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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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ケアマネさんだけじゃなくて
産休から復帰のケアマネさん・ヘルパーさん・ショート担当員さん。
とレンタル業者の人が来た。
レンタル業者さんがいるならと
「ベッド用の移動できるテーブルを借りたらどう?」と母に切り出した。
枕元にごちゃごちゃ並べてあるものをその上に置いて
ベッドをあげてテーブルで昼食を食べたりお茶を飲んだりしたら。
だが母は居並ぶスタッフたちに向って
「そんなもの置いたら ますます動かなくなってしまうじゃないの」と言った。

ちょっと待て。ますますって あんた動いてないじゃん。
夕食こそ食卓で食べているらしいが
それ以外はベッドで寝転がったまま食べたりテレビを見たりしてる。
それをあたかも
「食事は車椅子に座って食卓で」と言わんばかりに。

(じゃあ枕元のおやつは何だよ。薬呑みはなんだよ)
よくもまあ しゃあしゃあと嘘が言えるもんだ。

いや。嘘を言っているという自覚はないんだ。
母の場合、口から出た瞬間に全てが事実になる。

病気だ。そうか。病気なのか。
ボケじゃない。昔からそうだったと腹が立つが
そうか 昔っから『病気』だったのか。

思いっきり憐れんで終わりにするしかないのか。

そしてこれも『病気』なのか。
私がお金を勝手に使い込んでいるという妄想。
「疑われるようなことをするあんたが悪い」
「私がいつそんなことを」
先日私が勝手に100万おろしたという通帳。
やはり母が引出しから取ってきたようで枕もとにあった。
見れば三年前に126万引き出してある。
「それまでもちょこちょこおろして使ってたんでしょ」と母が言う。
確かに定期的に記帳されているが
「こんな半端な金額 毎回同じ額を律儀に引き出す馬鹿はいない。
これはきっと保険料か何か」
と言い掛けて思い出した。
「ああ! そうだこの100万 保険料の一括払いだ!
一緒に郵便局行って手続きしてきたじゃない。
それまでの月払いをやめて残額を全部納めてくるって!」

疑うところから始めるから
白いものも黒く見えるんだ。

もういいか… どうでも。

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ひつまぶしとひまつぶしを読み間違えた事は誰だってあるだろう。
♪まーなこつぶれば なつかしい を
♪なまこつぶせば と読んだ人はまあいないだろうけど。
(大体が読む機会がない)

本箱から「真夜中の相棒」を引っ張り出してきて読む。
うおお。こんな切ない話だったっけ。

迷っていたけど「青の魔祓師」買ってしまう。1巻だけね。まず。
兄弟モノ に弱い。

ペルソナ2巡目。
お金を払ってペルソナを借り出してくる事を覚えてから
レベル上げが愉しくて結構やってる。
でもまだ90パーセントいかない。

ひまつぶしと書いたけれど
ひまつぶしこそが私の人生で。
私は退屈することが殆どない。
ぼーっとしているうちに何時間か過ぎる事だってある。
至福の時である。

愚痴。カテゴリがプレ介護の時は大抵ってか絶対愚痴。
もともとここは愚痴用に借りたブログだもんねっ!
…ならサイトにくっつけるな なんだが。

そのサイト用の原稿にとりかかるために
今進行中のブログ小説を早く書き上げなきゃと
下書きページを開いたところで電話が鳴った。
実家の父から。
明日ケアマネさんが来るから同席してくれと。

これまでも何度か同席したことはある。
以前にはヘルパーさんの訪問時刻の件で
母の一日をきちんと始めるために出来るだけ早く来て欲しいと
それは勿論両親とも事前に話して決めた上で
段取りを交渉した。
だが次に同席した時に、両親はその時間は不便だと苦情を言った。
当然むこうは「いや そちらの希望で」と言う。
私が説明してもケアマネは不愉快そうに頷くだけで
その場にいた男性職員さんは「その意図は分かります」とフォローしてくれたが
結局私が勝手に決めたことになってしまった。
先日もわざわざ行ったらば、
いる意味がないような扱いを受けた。

