木の洞にひとりごと
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昨日の続き。
接骨院と車校を済ませて戻った娘が 「今から めがね 見に行く?」と言った。 近所のめがねやさんのつもりだった。 ひとりじゃ絶対決められないから、娘につきあって欲しい。 てか勢いがつかないとなかなか買えない。 あれこれ見て、「検眼だけでもどうですか」の言葉に「それじゃ」と乗って 現時点では「めがねをかけた顔」そのものに馴染めないから 似合う似合わないより慣れる方が先だしな とか 日常生活はなしでもいいよと言われたけど やっぱ20年前のめがねじゃいろいろ支障もある(主にデザイン面)から 安いのをかって様子見ようかと 気に入ったのもあった事なのでそれを購入。 レンズオプションもつかなかったから9500円ぽっきりである。 安いけど、「これくらいなら出してもいいなあ」というやつよりも 気に入ってるし、娘も「値段のわりに安っぽくない」とか言うし、 買物としては満足である。 カウンターで「つきあってくれたお礼にアイスクリームを買ってあげよう」と 言ったら「新しく出来たカフェに行きたい」とぬかす。 そこで娘にランチを奢らせる予定だったが、仕方ない。 てくてく歩いてお茶をする。 ふたりで駄弁っているうちに、買物の達成感も合わせて、気が晴れてきた。 収支とんとんな一日となった。ま 娘に感謝かな。 父親のアレは夫婦喧嘩の八つ当たりというか、愚痴みたいなもんだろう。 愚痴なら愚痴らしく言ってくれたら相槌も打てるけど 体調不良を訴えてくるからややこやしくなるんだ。 以下、前々日の実家の様子の『想像』。 私からの電話。 『証券会社に電話したんだけど 折り返しの連絡がない。 もしかしてそっちにかかってない? ない。もしかかったらこっちに回してね』 それを切った父に、母が「電話 誰から。何の電話」とか訊く。 父は「俺名義の株を少し書き換えてやろうと思って」と言って、ついでに 「お前も 整理しておかないといかんだろ。どこそこにあるなにそれ あれしたらどうだ」 と母名義のものに口出しをする。 母は聞こえないふりをする。 父はかちんとくるが、正面切っては何も言えない。 で苛々とため息なんぞついているうちに頭が痛くなる。 あてつけがましくそれを訴えるが、母は知ったこっちゃない。 どっちもどっちなんだよなあ。 そもそもがあそこの財布がおかしいんだもの。 母の考え方が間違っているんだが、 それを質せない父にも問題がある。 私が口出しすれば「お金が欲しい」と(たとえ悪意じゃないにしても)思われるから 関わりたくないというのが本音。 新聞で、お金がなくて進学を諦めなきゃいけない子の話に涙して 幾らあるか忘れてる母の普通預金の残高の一部を ポストに入れてきてあげたらどんなにか幸せな気分になれるだろうと (税務署に払うくらいならその方がいいじゃんね!) 幸福な王子のつばめの役をふってくれないかなと思ったりするけど。 ところで我が家の子供達は童話をあまり知らない。 幸福な王子もおそらく知らんだろうが 昨夜息子が美女と野獣の話を知らんと呟くのを聞いた。 ざっと筋を話し、「で ベルの愛情を受けて 野獣の姿から人間に戻るのよ」 と言ったら、ものすごく驚いた顔で「え そうなの」と言った。 ……他にハッピーエンドがあるんだろうか。 童話にありがちな展開だしなとか思いつつ、 「でもさ 舞台で見た時は 野獣の時の方が可愛かったから 戻らなくてもよかったのにって思っちゃったよ ははは」と言ったら 息子は「だってこれも(アニメの野獣)可愛いよ」と頷いた。 ……もしかしてこいつ 野獣のままでのハッピーエンドを想像していたのか。 ……ペットが欲しいって言ってた けど。 PR
めがねを買う前に髪を切ろうかと鏡を見ていたら電話が鳴った。
