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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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かつて自分があの一員だったと思うと
穴掘って入りたいほど恥ずかしい。

あああああ!

思い出したくないが、それなりにやらかしてるんだろう。
忘れたくても忘れられないのが(写真残ってる)
「公園でビニールプール」だ。
グループのママさんたちと公園の端っこでやった。
公園の水道使うのって水泥棒じゃないのか とか
他の子供が入りたがるに決まってるじゃないか とか
どうして考えなかったのか。今でも不思議である。

集団は怖い。怖いものがなくなるから。
自分を見失う。

先日のビュッフェで途中でいきなり子供が増えた。
家族連れというわけでなく、ママさんと子供のグループである。
息子「子供がうろちょろしてて 取り辛いの。うざいよな」
私 「ガキんちょより その母の方が鬱陶しい」
子供に指図する口調にむせっと来た。
いかにも『私は子供にちゃんと躾けてますの。仲良しグループなので
自分の子供以外にも注意できますのよ』という態度。
そのうざったさを表現できない文章力が恨めしいが
とにかくもう生理的に「ぐおおお」な気分なのである。

ええ。分かってます。かつて自分もそうだったんだろう どうせ。

子供嫌いから言わせて貰えば、子供なんて視界に入らんのが一番なんだ。
でもそういうわけにはいかないから、せめて端っこで大人しくしていてくれ。
いいや 子供にそれを要求するのは無理だとも分かってる。
だからせめて引率の大人くらい静かにしていてくれ。

声を出さなきゃ注意できないなんて言い訳にしかならん。
3歳児以上なら普段から躾けてあれば
「他のお客さんの迷惑にならないように」の一言で片がつく。
てか完全に抑える気もないんだ。ママさんたちは。
とりあえず「叱ってます」のパフォーマンスなんだ。だから余計にむかつくのである。

それが集団となると もう。

ママ友が欲しいと大抵は思う。
欲しくなくても必要だと思う。私もそうだった。
自分はひとりでもいいのだが、子供のために知り合いが欲しい。
そしてひとたびそれを得ると
なんか一人前の母親になった気分というか
子供が欲しくて産んで、ママ友が欲しくて手に入れて
目下の目的果たしました、世界は私のものです とまでは言わないが
なんていうのか、とにかく人格変わった部分があった。

社交的じゃないのに頑張ったんだよと誇りたいところもあるが
(この私が! 顔が広いだの おひとよしだのと言われたんだ!)
でも今思うとママ友軍団のひとりに過ぎなかった。

子育ては義務じゃない。母親は世間に対して権利なんかない。
あんたの子が将来役に立つ人間になるかどうか分からないのに
どうして他人の私達が我慢したり遠慮したりしなければならないのか。

困ってるお母さんがいれば助けてあげたいよ。
でもそれをこちらが自主的にするのと
強いられるのとは全然違う。
「私達だって発散したいわよ」という要求は旦那にのみ有効で
無関係な人間に押付けるべきものじゃない。

ママさん軍団はそのままオバタリアン予備軍だと気づいてくれ!
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これまで娘のでずにー土産のイニシャルストラップだった。
それが別のに替わっていた。
女の子の顔と思われる。「なに この変なの」と思わず手にしたら
怒って「勝手に見んな。友達に貰ったんだ」と取り上げられてしまった。
その時はふううん なもんだったが
後から友達って彼女かしら もしかしたらお手製かしら。
そうじゃなくても髪型別にいくつかパターンがあって
イニシャルか名前か入れてもらえるって商品があったりして
それを贈られて「つけてね」なんて言われたんかしら
と妄想は広がる。
でもさ 携帯なんて学校でも家でも大方持ち歩くから
他の誰かの目に触れる事絶対だよね。てことは
公認の仲になりたいという事なんだよね。へえええええ。

と、ここまで膨れ上がった時、
待てよ。あきばの可能性もある。
メンバーそれぞれ似顔絵ストラップみたいなのがあって
ショップに行った(あるのか?)友達が買って来てくれたと。

うーん どっちだろう。
確かめたいが、暫くは息子は警戒して携帯を傍から離さない。
リビングにいる時はポケットに入れてたり、
普通に置く時でもストラップを隠すようにしてる。
そりゃそれなりに覗く方法はあるが、そこまでしてもなあと
数日様子を窺っていたらば。

……まあ 期待した私がバカでしたわ。

でも息子テレビ見ていて あきばが映っても可愛いとか言ったことない。
そりゃ「うぜ!」と言っていた以前に比べれば
チャンネルも替えないし、メンバーの見分けもそこそこつくようになってるけど。
大野くんとかそふとばんくのお父さんとかは「かわいいー」「やばいだろー」と
騒ぐくせに。

いいけどさ。娘が帰宅して自分があげたストラップが外されてるのに気づいたら
私よりうるさいんじゃないかしら。
でかわりにあきばなんかがくっついていると知ったら。

や。ごくごく普通の高校生男児らしい振る舞いかも知れんが
きっと「変態」と罵る事だろう。実際息子がやってるとなんか変だもん。
土曜日旦那とランチに出る。
池下まで行こうと旦那は言ったが、
まだその気になれず(8000円はあてのもの 参照)
実家の父との昼食に適当な店はないかと
その下見に充てる事にした。

フリー誌で見て、ネットの口コミもまずまずだった
てんだあ亭。中村区。鳥居の傍。
だが全くの期待はずれだった。
あの口コミはなんだったんだろう。
1500円ほどのランチで、
魚は私はシーフードグラタン、旦那は鮭の明太子焼き。
シーフードグラタンなら普通にソースにも香りが移ってるものだが
何の味もしない。具を噛めば「ああ シーフード」だけど。
旦那の鮭を一切れ貰ったが、臭かった。
肉はハンバーグ。旦那はサーロイン。
それ自体はまあそこそこだったけど、つけあわせがなあ……

