木の洞にひとりごと
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なんでか成人式の話になって振袖をどうするかになった。
「借りるんでしょ」と私。娘が「誰に」。え? 誰に? そういう発想? 「貸衣装屋に決まっとる。ま 私のでもええけど」 「へえ お母さん 振袖持ってるんだ」 息子「高いの?」 「安物。仕立てじゃない」 そう。実は私の振袖は注文流れか何かの「仕立て済み」の品なのだ。 抱き合わせに帯か何かを売るため安く店頭に出ていたのを 母親が見つけ、次の日学校帰りの私を連れて身体に合わせた。 私は友人たちに「振袖見に行くの」と言い、 次の日友人のひとりに「決めてきた? いつ頃出来上がるの?」と訊かれた。 着物のことなど何も知らなかった私は「え もう貰ってきたよ」と答える。 友人は「でも着物って」と言い淀み、すぐに話題を変えた。 彼女は「着物は反物で選んで仕立てて貰う」事を知っていたが 優しかったのでそれ以上は言わなかったんだ。 休学経験のある友人が一年早く成人式を迎えた。 その祝いの席に招かれ、特注の加賀友禅の見事な振袖を拝見した。 …そういう世界なんだ。私学なんだもん。 余談だが、つけさげとか小紋とかは反物で仕立てられてた。 婦人会のつきあいとやらでと言っているが 見得だろ! しかも自分のシュミだし! 着物は選ばな愛着湧かんて。 そのうえ小物があわせてないから着るに着れないんだよ。 そんなお金があったなら振袖くらい選ばせてくれてもよかったんじゃね? ちなみに友人のひとりは貸衣装店を営んでいる。 娘のもそこで借りるつもりだ。 振袖は未婚の間しか着られないんだよと娘に教える。 (あれは『袖を振る』ための着物だから。 『袖を振る』のは求愛というか異性に好意を示す動作である) 「結婚しなかったらずっといいの?」 「いや 若いうちだろ… ってか30までには済ませて欲しいわ」 「でも私仕事を続けたいもん」 大丈夫。公務員の教員は優遇されてる。 「だからさっさと子供産んで 30から仕事に打ち込めばよし」 そこでいきなり息子「そんなの嫌だ!」と叫ぶ。 何もあんたが産むんじゃないでしょう。それとも産むのか? 「俺は貯金してから 子供作る」 ああ! だからか。 前に(日記にも書いたと思うが)家庭科か何かのプリントに 将来設計で「25で結婚 30で第一子」とあった。 なんで結婚から5年もあけるのかなと不思議だったが その5年で貯金するのね。でも貯金は普通結婚の前だろ。 娘がぼそっと「でも私 結婚したくないなあ。ご飯とか作るの面倒だもん」と言った。 きいいい。いつまでも作ってもらえると思うな! 「子供に居心地のいい環境を提供するのは子供を縛る行為である。 間接的虐待である」というのを本で読み 「いい言い訳を貰った!」と思った。 で実践しているんだ。つまり「居心地のいい環境を提供しない」ように。 何かを要求されても「結婚すれば自分の自由になるよ~」とせせら笑う。 息子はそれで夢を膨らませている部分があるが 娘は自由と不自由を天秤に乗せ、不自由に傾くのを見ているらしい。 私は家を出たい一心で結婚した。 子供に結婚させたかったら「出ていきたい家」にしなきゃ。 …とここまで考えて 「違うだろ。この人と家庭を築きたい という相手にめぐり合わなきゃ駄目だろ。 でもってこんな家庭にしたい というお手本にならないかんだろ」と気づいた。 ううううん。どっちが正解なんだろう。 「着物には格があってね 訪問着の上が留袖で これは親戚の結婚式くらい」 「んじゃ あんまり着る機会ないんじゃないの」 「うん。私の新品で置いてあるから 持っていってね。もう着ないもん」 「てか こいつ」と息子を指差し、「の結婚式とかあるじゃん」と言う。 どしぇええええ 忘れていた。 海外で式挙げてくれたまえ。 高校受験が終って子育て終了!と両手を上げたが 親の責任はまだまだかなあ… PR
