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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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留学生のじぇいむず君が話し掛けてきたので
ならついでに英語音声学の事を質問しようと訊いたらば
親切に教えてくれたと、録音した携帯を振って見せる。
ああよかったね。

娘は私が使っていた保湿クリームを使う。
私は化粧水も乳液も使わない。
以前は娘が皮膚科で貰う保湿剤を塗っていたけど
その方が高いんじゃないかと気づいて生協で適当に購入した。
冬の間、それも石鹸で顔を洗った後にしか使わないから
半年にひとびんなくなるかどうかてなもんで。
でも娘が使うようになってからは あっという間になくなる。

シンプルなんとかというやつを買うのだが
同じシンプルなんとかでも三つほど種類がある。
なにがどう違うのか。
じっくり(読まなくても その気で読めばひとめで分かる)見てみたら
「ぷるぷるお肌」と「しっとりお肌」である。

「ふむふむ。つまり私みたく年齢を感じてきたら ぷるぷるだな。
んでもってあんたのような乾燥肌はしっとりお肌 だな」
さてどちらを購入しよう。
「しっとりに決まってる」と娘。

私が迷いに迷って、たまたま安くなってるのを見つけて買った化粧品。
4色が混じってるやつ。フェイスカラーとか言うんだろうか。
それもいつしか娘のものになってしまった。

娘は二階の服屋 私は旦那と一階の食料品。
レジに並んでいたら旦那の携帯が鳴った。
娘 「すーに来て」 二階の服屋である。
旦那に会計頼んであがって行く。
「可愛いんだけどさあ 私には色がちょっとねえ」と指差した先に
先月迷ったブラウスがあった。
半額になってる。
「私が買って 貸してあげるよ」と購入。
……もしかして術中に落ちたのだろうか。

毎日毎日服を替え靴を替え。
先日は髪を染めるのも手伝わせて頂いて。
通学に使っている鞄は
一緒にショッピングしていて迷う娘にお金を渡して買わせたもの。


別にうらやましいとは思わないけど
少しは感謝してるんかね。してないだろうね。くそ娘!

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カテゴリ別に分けて書くのが親切というものだろうが面倒である。
時系列で。

アニメ最終回(名古屋は一週遅れである)。
12話が強烈過ぎて最終回の印象がちと薄れたが
食べ物がカラーなのが嬉しい。
まんがでも小説でもエッセイでも食べ物が出てくるのが好きである。
二回目を息子と見ながら「やっぱカラーだとおいしそうだね」と言ったら
息子も力強く「うん!」と言った。かつ丼。
まんがの時より弟くんの「三橋気にしっぷり」が強かったような。

金曜日夜実家から電話。母の調子が悪いとの事で土曜日朝から行く事にする。

めまいがあったようであるが、それは落ち着いていた。
だが喉が痛いと言う。
「調子はどう」「何か食べなきゃ。何なら食べられる? ゼリーとかプリンでもいいよ」
何を話し掛けても嫌な目つきで見返してくるだけで返事がない。
まだ頭がぼうっとしているのか、余程に喉が痛いのか。

そこへ父が薬局から戻って来る。
「これって詰め替え用って売ってないのかな」と
空き容器だらけの品を指差して父に言ったら
寝転がっている母が「あるわさ」と言う。
……喉が痛くて口を聞くのも億劫なんじゃないのか。
めまいとやらで頭がぼぼけてるんじゃないのか。
話し掛けても返事もせんくせに そういうとこだけは反応するのな。

洗濯とベッドの清掃と身体拭き、施設への電話連絡など。
午後まで様子を見て、「明日来るわ」と帰る。

疲れた。
夜テレビを見ていたら息子が「遊戯王じゃん」と突然言う。
続いて娘も「あ そうじゃん。なんでここで」と言う。
ぼーっと画面を見ていた私には何のことか分からない。
「え え?」 そうめんと遊戯王がどういう関係があるんだ。
城之内がそうめん食べたシーンなんかあっただろうか(いや ない)。
ややおいて漸く「ああ BGMね…」と気づく。
「どうしたの おかあさん」
疲れてると言っとるだろうが!

日曜日。いつもどおり家族で実家へ。久々に娘も。

前日より落ち着いていたので月曜日は行かなくてもいいかなと
夜のんびりテレビを見る。

「♪臀部出ーすさ」 かえうたである。
そのハマりっぷりに思わず笑い転げたが
下ネタに反応すると息子が「下品だ」と怒る事を思い出した。
その息子が何か言っている。
「臀部って しゃにむに に出てきてる」
はあ? (しゃにむに とは私が買っていたテニスマンガである)
仮にも少女マンガに?と思い出そうとするが出てこない。
「枠外の四コマで。白田と黒田が」
そういえばあったような。
つまり息子は「臀部」という言葉を
それが身体のどの部分を差しているかよりも
その表現が少しばかりハイブロウ(?)である事をのみ受け取って
自分はそれを知っているという事を主張したかったのであった。