今回もし行くのなら
現在月二回になっているショートスティを
一週おきの扱いにして欲しいと言いたい。
(5週目に日曜日があると二週間あいてしまうのだ。これが結構きつい)
だが
父だってそうしたいくせに
ケアマネが即答しなかったら
きっと横から「いいです いいです。適当で」とか言っちゃうんだろう。
そしてまた私が余計な事を言ったようになるんだろ。

正直もう母親のためになーんにもしたくない気分なのだ。
病院の事だって少しでも両親の負担を減らそうとあれこれ考えて
でも何をやってもどれだけやっても空回りになるばかりで
だったらなーんにもやらずにいた方がいいんじゃないかと思えてくる。

お金があるのは不幸だ。
感謝を報酬に換算して、それで清算しようとする。
誰かに何かをして貰っても「お金を払える」というだけで
純粋な感謝を抱く事がない。

数年前の水害の時、実家は泥水に浸かって悲惨な状態になった。
あまりの悪臭に「これは他人に頼めない」と思った。
何をどうしていいかも分からずにいたら、玄関で声がする。
同じマンションのふたりが「勝手に来ちゃった」と立っていた。
「どうせ頼めないだろうって。邪魔なら帰ればいいし」
とっさに返事も出来ない私の横を通り抜け、
「まず家具を外に出すんだって。水で流して」と作業を始める。
デッキブラシも消毒薬もないと知ると、ひとりが買いに走った。

それは紛れもない善意だと思う。

価値観もシュミも彼女らとは合わない。
彼女らの常識に腹を立てた事だってある。
でも、あの時のあの言葉と行動だけは善意でしかないと思える。

それすらも私の母は踏み躙る。
何かものを探すたび「水害の時に捨てられた」と言う。
そうじゃない場合が多いのだが、確かにあれやこれや捨てた。
捨てるしかなかった。選んでいる時間なんてないのだ。
床上1メートルの泥水の浸水だ。どういう状況か。

「あの時に素早く処置したから 床も腐らなかったんだ」
現に同じ工法の家の人が実家を見に来て
「どうしてこんなにきれいなんだ」と驚いた。
すぐに家具を運び出し、水を流してデッキブラシで擦って
天気が崩れる前にと乾かしたから、家は助かった。

「せきすいは1000万かかると言ったよ」と言ったら
父は「その浮いた金だって いつかはお前のものになるんだ」と言った。

「あの子たちが来てくれなかったら何も出来なかった」と言ったら
母は「ただでじゃない。ちゃんとお礼はした」と言った。

なんかもう。何をどう言えばいいのか分からない。
「お礼 目当てで出来る事じゃない…」

彼女らが他人だからではないだろう。
それが私でも旦那でも孫達でも
両親は与える飴を持っているつもりでいるんだ。
水害でも骨折でも、その時にはただ一生懸命で
親に資産があろうがなかろうが関係ないと思う。
そりゃ支払いの心配をしなくてもいいだけ楽ではあるけれど。

…うん。そうだね。
親にかかる費用の心配が要らないというだけでも
本当は幸せなんだよね。

だけど。だから「当然」って親からも周囲からも思われるのが
なんかね なんか なんだ。

はああ。吐き出してすっきりしたところで原稿…いきますか。
ってギャップがさあ…

♪ろーんぐあごー あんおるそふぁいなうえ~(?)
それは昔。
遊園地でボランティアの女の人に工作を教わる娘。
少し離れた場所でそれを眺める私。
ボランティアさんが娘に訊いた。「あれは誰」
娘は答える。「おかあさん」
その女性は少し間をおいて
「あなたもいつかおかあさんに似てくるから」と言った。

またある日。
息子と一緒にいた男の子が事故に遭った。
その子は救急車で運ばれたようだが、息子はどこにいるのか。
探しに行った私は、通りの向こうに息子と警官を見つけた。
警官が私に訊く。「この子とどういう関係ですか」
どういうって…

さて今朝。
カウンターの上に小さな紙コップを見つけた。
一瞬「?」と思い、もしかして検尿に使うあれか と気づく。
「ったく使用前とはいえ気分悪い んなとこ置くなよ」
その横には私のトーストがあった。
指先でコップをつまみ、電話の横に移動させる。
そしてその手でパンを食べ、家事の続きをした。
暫くして息子がトイレに行こうとしたので
「これ 忘れちゃ駄目じゃん」と声をかけたら
「はあ? もうやったわ」だと。
……
「ふざけんなっ!」
そういう時はとりあえずトイレに置いておいて
どうしたらいいか訊けと叱ったが
息子は私が何を怒っているのか分からないようだった。