昨日中途半端に終った友人からかと出たら、実家だった。 死にそうな声で「昨日最悪で」と切り出す。 前日私は実家に電話した。調子どう?とも訊いた。その時は「普通だ」と答えた。 「頭が痛くて」と言う。 「それはいかん」と慌てる。 「もう限界だ」 ってこの『限界』は痛みとかじゃなくて、今の生活が、という事だが それどころじゃないだろ。とりあえず病院だろ。 だが父はこっちの話など聞いてはおらず ただ限界だと繰り返す。 んな事いっても今どうしようもないではないか。 「だからマンション買ったじゃない。移って来たらいい」 「あんな狭いところにふたりで押し込められたら気が狂う」 「狭いって3LDKだよ」(そこに一家4人暮らす人だっている) 北と南に別れて生活すれば今より接点が減るくらいだし。 「あそこに二人で狭いって そっちに6人だったらどうなるの。 生活時間ばらばらだよ。来年は受験だし 今そっちに行くのは無理なんだってば」 「だから どこか施設に」 「有料の老人ホームしかないけど。お母さんはなんて言ってるの。 ちゃんと話したの? 大体がいつも限界だって騒いで 落ち着くと忘れて 余裕のある時に決めなきゃいけないのに 話そうとしないじゃないい。 ああ。でも それよりも病院でしょ。行くなら今からそっち行くよ? 町医者で相談して 大きいとこ紹介して貰う? それくらいなら私でも運転できる」 途端に。 「いや 今日はいい。日曜に話した証券会社の件が気になって電話したんだ」 「あれは昨日連絡がついて郵送してもらう事になったけど どのみちどうでもいい事でしょう。それよりも 病院」 「ん また 様子見て電話する」 「じゃなくて」 切れた。 なんなんだー! 切れた子機を持ってうろうろする。 どうしろと? どうしようもない。 おそらくいつものアレだ。いちいち真に受けてたんじゃ身がもたん。 行く予定だった郵便局の用事を済ませてこようか。 ああ そのついで本屋で老人ホームの特集の載った雑誌を探そうか。 と外に出た。 頭が冷えたのか、あれこれ見えてくる。 死にそうな程頭痛がしたら、普通病院行くだろう。 原因どうこうより楽になりたい。 そもそもどうして昨日電話した時点でそう言わなかったのか。 今回は同居云々より施設を前面に出してきた。 って事は、母へのあてつけ、或いは脅しではないか。 ……またか。 振り回されておろおろしたり落ち込んだり焦ってあちこち電話したり 何回も繰り返して、そのたび「勝手に騒いだ」と言われて。 どこもそんなものなのかね。 靴一足分の幸せなんて ふっとんでしまいましたよ。 靴が買えたよ。
あいせっぷに提出する書類を4日に揃えた。
これで一息つける。 娘は接骨院に行き、「なんでもっと早く来なかった」と怒られ 皮膚科に行き眼科に行き、美容院に行き、買物に行きたいと騒ぐ。 明日は友達と会い、明後日は別の友達と研修旅行の買物に行く。 はあー やれやれだ。 あいせっぷあめりかの枠は5人。そのうちの4人を一年生で占めてしまったらしい。 2年生の人が「今年の一年きっついわ」とため息ついたそう。 といふるの獲得点数だけで決まると娘は言っていたが、 どうやらそれだけでもないようである。 他に提出した日本語と英語の志望理由や、日頃の熱意なども加算されたか。 何にせよ5枠に潜り込めたのはラッキーだが ここで終わりではなく、今回提出した希望大学の上位で決まらないと意味がない。 自分で行きたい学校を調べ、その大学宛に英語で手紙を書く。 今回やっていた作業の大半はそれである。 最大10校までリストアップできるが、少なくとも5校は出すようにと言われた。 提出する何枚もの英語の文章。 外国人教師に添削を頼む。返信を見て「へえー」と感心したり。 それだけでもいい勉強だ。 「買物帰りに信号待ちしていたらさ。女の人が広告持って寄って来たの。 何かと思ったら エステでさあ」 この段階で娘は大笑いである。 「お母さん勧誘したって仕方ないのにねえ」 だが話はこれだけじゃない。 「渡して一度離れかけたんだけど また戻ってきて 訊くんだ」 「何て」 「今お仕事してらっしゃいますか って」 「何で」 「手元の広告よく見たら スタッフ募集!って書いてあった」 「……」 呆れる娘。 「働いていないけど働く気もないって答えたら 残念そうに去っていった」 「お母さん 雇ってどうするんだろう」 理解できないとばかりに呟く。 まあね。私もそう思ったさ。 恐らくは「こいつは何も持ってなさそうだから 基礎化粧品を山ほど 売りつけられるんじゃないか」って考えたんじゃないかと。 買ったってどうせ使いこなせない。 きれいになるには金と時間と、何より根気が必要なんだと思うよ。 久しぶりに行った接骨院でも「きれいになったね」と言われてほくほくな娘。 幼稚園の頃から通っているところだから あんな不細工だった子が って感心してるんだと思う。 うん。 なんとかなってよかったと心底思ってる。 運動不足か今度は肩が痛い。 |
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