…何かが違う。

でも笑い転げた事を怒られなかったからいいか。

娘は勉強が忙しい。大学生が勉強するなんてと密かに驚いている。
課題のひとつに「英語の本を読む」というのがある。
今回はシェイクスピアである。
シェイクスピアたってあらすじである。
英語学科のくせに日本語でさえまともに読んだ事がない女だ。
こういう奴にあらすじだけ読ませて意味があるのだろうか?
シェイクスピアは原文を暗記してこそだと思うんだが?
ハムレットに「to be or not to be」が出てこなかったと言い切る。
真夏の夜の夢でも私が「馬だったっけ」と訊いたら
「わけの分からん動物。オランウータンみたいな?」と言う。
猿系な筈はない。馬の耳の印象が残ってると確かめさせたらドンキーだった。
……お前何読んでるんだよ。

棚を見たらサイラスマイナーがあった。次はこれを読むのかしら。
 

朝刊で映画の紹介を読んだ。

壊滅状態の世界を生き抜く父子の話。
話はその壊滅の日から始まり、
10年後から本筋となる。

その中で
スーパーで埃まみれになっていたコーラの缶を見つけ
という記述があった。
その発泡と味わった事の無いおいしさに息子が感動し
とある。
10年後のコーラってどんなんだろうと真剣に考えてしまいました。
そりゃ泥水に比べたらおいしいんだろうけど。
それともこれは近未来の話だろうから
缶詰技術も発達してて20年でも大丈夫になっているのか。
そうでないと困るよな いろいろ。


テスト週間が終わった。
「テスト中一度は八宝菜」という事になっている。息子。
バリそば である。
ひとりで焼きそば三玉分食べる。あればもっと食べる。
それだけ揚げるのも大変だが、八宝菜の方も大変である。
以前は大鍋で作っていたけどまずそうなんで
フライパンで二回に分けて出すようにした。

娘は大学生だし(テスト期間が重ならない)息子は男子高校生だから
もう勉強用おやつは作らないだろうと思っていたが
息子がミルフィーユが食べたいと言った。
ミルフィーユたって我流で パイシートの焼いたやつに
カスタードとホイップをサンドしただけの代物である。
バレンタインの時にはこれにチョコをかける。

先週はクッキーを焼いた。
おお振りのビデオ(12話はすごかった!)を見ながら
バターをホイップしたのですごくなめらかになった。
月曜日が八宝菜。
火曜日ミルフィーユを作ったらカスタードが余ったので
水曜日シューを焼いた。電子レンジのオーブン機能ではうまくいかん。

お菓子といえば先日娘が他人様にあげる目的でケーキを作ると言った。
我が家の中で一番台所から遠いところにいる女が、である。
怖いもの知らずだなあと思う。

私は基本、自分が作ったものを他人にあげたくはない。
ガキどもに食べさせるのは抵抗なかったが大人相手は嫌である。
子供は「友達と一緒に自分ち以外の場所で食べる」事が重要だから
味が悪くても構わない。
初めてスポンジを焼いた日に、たまたま公園から10人ばかり子供が来た。
パウンド型で焼いた長方形のケーキを12等分して食べさせた。
歯ごたえのあるケーキだった。

それよりはマシなものが作れるようにはなったけど
今の年齢になった子供の友達にそれらを食べさせる気にはなれない。

お菓子作りが好きなわけでもないしの。
娘もそうだが、他人様にあげる時だけ好きになるらしい。
こういうところ誰かさんそっくりで嫌だ(隔世遺伝)。
湿度が高いと掃除も大変だ。

もとからきれい好きじゃない。
しかし掃除機はかけないといかん。
早く終らせるには部屋の中が片付いてないといかん。
「モノを置くな!」「かたづけろ!」「ゴミはすぐゴミ箱に入れろ!」
叫んでも叫んでも好き勝手に散らかしてくれる。

ああ。一人暮らしがしたい。

土曜日。今週は旦那休み。
日曜休業の店にランチに行こうかと言っていたのに
子供達の反対にあって断念。
まあ私はこいつらのいない時にいきたかったんでいいけど。

何度か行ったことのある和食の店に行く。
メインに一皿頼んで「おかずバー」をつけるというシステム。
近頃ではメインよりこのおかずバーの方が目的である。
白和えやおひたしやきりぼしなど
少し食べたいけど作るの面倒という料理が並ぶ。」
冷奴とかもずくとか、いずれにしても少しだけ食べたいというものも。
そのうえ! からあげとコロッケも! どれもおいしい。
一番の目当ては「杏仁豆腐」である。
おかずバーは300円だが、この杏仁豆腐だけでも300円の価値がある。
今回はわらび餅も楽しみにしてた。これもおいしい。

おなかいっぱい食べて伝票を見て小銭をぴったりにして旦那に渡す。
ところが渡されたお釣りは1600円。
「なんで?」
「お前が計算間違えたんだろ」
そんなわけないよなあとレシートを眺めたら
600円値引きされていた。
なんで?
そういえば前に来た時「おかずバー半額券」を貰ったような気がする。
でも期限が切れたんで捨てた筈。
スタンプカード出したからそれで半額引いてくれたんかなあ…
嬉しいなあ。600円は大きいよ。

