木の洞にひとりごと
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原発信仰 その安全性のみならずクリーン性安定性
それらが電力会社と 原発を推進したい政府のすりこみとまず認識して欲しい。 昨夜テレビを見ていた。 核燃料ならこれだけの量で発電出来ると ガスや石油と「重さ」で比較していた。 それって砂糖とご飯を並べて糖分の比較をしてるみたいなもんじゃないの? コスト比較も、それはどこまでを含んだ金額なのだろう? 原子炉の建設費も、事故が起きた時の対処費用も込み? 高価な炉って散々報道してたけど(それでも福島のは比較的安価らしい) (でもその「高価な」炉の建設費は原子力潜水艦の建造費に及ばない) (よく考えると怖くないかい) それが全部電気代に上乗せされてるって読んだけど。 いいや。コストなんか関係ない。 一番高い太陽光発電だっていいんだ。 そもそもそのコスト高は開発が進んでいないせいなんじゃないか。 私が子供の時からあったソーラーシステムが 全然普及してないのはなぜ。 後から導入したドイツの方が進んでいるのはなぜ。 そのドイツでは全原発の廃炉まで検討されている。 テレビの話。 水蒸気を冷やすのに海水を使います。 この海水は放射能汚染された水には触れていないので 海に戻します。 誰も「それは熱い海水 という事ですよね?」とは訊かなかった。 放射能汚染はない。 だが温熱公害にはなっている。 電力会社もテレビもそこには触れない。 原発が電力の安定供給を約束するって根拠は何なんだろう。 むしろ都心部から離れた場所にしか設置できない、 (水の近くでなければいけないという理由だけでなく 事故が起きた時の影響の大きさゆえに都会での建設は見送られる) 原発、一箇所集中の原子力発電に頼ったがために 停電がおきているのではないのか? 私は熱心な原発反対者ではない。 今までここで触れた事もなかった。 それでもこれだけのデメリットを上げられる。 本当の反対派だったらこんなものじゃ済まないだろう。 推進派がどれだけ原発を導入しなかった場合のデメリットをあげたところで 「使用電力を減らせばいい」だけの事だ。 二酸化炭素も森林資源も、打つ手はあるのだ。 時間はかかるが人間の力で克服できる問題だと思う。 だが放射能だけは扱い切れない。 最初から比較になるわけがない。 PR
「なんでなんだろうねえ。上手すぎるのも不自然だけど
そこらの中学生より声が汚いってのは 分からん」 なにか。 「一リットルの涙」の合唱シーンである。 再放送で見ている息子が何度も「へたすぎだろ」と怒っていた。 黒板の字は上手だったのにねえ。 ドラマを見た人はご存知だろうが 話の最後に主人公である少女の実際の写真と 彼女が残した言葉が流れる。 差し掛かるや息子は慌てて早送りにする。 「俺 こーゆーの駄目なんだよ」 だったら見なきゃいいのに。 娘と私が見てた時は、突っ込みどころが多すぎて なんやかんや言っているうちに最終回だった。 泣きどころは? 最終回は泣けるだろうと期待していたのだが これがまた最悪で、笑いを通り越して怒りが込み上げた。 同時期見ていた知人が「泣ける」と言ったけど 息子はどうなんだろう。 「お話」なら平気なのかな。 でも動物ものは泣くといかんから映画も行かないと言っていたしな。 人間だったら「お話」と認識できれば大丈夫? 一リットルの で唯一心に響いたのは ジレンマに苦しむ友人の叫びだった。 発症した主人公の学校生活を支えるために 自分の学業や部活動に支障をきたす。 「あやの事は大好きなのに」 でも自分の人生と引き換えには出来ない。 一番真実味のあったシーンだが、あまりにもさらりと流されてしまった。 部活後そのまま遊びに行く息子から電話。 「録画しといて!」 明日見るのかな。後ろからそれを眺めるのを楽しみにしておこう。
阪神淡路の時、非常用持ち出し袋を作った。
乾電池も各種揃えた。 だがどちらも実にいい加減なもので どの懐中電灯がどの種類の乾電池対応なのか 調べもせずに各種あればいいだろうと購入した。 使う機会もないまま、ある日全部期限切れと気づく。 持ち出し袋の中身も以来見直す事もなく ひらがなの迷子札がいつまでも入れっぱなしになっていた。 水も、そう。非常食もそう。 これならおいしいんじゃないかと買ったきなこもちも賞味期限切れ。 諦めきれずに試してみたが、まずい以前に食べられなかった。 缶詰は「家計」非常時に使ってしまって、その後補充せず。 一時期カップめんを買い置いた頃もあったが あれはかさばるばかりで、しかもお湯を必要とするので 本当の意味での非常食にはならんと思ってやめた。 水は大体二年くらい賞味期限があるのだが 月日が過ぎるのは早いもので、大抵確かめると切れている。 