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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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1日 娘は午前中に補習があった。
12時半に終わるという。
ではそれまで待って遅めのランチとしよう。
雨だったので旦那が送迎する事になる。
12時半前「そろそろ迎えに行く」と出て行く。
その後、息子の携帯に娘からメールで
「おとうさんに1時40分に迎えに来てって言っといて」と入った。
はあ? 冗談じゃねえ。なんだって一時間待たなきゃいかんのだ。
息子は父親に「1時40分ってメールが来たよ」と連絡した。
私は腹がおさまらず、むかむかと娘に電話をかける。
娘が出たので「なんでっ!」と怒鳴る。
娘は「はあ?」と惚けた後、「あああ! 一時間間違えた!」
「ど馬鹿!」と怒鳴って電話を切り、急いで旦那に。
もう引き返していると思いきや、学校の前で待っている。
なんでっ!

…って旦那は旦那で「1時40分」の「1時」を無視し、
「40分なら へへ 読みどおりだぜ」とばかりに
そのまま待っていたんだと。

この親にして…

着替えた後、娘の希望のイタリアンへ。
ここはピザかパスタを注文するとサラダ・ドリンクバーがついてくる。
なかなか充実したバーでお腹一杯になる。
300円でケーキもつく。6・7種類の中から3個選べる。
チーズケーキがおいしい。

その後栄に行く予定なので私は食べ過ぎないよう注意する。

栄。例によって娘が「問題集が足りない」と言い出したのだ。
何回目だろう。娘の問題集のために最低2度は名駅に行っている。
そのたびショッピングだ。
エエ加減にしろと思いつつ、今回は丸善を目指す。
「もう当分ヤだかんね。知らんかんね」と脅し、三冊購入。
地下街を覗き、パルコ方面へ。
通学にも使えるリュックが目当てである。
探して探して探す。げんなり。
「バッグ売り場じゃ無理だから ブティックを根気に潰していくしかないよ」
とぐるぐる回る。目も回る。
パルコでおばさんは肩身が狭い。でもついて回る。

「あああっ 可愛いっ」と、棚に陳列してあったピンクを両手に取る。
上品なピンクである。可愛いかどうか知らんが、許容範囲である。
娘は夢中になっている。こちらはもうどうでもよくなっている(早く帰りたい)。
「あんたがええならええねん」「いいの? 5000円だよ」
朝の段階なら却下だったかも知れん。
でも3000円以下ではろくなのないし、4000円で妥協するくらいなら。
「一目惚れが一番だよ…」
と1500円のバッグ(私のだ)から4000円の財布を取り出しお金を払う。
その日私がはいていたジーンズは娘のおさがりである。

通学に使うものだから娘が勝手に選んできてもお金は払うさ。
予算オーバーの場合は携帯で訊いてくるだろう。
だが娘は一緒に買物し「その商品がどうして気に入らないか」を
私に説明しながら自分の考えも整理しているのだ 多分。
問題集の時もそうだ。
真面目に勉強してこなかった私に言っても分からんのに
娘は一冊一冊それがどうして条件に合わないか説く。
その上で私が(たとえ内心どうでもええと思っていたとしても)
「それでいいんじゃないの」と言えば、彼女は安心なのだ。
これから先はセンスの問題もあって
やはり同年代の友人の「いいんじゃないの」が効くようになるだろう。
だから「疲れた」と愚痴れるのも今のうち
…と何年前から言っているだろう。

地下鉄に乗って最寄駅まで旦那に迎えに来てもらう。
私はそのまま旦那と買物に。娘は帰宅して昼寝。
スーパーから帰ったら娘が「おかあさん 風呂に栓してなかった」と言う。
「いつ栓する暇があった! ええ?」

これで成人ったら怒るぞ んとに。

でもって本日、「今日はケーキだ」だと。
「ケーキはおとうさん払いだから (家計費には)関係ないでしょ」

ケーキ。
私は子供の頃、母親に「おとうさんに今日は誕生日だと言いなさい」と言われ
素直に「今日誕生日なんだー」と伝えていた。
すると父親は「そうか」とケーキを買ってきた。
姉の時にはそういうのがなかったらしい。
母は姉に「おとうさんはK子の時ばかり買って来るね 贔屓だね」と言った。
姉は当然僻み(食い意地は張っていないが そういう問題ではない)
私を嫌って苛めた。

今なら分かる。そういうのは母親の采配なんだ。
女親がうまく立ち回って、気のきかない男に耳打ちする。
どうしたら子供を喜ばせられるか教える。
子供には父の日を意識させる。
そしていかにも自主的に子どもらが用意したかのようにプレゼントを贈る。

父親と娘、子供同士の仲、そういうのって母親の匙加減で決まる部分多いと思う。
私の母親は敢えて家族間の仲に溝を作っていたとしか思えない。

旦那に「A子は幸せだよなあ」と言う。

腹の立つことも多い奴だが
でも「自分が満たされなかったこと」を娘に与え自分を慰める時もある。
10代の時に自分が欲しいと思ったものを買って貰える歓び。
男親に甘えられる歓び。
いいよなあ… でもどこまで分かってんだかなあ…
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