電子レンジを買ってからというもの
その便利さに溺れ、お弁当のおかずは冷食に頼りっぱ。 食費削減の中で、もしかしてこれがいかんかと気づく。 まあ包装資材から考えても割高になるに決まってるし 資源問題の視点からも無駄はレジ袋の比じゃないだろとは前から思っていた。 勿論全くなしというわけにもいかない。 でも比率を変える事は出来る筈。 シュウマイもしくはギョウザの皮を活用。 何でもいいんだ。冷蔵庫の中身を包んで焼く。 豚肉の端切れ+ピーマンの細切れ+チーズ ピーマン嫌いの息子もこれには騙されているようである。 タコの端っこ+キムチ じゃがいも+たらこ エビそのまんま など。味が足りない時はチーズですよ チーズ。 先日「すごいこと」で登場のNちゃん。 昼食の時に娘を呼び(グループが違う)「おにぎり要らん?」と訊く。 「サラダでおなかふくれちゃってさ」だと。 見たらちっちゃなお弁当箱にサラダ、それとおにぎりのお昼。 「なんじゃ そりゃ!」 そんなんなら食費は我が家の三分の一で済むよなあ… 同じ予算なら三倍…いやもっとだ…の値段のお肉が食べられるんだ。 いいけどさ。別に。 でも昨日は奮発して150円の豚バラスライス買っちゃったよ。 ちょっとアメリカ産は控えようかと思ったのさ。 同じ産地、同じ部位ばかり食べ続けるのはリスクが高いかなと。 昨夜の夕食。 前に作って意外と好評だった。 豚バラ肉で下茹でした大根を巻いて焼いてから 鍋に入れて砂糖としょうゆをかけ、出し汁を少量入れて煮る。 大根の煮物が嫌いな息子も、豚肉が嫌いな旦那も両方OKだった。 しっかり味がついているからお弁当にもいいんじゃないと思ったが ひとつも残らなかった… 念のために言っておくけど他におさしみと明太子も出したよ。 今日は実家に行く予定だったが 朝の電話で「どっちでもいい」と言われたんで やめた。 もともと行きたくない上にこの暑さだもん。 「助かる」と言われたら頑張れるけど「どっちでも」じゃ行きたくねえよ。 大根なます作ったけどさ。 母親の顔見るのも嫌で声を聞くのも嫌で この先どうしたらいいんだろうと それが今一番の気掛かり。 一度一線を越えちゃうと修復不可能になるんだよね。 昨日スーパーで「トイレどこですかね」と訊かれて 一階のは知らなかったから矢印探して曲がる場所を確かめて 「真っ直ぐで あのガラスケースを曲がって 正面です」って教えたら すごく感謝された。 喜んでもらえるのって嬉しいよね。 喜んでくれるなら一生懸命やってあげたいよね。 自分の満足のためにやるんだって割り切ってみても 「何か目当て」って思われるのだけは嫌だよ。 それも自分の親にさ…
夜娘は自室で勉強。
だから息子とふたりでテレビを見る。 旅行番組を見ながら。 「安いなあ。お母さん ふたりで行こうか」 ありえないと分かっていて言うんだろうが 万が一にでも私がうんと言ったら行くんか?(私は嫌です) グルメ番組を見ながら 「平日ランチなら安いよね 行きたいね」 これは見込みありで言っているんだろうが 行きたいんか?(これはまあ私もいいんだが) そうか。夏休みだった。 こいつは長期休暇になるとバブちゃんモードに戻るんだ。 学期中は「男」を維持できるんだが(うーん 完璧じゃないが) 休みも中ごろを過ぎると赤ちゃんがえりするんだな。 小学校の頃なんてもっと顕著で面白かったよ。 んでもあの頃と違って部活で殆ど毎日学校行っているし そうでなくても友達とテニスしたりして遊んでる。 それでもやっぱり「夏休み」なのかな。 しかし中身がいくらそうでも外見は着実に成長していて 先日の靴のサイズもそうだけど 「脚が痛いからマッサージしてよ」と言われて掴んだ太腿が 記憶にあるよりずっと太くて「げえええ」と叫んでいた。 「嫌だ。こんなぶっといの。何これ 筋肉? 筋肉ついちゃったの?」 平均より細いと思うが、昔はもっと細かった。 どんだけ野球部で頑張っても筋肉はつかなかったのに。 通学の自転車のせいだろうか。 年齢のせいだろうか。 心なし脚の毛も太くなったような。 自分から「耳掻きして」と言ってくる。 頭は重いわ頭蓋骨は固いは耳の孔も大きくなって面白くも何ともない。 でも嬉しそうに膝に頭を乗せてくるのを拒めない。 これも夏休みだからだろうか。
