木の洞にひとりごと
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川越して買物。
1階から4階まで見て回って、結局髪ゴム一個。 1200円が半額。 手袋欲しいのに。 帰りにスーパーに寄る。 刺身用鯨肉を見つける。短冊は高いが切り落としは安かった。 竜田揚げにしようと思って購入。 くじらの肉の竜田揚げは昔の給食で食べた。懐かしい味である。 当時くじらは安かったのだ。 一応刺身用とあるからこのままでも食べられるのだろう。 夕食の時旦那にどうするか訊いたら食べると言う。 わさびかなあ しょうが醤油かなと言っていたら、 隣室で勉強していた娘が呼んでもいないのに出てきた。 私は竜田揚げしか知らないので生はキモチワルイ。 だが娘は何でも試す。箸をもってきて一切れ食べた。 切り落としの中でもわりといい部位をとったのか、「もうひとつ」と言う。 だが二切れ目を食べている間に「気持ち悪くなってきた」と言った。 旦那の味噌汁で口直しをして部屋に戻っていった。 残りは今日竜田揚げにする。 しかし本日のメインディッシュはそれじゃない。 チキンカレーである。ココナッツミルクを買ってきた。 昨夜も息子は英語の予習をやった。 まずは続けること だが 父親に頼りすぎじゃないかと気になる。
三年に一度というが、これが初めてである。
電気点検もあったっけ。 建物が築何年という規定なのか、新しく出来た制度なのか。 午後一時から三時の間という事だったので 早目に昼食を済ませて台所を片付け洗濯物を片付け (給湯器のチェックもするとなるとベランダにも出るだろうから 下着とか干しとくわけにいかんだろ) 掃除機もかけて「うし 完璧」と思ったところに 娘がパンをぶら下げて帰ってくる。 点検の事は言ってある。まだ10分あるからその間に食べるつもりなのか。 おもむろにテレビをつけ、パンを取り出し、食べ始める。 一時からといっても一番でなければすぐには来ないと思ったが、 どうやら午後最初だったらしい。インターフォンが鳴る。 娘を振り返ると平然と食べている。 私なら残りを口に押し込んで自分の部屋に駆け込むけどな。 息子でもおそらくそうしたと思うぞ。 作業員の人が入ってきても話し出しても、娘は悠然とテレビを見てパンを食べていた。 またよく喋る作業員さんで、専門的な事はもちろんお天気話題まで振りまき、 台所の元栓、置いてあったガスヒーターの点検、給湯器の設置場所の確認、 を済ませて玄関で書類を書きながら喋り続け、帰っていった。 何軒も回らなきゃいけないのに最後までもつのかしら? 12月に息子に「英語の予習だけはやりなさい」と言った。 前もって訳したのとそうでないのとでは全然理解が違うし、 何より自分で文章を整えるという作業は国語能力の向上にも繋がる。 「他に何も要求してないでしょう それくらいは聞いてよ」 だが息子は頑として「やる」とは言わなかった。 三学期の授業も始まっている。 週末まで待って英語の授業がどうなっているか訊いてやろうと 思っていたら、昨夜「コピーして」と教科書を差し出した。 私が腕を掴んだら「やるから!」と言った。 私も横で教科書を捲る。簡単そうで難しいな。 どうにも意味が通じない一文にぶつかって二人で悶々としていたら 旦那が「それは熟語だ」と言った。辞書を見直したら用法が載っていた。 それならすんなりと訳せる。 おお。さすが 英文科卒。 眠い目をこすりながら、とりあえず一日分だけ訳していった。 どうか続きますように。
昼食後自転車でドームイオンへ。
夏に購入した一階の店の前を通りかかったら 「今日から全品5割引!」との声。 おお。私は運がいい。 ざっと見てスカートとTシャツあたりが適当かと思うが とりあえず他の店も覗いてからにしようと出る。 途中二階の店で3000円の綿素材のカーディガンを半額で購入。 靴屋で靴を試着するものの買わず。 11600円の財布に未練を残しつつ 最初に店に戻る。と。 「タイムサービス! 更に2割引!」 つまりは半額以下! これはもう買うっきゃないでしょう。 4900円と1900円購入で2800円弱。 とてもいい気分だったのでパンを買って帰る。 夕方少しバタついたが、収穫あったから疲れは感じない。 6時半にあわせて娘の夕食を用意したのに「7時過ぎる」と電話があったけど その時点では仕上げを遅らせるだけだもんねと機嫌よく許してやる。 しかし、である。 息子の夕食が終ろうという頃に帰宅した娘は ぱーこでの買物を広げ、「可愛いでしょう」と自慢する。 「いや あんたと感覚開くばっかだから」 「なんでー これ絶対可愛いって」 息子が横から「いくら」と訊く。 「安いよー 3900円」 息子と私、同時に言葉にならない声をあげる。 「俺のジャケット幾らだと思ってるんだ」 「私なんか二枚で2800円だぞ!」 ベストよりも更に面積の狭い、なんていうか知らんけど、そういうデザインの。 こんなあってもなくてもどうでもいい服に3900円。 それも「ちょっと高かったけど すごく気に入ったから」とか言えば可愛いが 何が安いだ。ちょっとちょーしこーこーじゃないか。 他の買物を並べ出すので「先にご飯」と促した。 洗い物を始めたら 「まずい」と娘。 「私 前に食べたけど?」 「ゲロまずい。吐きそうにまずい」 (確かにレトルト利用だが。そこまで言うか?) 息子はおこげであった。だが以前に娘はおこげは食べないと抜かした。 太り気味でもあったから別メニューにしてやったのに。 大体がこいつはこういう波がある。 少し自分の世界が広がると、ひとりで育ったような顔をして ひとりで何でも出来るような気になってるかのような振る舞いをする。 以前その頂点の時に靭帯を切った。 「結局世話になるんじゃないか」と諭し、暫く大人しかった。 受験勉強のさなかも、えらそうな口を聞いた。 (私は受験を経験してないし 旦那も受験こそしたが私大である。 国公立を目指す自分はいかにも偉いと口走った) そして失敗した。 私学の費用は厳しいが、それでも心のどこかで「よかった」と私は思ったね。 ざまあみろとは違うぞ。挫折を味あわせておかないと際限なく天狗になる。 それも喉元過ぎたようだ。 今度何かあっても知らんからな。 海外研修(必修である)の支度も私は手伝わんからな! あああ! 折角前に行った時迷ったスカート (その時はまだ4割引だった)を安く買えてるんるん気分だったのに! 迷った11600円の財布買っとけばよかったああ! (いや 無理だろう……) って成人の日。15日のままの方がよかったなあ。 |
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