんかね」 「…いや どうやったら出来るんか こっちが訊きたい」 「おでんか海馬くんか選べってんなら 一生おでんなんか食べんでも平気だわ」 「ところで誕生日ってもう過ぎたっけ?」 「10月25日」 「え? 大野くんと近いんちゃう」と息子。知らん。 「ちなみに私は獏良と一日違い」 「俺 まつじゅんと同じ」 「ええええ そうなの?」 「そうなんだわ」と娘。 その娘に。「あんたは きんさんぎんさんと同じだもんねえ…」 やまなしおちなしいみなし これがホントのやおいだね。
月曜日 墓参りに行こうと旦那と出かけたところに
試合に行っている息子から電話。 友達が自転車の鍵をなくした。 んならその友達の親に電話すればいいだろ! 仕事? では途中で届けてやるから母親に合鍵を用意するよう連絡しろ。 合鍵がない? んなら鍵を壊せ! 出来ない? 近くのSCに自転車屋があるだろ! …結局墓参りを済ませた後、そのSCで待ち合わせ 旦那とその子で会場まで車で自転車を取りにいき私は息子と残る。 墓参りだけのつもりだったから化粧もせず財布も忘れた。 息子の傘だけ買う。 自転車を担いで戻った二人と自転車屋で待ち合わせる。 「そんなうっかり男なら ナンバーキーにしろ!」 大体が本当はその友人とは試合会場が違うので別行動の予定だったんだ。 それが会場が近いからと一緒に自転車で向った。 地下鉄で行っていれば問題はなかったんだ。 いちいちおてて繋いでいかなくてよろしい。ったく。 火曜日。息子試合。↑の友人とダブルス。 「俺たち仲いいもん」と臆面もなく言う息子。 現在書いてるBLの片方がテニス部員。高校2年生。 息子をもつと801が出来なくなるというが嘘ばっかだ。 それでも暫く息子の年齢以下の攻めが書けなかったが 先日うっかり書いていた。おいしい年齢になったねえ。 じゃなくて。 娘が眼鏡を直したいと言うのでSCへ。目的はそれだけじゃないだろ。 昼食後ショッピング。 鞄を衝動買い。本当はブーツが欲しいのに。 半袖Tシャツ二枚で1500円。Mサイズで買えると楽だな。 水曜日。4人揃う。焼肉。 娘の携帯に「食べ放題2000円」のメールが来ていたので その店に行ったのだが、着席後に夜だけと判明。 仕方なくランチと単品追加。 食べ放題モードで出かけたので喰い足りない。 帰りの車の中で旦那が私に「カラオケ行こう」と言う。 最近子供たちがつきあってくれないので行けないのだ。 この年齢の夫婦がふたりで行くのも不毛だが 前日の映画もその前のボーリングも全部断っているから 「いいけど」と答える。 ああ。疲れた。
義母が北海道に行った。
向こうで頼んできたカニが届くからと電話があった。 旦那が取りに行く。 幸いな事に実家から貰ってきた御園座のチケットが手元にあった。 顔見世興行の招待券みたいなの。 義母に訊いたら行きたいと言うので持って行く。 カニが大好きな息子はそわそわと待っている。 娘は夜10時まで戻らない予定だ。 「勇気があるなら全部喰ってもいいぞ」 「あるわけないじゃん…」 私は食べない。 面倒。 食べられないほど嫌いじゃないけど好きでもない。 泣きそうなほど好きな人間が家に三人もいるのに食べる必要がない。 頬張って「甘いー」とか「うまいー」と悶絶しているのを 動物園みたく傍観している方が愉しい。 床に転がっていたら旦那が「ほれほれ」と身のかたまりを持ってくる。 だから要らないんだってば。おいしいとは思わないんだもの。 旦那にしてみれば こんなにおいしいものが食べたくない筈がない 遠慮しているんだとか味を知らないだけだとか思ってるんだろうが 一口食べてみたけど別になんとも感じない。 後から娘にその話をしたら「こんなおいしいものを人にやる気が知れん」だと。 カニといえば思い出す。 娘がまだ二歳か三歳くらいの時のこと。 近所の人に毛がにを貰った。 娘を寝つかせてから旦那が食べ始めた。 一度寝たら起きる事のなかった娘がなぜか寝室から出てくる。 私は慌てて敷いていた新聞紙でカニの殻を包み 旦那はアメフトの選手のように娘を抱え上げ寝室へ走る。 殻の様子から大方食べ終わっていると判断した私は そのままゴミ箱に持っていった。 娘をねつかせ出て来た旦那はそれを聞いて怒り狂った。 「まだ身が残っていた!」 そんな風に激昂する旦那を私は見た事がない。 |
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