木の洞にひとりごと
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週末の疲れと、ゴキ騒動に始まった不眠で
一日中半覚醒の日が続いた。 今日やっと動こうという気になった。 日曜日大高へ。 結局お祝いは花になり、三男が手配してくれることになった。 義弟たちの息子から手紙を集め、義妹のとこに行ったら 「忘れた」だと。 これだから娘は。 食事を終えたところで花束贈呈となったのだが その後サプライズで娘にも花束が渡された。 そう。その日は娘の19歳の誕生日だったのだ。 三男が急いで用意してくれたらしい。 その後娘はサークルメンバーとの誕生会に向かい、 久しぶりにゆっくり義妹たちとおしゃべりする。 体調の話になって「更年期はまだ」と訊かれたので 「症状はないけど 更年期うつな感じはする」と答える。 何をやっていても楽しくないし、人生この先いいことないような気がする。 そういうのってない?と次男の嫁さんに訊きかけ、 一時期彼女が薬を飲んでいたことを思い出す。 抗うつ剤なのか安定剤なのかは知らないが。 「もう落ち着いたけどね」と彼女は言う。 すると義妹が「私今更年期」と言う。彼女は6歳下である。 いくらなんでもと思うが、30代からあると何かで読んだ。 次男の嫁さんも去年おととしと調子が悪い。 自分の苦労が贅沢に思えてきた。 月曜日。昼ごろ戻った娘の機嫌が悪い。 眠いのもあるが、サークル内の男女関係が面白くないようだ。 娘は『仲間』として行動したいのに 男に媚を売る女や、その言動に振り回される男たちがいて イライラしている。 一年も二年も一緒に活動して恋愛感情が芽生えるならいいけど 知り合って何ヶ月でどうしてドロドロになるんだろう。 それじゃまるで恋人をつくるためにサークルに入ったみたいだ。 でもさ。 友達をつくるためにサークルに参加するのと 恋人ほしさに参加するのと大差ないんじゃないかしらね。 その人にとってどっちがより必要かで。 「作ろうとして作る」事にかわりはないんだから それが友達だろうと恋人だろうと、下心にはかわりない。 どうして一人じゃいられないのかなあ。 友達も恋人も出来るものであって作るものじゃないだろうに。 今日から息子はテニス合宿である。 息子が戻る翌日から娘が合宿である。 一泊ぐらい重ねてくれてもいいのに… 私だって夏休みが欲しいわ。 PR
朝一番で実家へ行く。日曜日に行けないのと、
ケアマネさんが来るというのでそれに合わせて。 前夜電話があったから 「折角同席して話をするなら 今後のことを相談したい。 あれから時間あったから少しは考えられたよね?」と言ったら 父は「そんな余裕はない」と切ってしまった。 どう切り出したものか、勝手に進めたらまた何を言われるか分からない。 しかしいざとなった時すぐに動けるように情報だけでも手に入れておきたい。 旦那に相談し、あれこれ考え、朝家を出る。 ケアマネさんが来る前に「帰ってくれ」と父に言われたが、 最低限「急な場合 臨時の受け容れは可能か」くらいは訊いておこうと そのまま居続けた。 系列の施設との連携で何とでもなると言ってくれた。 特養の申し込みも、するだけしておけばと書類を用意すると言ってくれた。 老健やグループホームの話などいろいろ聞かせて貰い ついでに病院の送迎サービスや訪問リハビリの話なども訊く。 その時その時の状況に応じていろいろ方法があると分かった。 もっとケアマネさんに頼ってもいいんだと思った。 そしたらすごく気が楽になった。 もうごろごろしている母を見ても「勝手にすれば?」と思える気がする。 ……それがいい事とは思わないけど 毎回けんかしているよりはマシじゃないかしら。 午後ボーリングに行く旦那に、稲沢のSCに送り込んでもらう。 娘は前日はぱるこ、その日は名駅に友達と行っている。 うんうん 大学生らしくなってきたと、私は私で買い物を楽しもうと思ったのだ。 すっきりしたとはいえ、午前中に「鬼ばば」「役立たず」と言われたのは やっぱり気持ちのどこかに残ってる。 旦那と待ち合わせの時刻を決め、携帯を借りてショッピングスタート。 大高の両親の喜寿のお祝いの小物(本当に小物)選びも加わって 二時間なんてあっという間かなあと思いつつ、 でも自分のペースで回れるのってやっぱ楽だなあと思いつつ、 娘がおしゃべりした店員さんのいる店は入りにくいなあと思いつつ。 そこ携帯が鳴る。 娘からであった。 「どこにいるの」「りーふ」「ずるい!」 …ずるいってあんた… 「お父さんにイオン系のどこか連れて行ってもらおうと思ったのにぃ」 …昨日と今日 あんた何やっとたんだね。 夕方家に戻り、出直す。 部活で疲れた息子をつき合わせるのはさすがに可哀想だったので 「ピザ宅配頼んでいいよ。M一枚食べられるでしょう」と言って置いていく。 娘に付き合ったつもりが 60%オフ さらに時間限定20%オフ!の店で見事にはまってしまった。 二人で7点買っても計9000円である。 さすがにすっきりしたぜ。 ひとりで買い物するのも気楽で楽しいけど 娘と回るのも悪いもんじゃないなあと思えた日であった。 帰りの車の中で「ピザ ちゃんと電話できたかなあ。 でもあいつのことだから高いからやめたってコンビニ行ってたりして。 