老舗だが何だか知らないが、内装も椅子もぼろ過ぎ。
それでおいしければ隠れ家的といえるが
あの味、しかもやたら混んでて落ち着かず、
こぎったいない店内が大衆食堂に見えてくる。
1500円出すならもうちょっとゆったりした気分を味わいたい。

対して本日の店。前に一度行ってここにも書いたが
1000円で、オードブル風サラダ、メイン、デザート二品にドリンク。
魚か肉かパスタか。ものによっては1400円くらいまで。

父はビーフとキノコのソース、オムライス。
旦那は牡蠣と小松菜のクリームソースパスタ。
息子はハンバーグ。私は鰆。

私は肉か魚かと訊かれたらまず肉を選ぶが
(前回ハンバーグがなかったのでスペアリブ)
その私が魚も試してみたいと思うほどである。

たったひとつ難を言えば給仕が少なくて
待ち時間が出来てしまうのと、なかなかおかわりが頼めないこと。
(パンとご飯はお替り自由である)
でも人件費が嵩めばこの金額での提供は不可能になる。
今だってどうやりくりしているのか疑問、てか不安だ。

てんだあ亭はテレビでとりあげられてるらしい。
結論、マスコミはあてにならない。
なんであそこがあんなに混むのか分からない。


実家の帰りに本屋に寄った。
エマ8~10巻を買ってしまう。息子にレジを頼む。
ワンピと一緒にお金を払ってた。抵抗ないのか。
再放送を録画して見ている。

8割方私もつきあって見ている。
(役名も俳優名も うろなんで 適当です)

精神科医の部屋にあった昔の恋人の写真
に、似ているメンバーは誰か。

うろたえぶりから「男だな」とは思った。
前回の放送分で写真家と判明。
(という事は あの20歳未満の女の子の本命は精神科医で
写真家へのアプローチは精神科医の気持ちを知った上での事だろうか)

私はとりあえず写真の相手は男だろうと思ってたけど
息子は全然疑ってなかったようなんで
さあ どう反応する!と皿洗いをやめて後ろで見守った。

「へえ そうなんか 全然分からんかった。やっぱ面白いわ」

……ですか。

あからさまに嫌悪しないのは息子だからなのか現代っ子だからなのか。
どっちだろう。

話変わるけど
今月やっと おお振りの新刊出るそうで。
合宿お約束のワイ談(まではいかないのか?)で
ずりネタ話題が出るとちらっと聞いたが、それが本当なら

息子の反応が楽しみである。


昨日ネットでエマ7と別のマンガを注文して
ふと樹村みのりの本が何か買えないかと見てみたら
絶版の中でかろうじて一冊取り寄せになっていた。

とりあえず今月は楽しみがあるんで嬉しい。

毎年ひとりでやっていた。

先日夫婦喧嘩の時にその事を言ったら
「頼めば手伝う。面倒って言うな!」と旦那が怒ったので
それなら と今年は出すのを手伝って貰った。

そもそも私は雛人形を買うつもりはなく
娘が成長してから欲しいと言えば選らばせてやろうと思っていたのだが
旦那の叔母から初節句のお祝いが早々に届いてしまい
もしお披露目という事にでもなったら!と慌てて買いに走ったのだ。
買うにしても、段飾りは論外で、出来ればケースに入った親王飾り。
だが店頭に並ぶガラスケース入りのはどれもしょぼい。

店員が予算を訊くので「30万」と答えたら
ケース入りのはないし、それだけ出す気があるならと
やたらでかい雛人形を見せられた。
人形がでかいと平飾りの台も屏風もその他もろもろ全部でかい。
私は唸ったが、旦那までもが「これぐらいじゃないと」とか言い出す。
こうなると多勢に無勢で分が悪い。
仕方なく言われるがままに揃えて購入。

届いた箱を見て仰天。人形だけでもどでかい桐の箱。
平飾り台の中に屏風も片付けられるというものの、その箱がまたでかい。
押入れに場所を作るだけでも大仕事。

すっかり懲りて、次に息子が生まれた時、
「兜だけ! 鎧は要らないからね。兜だけ台に乗せるの」と
散々言っておいたのに。
言っておいたのにー!

子供が小さい頃はまだよかった。
出せば喜ぶし(註 娘の場合。息子は怖がるだけだった)
暇つぶしにもなった(作業中は子供も大人しくしている)。
だが育てば興味も薄れ、飾る場所も薄暗い和室へと追い遣られ、
かといって出さないわけにもいかず
毎年虚しい作業を繰り返していた。

しかも。前からやっていたゴルフは仕方ないとしても
新たに釣り道具だの、実家から持ち込んだ雀卓だの(息子が)、
押入れを開けて作業するにはまずそれらをどかさないといけない
という手間が増えた。

で冒頭の、夫婦喧嘩の(そもそもの原因は覚えてないが)
「あんたは無責任に放り出せるから 好き勝手が言えるんだ!
お雛さんだって節句飾りだってそうだろう!
私が出し入れが面倒って言うと 『出さんでも ええ』とか抜かす」
という発言になり、旦那の応答になったわけで。

顔のあるものは年に一回風に当ててあげないといけない
とパン教室の先生も言っていた。
それにやっぱお雛様は娘を嫁に出すまでは親の役目だとも思う。
出さんでええというわけにはいかないのだ。

娘が出発する前の、大安の日を選んで出した。
そして3月4日。

天気がよかったので片付けようかとも思ったが
いやいや 出すより仕舞う方が大変なんだと
人形だけ桐箱に入れ、そのまま放置。
そして今日旦那と片付けた。

やれやれ。

次は鎧兜だわ。
 

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