日曜日。実家。
相変わらずなんだから慣れればいいものなんだが
あのベッドを見るたび苛々イライラおさまらない。
視界に入れないよう作業をするんだが
話し掛けられたらそっちを見るしかない。

そしてまたお金の話。
「だから私 あんたのお金なんて盗ってないって」
通帳の払い戻しの説明をしようと別の通帳を出してといったら
「あれは私が作ったんだ」と警戒する。
こうなるともう病気である。

夕方。
「そうか。もう次からは疑われたら
『うん そうだね。そうかもね。そういうことにしておこうか。
だったらまた盗るかもね』と言えばいいんだ」
本当におろして来てパーッと使っちゃおうかしらね。

母が特に強く握りこんでいる通帳は私の旦那名義のである。
そこの定額貯金に入っているのは
ずっと昔に起業騒動の時に借りたお金の一部を返したやつと
金額は知らないが
姉が遺したお金である。
「あんたの旦那名義で作ったけど これは私のだから」
「どうでもいいよ。どうせ1000万の限度額うちには関係のない話だし」
と放っておいたのだが
あまりにしつこくて頭に来たんで口走ってしまった。
「でもね お姉ちゃんは自分のものは全部私に遺すって言ったんだよ
『ぜーんぶKちゃんにあげる』ってね」

仲の悪い姉妹だったが、
最後の時間を一緒に過ごした。
「Kちゃんには何もしてあげなかったのに 一杯面倒かけたね
お金あげるから使ってね」と言ったのだ。

私は感覚が麻痺していて
哀しいとか姉のためとかいう意識にも欠けていて
役割を果すためにだけ明るく演じていた自覚があったから
そんなものを受け取る権利も実際にはないと思ってた。
だから黙っていたけど
あんまし腹が立ったから思わず言ってしまったのだ。
したらば。

「知ってる」

え?
知っててあんた握り込んでたの? 握り込んでるの?

頭が真っ白になった。
それでもその時はそんなお金どのみち要らんしと思ったが
後になって
あれはもしかして姉が謳歌し切れなかった青春を買うものだったのか
という考えが浮かんできた。
それならば私はもう手遅れだけど(……)
娘や息子に今渡して今使わせるべきものではないのか。

無駄遣いするように育てた覚えはないから
大事に使ってくれると思うんだ。
若い娘や息子が、お金がないという理由で諦めなきゃいけないものを
手に入れられるのなら
それこそが姉の遺志なのではないか。

お金は大事だよ。
でもお金は使ってこそだとも思うんだ。

ま 姉貴のことだから
どうせ今頃どこかに生まれ変わって忙しくしてて
昔の事なんか忘れてしまっているんだろうから いいけどさ。
新刊を買いにいかなくてはならないのだが 雨である。
傘差し運転が出来ないので徒歩である。
歩いていける一番近くの本屋で娘の同級生の男子がバイトを始めた。
それを聞いてから私は一度も行っていない。

実家帰りに車で寄る本屋でも娘の友人がバイトしてる。
先日息子が寄るというのでつきあったが
見つけた新刊を息子に差し出し「レジに行ってきて」と頼む。

実家と行く食べ物屋でも娘の友人がバイトしてた。

世間は狭いぜ。

娘の友人が塾で講師をしていて
近所の男児の担当になった。
彼女の年齢を聞いたその男児は
「同じ年の女の人知ってるよ」と話し始めた。
友人が名前を訊いたら娘の名前を言うので
笑いを堪えながら聞いていたらしい。
やたら誉めまくったとか…

どこでどうそういう美化が始まったのか。
さすがにここ数年一緒に遊んではいないが
子供の頃の癇癪娘の姿を見ているはずなのに
なぜか「すごい人」なイメージが出来上がっている。

この男児は私が哺乳瓶が恋しくなった頃に生まれた。
毎週預かってはミルクを飲ませおむつを替えてやった。
強制されると苦痛な育児だが
ミルクを飲ませる作業はやはり愉しい。

ひとり遊びが出来る年齢になっても我が家に来ていた。
幼稚園の見送りの後ついてきて ひとりで遊んでいた。
おもちゃの場所を知っていてそれをねだるから
出してやった後は家事の続きをする。殆ど邪魔にならない。
その間に彼の母親は家事を済ませて公園の行く準備をする。

いつだったかそのまま昼を食べ、昼寝をして
そろそろ家に帰そうかというところに幼稚園組が帰ってきて遊び出した。
夕食を一緒に食べて、我が家の就寝時刻になった。
実に12時間の余、我が家にいたわけである。
玄関まで送ってお母さんに抱っこで手渡ししたら大声で泣き出した。
必死に私に手を伸ばしてくる。

いろんな子を預かってきたけど
こいつが一番懐いたかも知れない。

と書くと私が子供好きと勘違いされそうだが
違う。
嫌いである。

だから娘も子供が苦手だと思っていたが
どうやらそうでもないらしいことがバイトで判明した。
私が預かったチビどもを娘と息子で面倒みてたから
そのせいかなと思わないでもないが
息子はチビが好きでやっていて
娘は長女の役目としてやっているとばかり思ってたんで
ちょっと意外ではある。

まあ 悪い事じゃあない。
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