娘が「薄い色のカーディガン知らない?」と訊く。
「ベッドの上じゃないの」
娘の服がリビングに脱ぎ散らされているのはよくある事で
私はそれを娘の椅子の上に置いてくる。
娘は椅子に座る前にそれらをベッドに放り投げる。
布団の上に衣類を並べたまま、その下に潜り込んで寝る。
「ないから訊いてるの!」
「ここになかったら そこしかない」と一緒に娘の部屋に行く。
「ほら ないでしょう」と布団を捲りかけ、「あ あった」と娘は言った。
ふざけんなっ 弁当作りで忙しい時に!

そのコーディネートがどうにも決まらなかったのか、娘は着替えた。
「ねえ 黒の上着 知らない?」
「洗った後着てないのならハンガーにかけてある」
「探してもないんだけど」
また一緒に部屋に行く。どこにもない。
「引き出しに入れたんちゃう?」「絶対入れてない」
探したけどやっぱりない。
「引き出ししか考えられない」と再度言ったら
「だから入れないって」と言いながら開けた引出しにそれはあった。

ああああ。この無神経! お前ら絶対私の子供じゃないっ!
 

な 気分である。

4月に介護の認定が更新されるので
その結果を確認してから転院の手続きに入ろうと
「新しい介護保険証が来たら教えてよ」と何度も言っておいた。

昨日「まだ?」と訊いたら「ケアマネに渡した」と言う。
そして探るように「どうして保険証が必要なの」と訊いてくる。
前に説明したし! 別に必要じゃないし! 介護度が知りたいだけ。
大体が届いたらすぐに知らせてくれと念押ししたのに!
怒りを抑えて何度めかの説明を繰り返す。

どうも私が介護保険証で何かやろうとしていると勘繰っていたらしい。
病院の診察券ですら取り込んだ事を咎められた。
介護保険証で一体何が出来るんだろう? 借金か。預金の引出しか。

「知らない間に勝手に引き出されている」と言う。
「どの通帳。いつ。幾ら」
「この前見つかったやつ。100万降ろされてた」
年金手帳を探していたら、旦那名義の郵便局の普通口座が見つかった。
こんなとこにあったじゃんと引き出しごと見せた記憶はあるが
通帳はそのままそこに放り込んで、もともとの探し物に戻った。
確認しようとその引出しを開けたら、ない。
ないと言ったら「知らない」と言う。父に尋ねたが知るわけがない。
大体が取引明細を見るだけの時間なんてなかった筈で、
私は残高すら見た記憶がない。
という事は後から母ひとりでゆっくり眺めたという事である。

台所の手前にある棚の引出しだから、車椅子で前まで行ける。
父のいない時にひとりで取りに行ったとしか考えられない。

トイレも行けない人が、通帳のためなら移動できると。

まあいい。どうでもいい。とにかく今日は病院の話だ。
介護保険証云々の説明も忘れているなら
転院のための紹介状云々も事も忘れているんじゃないかと
再々再度の説明を始めようとしたら
簡易保険の保険証を広げて眺めている。
「お金の事より 病院の方が大事でしょう!」
「あんた お金が要るの?」

きいいいいいっ。
要らないわけがない。だが親にせびるほど困窮しとらんわいっ!
ましてや勝手に親の預金を動かすわけがない。

もうさあ。
実の娘が信用出来ないのなら
通帳全部持って施設のお世話になったら?
施設でならあんたの大好きな「明細」発行してくれるよ?
それこそおむつ何枚、通院介添え何時間ってさ。

昼食を済ませ父と別れた直後から涙がとまらなくなる。
ビールのせいもあるだろうが、どうにもならない。
気晴らしにSCでもぶらつこうかと思っていたけどこれじゃ無理。
哀しいとか悔しいとか、そういう感情じゃなくて
とにかく泣けるんだ。


息子がケーキとワインを買って来た。
そう。母の日だった。
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