貴重品袋も作ったが これを避難所に持ち込んで目が離せないとなったら それはそれでストレスだと考える。 今回落ち着いたらそれらを全部見直して 持ち出しの優先順位をきちんと決めておこうと思った。 そして今朝。 「ああああ」 衝撃的事実に気づいてしまった。 キッチンの端というか廊下の手前というか 食糧ストック用と思われる棚がある。 我が家はそこにびっちりコミックスが詰め込んである。 玄関に向かう途中の扉はその戸棚の方に開く。 こう書くと分かりづらいが、 「地震がおきて中のコミックスがなだれを起こしたらリビングから玄関に逃げられない」 という事なのである。 非常持ち出し袋を作っても持ち出せねえ! 地震用のストッパーでは今回規模の地震の場合効果を望めないらしい。 中身のマンガを他へ移すしかないのである。 ……どこへ? どこへ? あああ。
買い換えると前から言っていたので電池パックも申し込まなかった。
(auのサポートサービスで二年に一個貰える) お年玉をそのために手元に残しておいた。 だからまあいいさ。ポイントも半分まで使わせてやろう。 サイバーショットとやらが欲しいと言う。 ひとつ前の型なら安くなってると探したが、品切れ。 新機種は高い。曰く一番高い。 息子が迷ったもうひとつは女性向だという。そっちのが安い。 ふたつを手に迷う息子。 店員さんが金額を言う。落ちそうになった目玉を擦ってごまかしていたら 「ですが 今ご購入いただきますと なんたらサービスの対象となり 本体価格はこのままですが 利用料の方で月額1500円割引させて頂きます。 これが24ヶ月間続きますので 差し引きいたしますと」 と見せてくれた金額が息子のもともとの予算上限。 「うう」 唸る息子。 全く手が届かなければ諦めるが、ぎりぎり予算内。 携帯の料金設定ってホントよく分からん。 まあ 結局は客を縛るように考えてあるのか。 「お母様は どちらの会社をお使いですか」 「は? あ 携帯 持ってません」 「……ご不便をお感じなる事はありませんか」 「あんまり。一年に一回か二回くらい?」 そこで息子がぼそっと「俺らが不便なんだよ」と。 うっさいわ。私は一方的にメールで宣言されるのも 「猫の鈴」をつけられるのも嫌なんだ。 まー さすがに今回のような事があると携帯も便利だと思うが 小さい子供がいるわけでなし。 私が所在不明になっても雄々しく生きていってくれ。 私も生き延びた場所で(生き残っていたらだが)頑張るよ。 家に戻って携帯をいじる息子。 「お母さん 撮っていい?」 「は?」 「このシンデレラなんたら使いたい」 慌てて背中を向ける。 暫くして戻った娘に「姉ちゃん撮ってやるよ」と携帯を見せる。 嫌がるかと思ったらポーズを取る娘。 変なの。そういうもの? 変だよ。いいけど。
この本の紹介はずっと前に読んだ。
内容も少しだけ書いてあった。 しかし放射線障害を自覚しながら(だが風邪とごまかして) 辞めもせず訴訟もしない人間いるわけがないと 「お話」みたいに受け取っていた。 昨日迷い込んだブログに 「ホームレスにいい仕事があると声をかけ連れて行く」 という一文を見つけ、ああそうかと思った。 今日の食べ物がなければ10年後20年後の事なんて考えていられない。 或いは放射能への理解も浅いのだろう。 見えない敵だから知らなければ恐怖も薄い。 作業が終らないと報酬がもらえない。警報をこっそり消す。 病気だと分かると解雇される。だから言わない。 そうして使い捨てにされる。 そんな人たちを使い慣れているから 東電の社員は危ない場所に下請けの人間を送り込んで 平気でいられたんだろう。 エリートにとってホームレスたちは勿論、孫受けの人間なんて 自分達と同等の人間に見えていないんだ。 本を注文しようと思ったが、とっくに絶版だった。 じゃ新聞に名前が出てた広瀬隆で何かと検索した。 しかし他の件でもいろいろ告発もの書いてる。 これだと信用されなくなっちゃうんじゃないかと思ったり。 4月に新刊が出る。これを大々的に売り出してくれたらいいのに。 娘が「(原発が)効率いいのは分かるんだけどさ」と言う。 効率? 何の何に対しての効率なんだろう? 単に大きさの事を言っているのだろうか(燃料棒と原油タンクの比較)。 火力も原子力もタービンを回す蒸気を発生させる熱をおこすためのもの。 ここでの変換は原子力の方が効率悪いんじゃないか。 まあ もっといえば 電気の方がガスに比べて熱効率は悪いのだけど。 単純に考えてガスに火をつければ全部が熱エネルギーに変わるが ガスを使って火力発電して、その電気でお湯を沸かしたら 直接ガスで沸かしたより熱効率は落ちる。簡単な話だ。 もともと電力会社の利益に踊らされすぎなのだ。 電気に頼らない生活をすれば原子力なんて要らない。 |
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