実家に行き、帰りにケーキ屋に寄る。
ホールにしようか迷ってやめる。 娘はふたつ他はひとつずつ計5個購入。旦那払い。 戻って娘だけおろして近くのSCへ。 息子の通学用の靴を探すが、見つからず。 私がいいと思っても息子は「びみょー」と言う。 夕方出直す。 最初に行ったSCで一足あったのだが「26.5は取り寄せになります」だった。 息子は面倒だと言う。それほど気に入ったわけでもないのだろう。 他のSCに回る。 前日に娘に5000円のリュックを買ったので なんとなく予算を引き上げていたのだが ちっとも決まらないので「もう値段で決めろ! 安いのでええ」と 積んであった商品を指差す。 そのうちの茶色が気に入ったらしい。 店員さんがサイズを探してくれたが、ない。 「27をお試しになったら」と言うから履かせてみた。 したらば。「きついんじゃないですか?」 はああ? 27.5を持って来てくれた。 いつの間に… そういえばいつだったかも靴を買いに行ったら 店員さんがサイズを測るボードを出して来てくれて 私らが思い込んでいたより1か1.5上が適当だと言った。 こいつはいきなり足がでかくなるのか? まだ育つのか? 「これでいいです。これ ください」と言ったら 「紐靴はいかがですか」と訊く。 ああ。そういえばこのチェーン店はマックみたく 「他に○○などいかがですか」と訊くんだ。 カラーの紐靴は可愛いから「色換えると気分も変わっていいよ」と 息子に言ったらば。 馬鹿息子。 「でもお金かかるんでしょう」 …恥ずかしい。 靴3000円 紐350円。 お金を払ったらレジの男の子が 「スタンプふたつ押しておきましたから」と言う。 2000円でひとつである。 3900円でふたつなら分かるが3400円で押してくれるなんて! もしかして息子がいじましい事言ったからだろうか。 一番安い(と思う)靴を買ったからだろうか。 その時私が着ていた服が2000円(のを半額で1000円)だったからだろうか。 息子が「なんでふたつも押してくれたんだろう」と言うから なんとなく腹が立って「私が美人だからだわ」と答えた。 娘の鞄も買えたし息子の靴も買ったし 気になっていた買物は済んだと思ったら …息子のサンダルの底がはがれているのを今朝見つけた。 もー知らん。
1日 娘は午前中に補習があった。
12時半に終わるという。 ではそれまで待って遅めのランチとしよう。 雨だったので旦那が送迎する事になる。 12時半前「そろそろ迎えに行く」と出て行く。 その後、息子の携帯に娘からメールで 「おとうさんに1時40分に迎えに来てって言っといて」と入った。 はあ? 冗談じゃねえ。なんだって一時間待たなきゃいかんのだ。 息子は父親に「1時40分ってメールが来たよ」と連絡した。 私は腹がおさまらず、むかむかと娘に電話をかける。 娘が出たので「なんでっ!」と怒鳴る。 娘は「はあ?」と惚けた後、「あああ! 一時間間違えた!」 「ど馬鹿!」と怒鳴って電話を切り、急いで旦那に。 もう引き返していると思いきや、学校の前で待っている。 なんでっ! …って旦那は旦那で「1時40分」の「1時」を無視し、 「40分なら へへ 読みどおりだぜ」とばかりに そのまま待っていたんだと。 この親にして… 着替えた後、娘の希望のイタリアンへ。 ここはピザかパスタを注文するとサラダ・ドリンクバーがついてくる。 