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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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な 気分である。

4月に介護の認定が更新されるので
その結果を確認してから転院の手続きに入ろうと
「新しい介護保険証が来たら教えてよ」と何度も言っておいた。

昨日「まだ?」と訊いたら「ケアマネに渡した」と言う。
そして探るように「どうして保険証が必要なの」と訊いてくる。
前に説明したし! 別に必要じゃないし! 介護度が知りたいだけ。
大体が届いたらすぐに知らせてくれと念押ししたのに!
怒りを抑えて何度めかの説明を繰り返す。

どうも私が介護保険証で何かやろうとしていると勘繰っていたらしい。
病院の診察券ですら取り込んだ事を咎められた。
介護保険証で一体何が出来るんだろう? 借金か。預金の引出しか。

「知らない間に勝手に引き出されている」と言う。
「どの通帳。いつ。幾ら」
「この前見つかったやつ。100万降ろされてた」
年金手帳を探していたら、旦那名義の郵便局の普通口座が見つかった。
こんなとこにあったじゃんと引き出しごと見せた記憶はあるが
通帳はそのままそこに放り込んで、もともとの探し物に戻った。
確認しようとその引出しを開けたら、ない。
ないと言ったら「知らない」と言う。父に尋ねたが知るわけがない。
大体が取引明細を見るだけの時間なんてなかった筈で、
私は残高すら見た記憶がない。
という事は後から母ひとりでゆっくり眺めたという事である。

台所の手前にある棚の引出しだから、車椅子で前まで行ける。
父のいない時にひとりで取りに行ったとしか考えられない。

トイレも行けない人が、通帳のためなら移動できると。

まあいい。どうでもいい。とにかく今日は病院の話だ。
介護保険証云々の説明も忘れているなら
転院のための紹介状云々も事も忘れているんじゃないかと
再々再度の説明を始めようとしたら
簡易保険の保険証を広げて眺めている。
「お金の事より 病院の方が大事でしょう!」
「あんた お金が要るの?」

きいいいいいっ。
要らないわけがない。だが親にせびるほど困窮しとらんわいっ!
ましてや勝手に親の預金を動かすわけがない。

もうさあ。
実の娘が信用出来ないのなら
通帳全部持って施設のお世話になったら?
施設でならあんたの大好きな「明細」発行してくれるよ?
それこそおむつ何枚、通院介添え何時間ってさ。

昼食を済ませ父と別れた直後から涙がとまらなくなる。
ビールのせいもあるだろうが、どうにもならない。
気晴らしにSCでもぶらつこうかと思っていたけどこれじゃ無理。
哀しいとか悔しいとか、そういう感情じゃなくて
とにかく泣けるんだ。


息子がケーキとワインを買って来た。
そう。母の日だった。
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