木の洞にひとりごと
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テスト中の息子は登校時間がいつもより遅い。
食事と着替えを済ませて自室で勉強していた息子が 娘と同時に部屋から出てきた。 左右一緒にドアが開いて、それぞれ出てくる様子は どこかの寮生活みたいで面白かった。 ふたりとも大方の支度は済んでいるので、筆箱などを鞄に入れ 靴を履くだけである。 当然玄関に向かうのも同時になる。 「早く 出て行けよ」 「ブーツなの!」 ひとエレベーターずらしたい息子はじりじりしている。 電気代が勿体無いから一緒に乗って行けと言うのに。 反抗期だねえ。 息子の反抗期を娘が全部受けてくれているので楽である。 尤も一番依存していた相手に出るような気もするから それだけ息子は姉の存在に頼っていた事にもなる。 実際親が何らかの理由で不在の時も 娘はプレッシャーを感じていたが、息子は姉にお任せで気楽であった。 夏の盛り。息子が何かを叫んでる。 こいつが怒りで声を荒げるのも珍しいなあと、内容に耳を傾けたら 「ドアぐらい締めて着替えろよ!」と言っていた。 「だって暑いんだもん!」 「半分締めるとか 陰になるところで着替えるとか あるだろ!」 娘がいないと息子が寛ぐのがよく分かるが、 それは姉の存在がでかいからだろう。 私なんてきっと空気なんだ。ちょっかい出すとうるさがられるけど。
証券会社に行くついではあるか と父が訊く。
あるわけがない。無いと分かっていて訊いているんじゃないか さすがに。 銀行とかならないとは言い切れないけどさ。 「名駅なら行くついでがあるから 分かることならやってくるけど」 ハンズで買いたいものがある。っても一ヶ月前の広告だが。 公開買い付けなんたらかんたら。 「株券がないからなあ」 「電子化したんだからなくて当然じゃん?」 「いや その前から」 「電子化の時 隅までほじくって調べてくれたから発掘済みなんじゃないの? 時々送ってくる一覧とってある? そこに会社名があればあるんだよ」 ごそごそ広げたら端っこに載っていた。 「よく分からんのだよなあ」と目をしょぼしょぼさせながら言うから 私だって読みたくもないが、公開買い付けなんたらの説明を読む。 都合よく口座のある証券会社扱いである。これなら担当者に言えば分かるだろう。 「んじゃ電話してみるわ」 しかし、である。 その後の話で別の会社の株の買い上げがあって、 それは行くつもりだったんだが延ばしているうちに締め切られて だが締め切り後に株価が急騰し、買い上げ提示額の倍になったとか という話も聞かされた。 うん? よく分からんが公開なんたらも買い上げも似たようなもんじゃないのか。 (多分違うんだろう。でもどうせ証券会社の人に頼むしかないんだから同じである) その時は自分でやろうとしたくせに、どうして今回は分からんと言うのだろう。 数字を見る。株数250。なんかのおまけで貰った端株らしい。 せこい取引は格好悪いからやりたくないと。 いいよ。どうせ総額1万円以下の女だ。2万3万の依頼が相応だわさ。 これも社会勉強じゃけんのお。 本来なら証券会社なんぞ一歩も踏み入れない場所だかんな。 そんなとこで担当のお姉さんに親しげに喋って貰えて ウエッジウッドのタオルが貰えただけでもラッキーだよな (電子化の時に貰った。もったいないのでそのまましまってある)。 |
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