なかなか充実したバーでお腹一杯になる。 300円でケーキもつく。6・7種類の中から3個選べる。 チーズケーキがおいしい。 その後栄に行く予定なので私は食べ過ぎないよう注意する。 栄。例によって娘が「問題集が足りない」と言い出したのだ。 何回目だろう。娘の問題集のために最低2度は名駅に行っている。 そのたびショッピングだ。 エエ加減にしろと思いつつ、今回は丸善を目指す。 「もう当分ヤだかんね。知らんかんね」と脅し、三冊購入。 地下街を覗き、パルコ方面へ。 通学にも使えるリュックが目当てである。 探して探して探す。げんなり。 「バッグ売り場じゃ無理だから ブティックを根気に潰していくしかないよ」 とぐるぐる回る。目も回る。 パルコでおばさんは肩身が狭い。でもついて回る。 「あああっ 可愛いっ」と、棚に陳列してあったピンクを両手に取る。 上品なピンクである。可愛いかどうか知らんが、許容範囲である。 娘は夢中になっている。こちらはもうどうでもよくなっている(早く帰りたい)。 「あんたがええならええねん」「いいの? 5000円だよ」 朝の段階なら却下だったかも知れん。 でも3000円以下ではろくなのないし、4000円で妥協するくらいなら。 「一目惚れが一番だよ…」 と1500円のバッグ(私のだ)から4000円の財布を取り出しお金を払う。 その日私がはいていたジーンズは娘のおさがりである。 通学に使うものだから娘が勝手に選んできてもお金は払うさ。 予算オーバーの場合は携帯で訊いてくるだろう。 だが娘は一緒に買物し「その商品がどうして気に入らないか」を 私に説明しながら自分の考えも整理しているのだ 多分。 問題集の時もそうだ。 真面目に勉強してこなかった私に言っても分からんのに 娘は一冊一冊それがどうして条件に合わないか説く。 その上で私が(たとえ内心どうでもええと思っていたとしても) 「それでいいんじゃないの」と言えば、彼女は安心なのだ。 これから先はセンスの問題もあって やはり同年代の友人の「いいんじゃないの」が効くようになるだろう。 だから「疲れた」と愚痴れるのも今のうち …と何年前から言っているだろう。 地下鉄に乗って最寄駅まで旦那に迎えに来てもらう。 私はそのまま旦那と買物に。娘は帰宅して昼寝。 スーパーから帰ったら娘が「おかあさん 風呂に栓してなかった」と言う。 「いつ栓する暇があった! ええ?」 これで成人ったら怒るぞ んとに。 でもって本日、「今日はケーキだ」だと。 「ケーキはおとうさん払いだから (家計費には)関係ないでしょ」 ケーキ。 私は子供の頃、母親に「おとうさんに今日は誕生日だと言いなさい」と言われ 素直に「今日誕生日なんだー」と伝えていた。 すると父親は「そうか」とケーキを買ってきた。 姉の時にはそういうのがなかったらしい。 母は姉に「おとうさんはK子の時ばかり買って来るね 贔屓だね」と言った。 姉は当然僻み(食い意地は張っていないが そういう問題ではない) 私を嫌って苛めた。 今なら分かる。そういうのは母親の采配なんだ。 女親がうまく立ち回って、気のきかない男に耳打ちする。 どうしたら子供を喜ばせられるか教える。 子供には父の日を意識させる。 そしていかにも自主的に子どもらが用意したかのようにプレゼントを贈る。 父親と娘、子供同士の仲、そういうのって母親の匙加減で決まる部分多いと思う。 私の母親は敢えて家族間の仲に溝を作っていたとしか思えない。 旦那に「A子は幸せだよなあ」と言う。 腹の立つことも多い奴だが でも「自分が満たされなかったこと」を娘に与え自分を慰める時もある。 10代の時に自分が欲しいと思ったものを買って貰える歓び。 男親に甘えられる歓び。 いいよなあ… でもどこまで分かってんだかなあ… |
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