だけど一年くらい前からピザピザって言ってたからさすがに頼んでるだろう」 「でもちゃんと一切れ残してあったりしてね」と喋っていた。 家に入って娘が笑い転げた。 まっくの袋が置いてあった。 ……「だってピザ高いんだもん!」 不憫なやつ。 大高の喜寿の話は三男から出た。朝携帯に電話があった。 義母が今年喜寿の筈だと言う。旦那が指折り数える。 しかしああいうのって数えでやるんじゃなかったっけ。 そもそもお義父さんのはスルーしてる。 「お祝いって …花?」「現金がいいと思う。でも相場が分からない」 「現金は気を遣わせるから駄目だ」 少しばかりの現金じゃ意味がないし、さまになる金額じゃ確かに気を遣うかも知れない。 まあ そういうのは兄弟で決めればいいことだから。でも。 「孫からの手紙ってどうだろう。お義母さん 孫集めるの好きだから」 寄せ書きの方がいいのだが、当日色紙をまわしてたらバレてしまう。 それぞれ家で書いてきて袋か箱にまとめることにしよう。 (というわけで適当な手提げ袋か小物入れみたいなものを探した) 案の定息子は嫌がったが、「あんたは字が上手なんだから」とおだて 娘はそういうの決して嫌いじゃないから便箋だけ渡して。 忙しいと言いながらも書き始めると色を使ったり縁取りしたり。 「出来た! 力作!」 見てみたら。 「白寿まで元気で頑張って下さい」の白が『百』になっていた。 しかも喜寿と共に文字がレタリングしてある。ごまかしようがない。 ひんひん泣きながら書き直していた。 馬鹿な奴。 そして気がついたら夜の11時。 忙しい一日だった。
夏の憂鬱のひとつに
ベランダに飛び込むセミがある。 7月はそうでもないが、 8月ともなると朝からベランダで鳴き、 鳴くならまだいいが、無言でじっとベランダの天井に潜んでいたりする。 うっかり出て凍りつく。 最悪なのは洗濯物にとまっているのに気づかず いきなりの「じじじじっ」っとやられるとき。 だがしかし。 それ以上の悪夢が、今年我が家を襲った。 マンションに越してきて20余年。 平和な人生を送って来たのに。 それは一週間前の深夜に始まった。 寝付けないまま、ふと「コーヒーメーカーに水入れたっけ」と思い出し のそのそと出て行って、薄明かりを頼りに作業した。 その時。 なにものかがコンロを横切った。 ような気がした。 慌てて灯りをつけたが、見つかるわけもない。 次の日薬局でほいほいと団子を買ってきた。 ずっといなかった。 去年、外から侵入したのを直後に仕留めた。 ここ20年の間で室内であれを見たのはその時きりである。 今回のあれも外からやってきたのだろう。 だから今のうちに叩いておけば。 残像にそれほどの恐怖は覚えないから、きっとまだ小さい。 しかし悪夢はそれで終わらなかった。 数日後。 リビングで寝ていた旦那がいきなり灯りをつけた。 飛び起きて見に行ったら 新聞紙を手に「逃げていった」と茫然と言った。 網戸とサッシの間をすり抜けて外に出て行ったというのだ。 そしてそれは結構大きいやつだったと言う。 大体が台所に潜んでいたものがわざわざ窓際に行くわけがない。 だからそれは侵入してきたやつが、その直後に見つかって慌てて戻ったのだ。 ちゃんと窓さえ閉めておけば大丈夫と思っていたが 網戸を押してみたら確かにサッシとの間に数ミリの隙間は出来る。 でもまさか、そこは偶然見つけた通り道で そこを出入り口と認識してるわけじゃないだろう。 だが。 次の日の夜。 旦那帰宅直後に、リビングの壁にあれを発見した。 新聞紙で立ち向かった旦那だが、取り逃がしてしまった。 「昨日のだ」「名札でもついてたんかいっ!」 食後車を出してもらって薬局へ走る。 ほいほいだの団子だの受身的な対処じゃ駄目だ。 もっと水際の、もっと拒絶的な。 しかし悪魔避けのお札なんて売ってない。 「直射とまちぶせ」に効くというスプレーを買って帰る。 リビングと私が寝る部屋の間に撒き、網戸の隙間に吹き付け、 「どこんちが育てたやつだ! なんであんなでかくなるまで放っておいたんだ!」 と怒り狂って寝床に入る。寝られるわけがない。 悪魔への恐怖におののく生活は、オカルト映画のようである。 それまで平気で開けていた扉を怯えて開き、 暗闇を恐れ、背後の気配に敏感になる。 旦那がうっかりこぼしたプルーンの粒に悲鳴をあげ(黒いものに敏感) 自分の服の飾りが鳴らした音に悲鳴をあげ 掃除機を取りに行くのに電気をつけ、カーテンの開け閉めにも慎重だ。 オカルト映画だけじゃない。 「どこの家から来たんだ」という疑心暗鬼。 「誰かが悪意で撒いているんじゃないか。Gテロだ」 「いやまて。巣がどうのと殺虫剤に書いてある。 では我が家には遊びに来ていて朝巣に戻るのか。 あの二匹は本当に同一虫だったのか。 その前に見かけた小さいやつの親なのかも知れない。 迷子を捜しに来て…」 なわけあるか。 「習性だ。習性を考えろ。どうするのが一番効果的か」 心理サスペンスから推理モノ。そしてついには。 出た! 旦那の入浴中に。リビングには私しかいない。私がやるしかない。 棒状にした新聞紙に手が伸びたが、 待て! スプレーがある。仕留められないまでも弱らせる事は出来る。 隙間ノズルをつけたまま(その方が命中率が高いと旦那が言った。 銃身を考えてみればそうだ。それに手が濡れない)狙いを定める。 当たった! 駄目だ。手を弛めちゃ駄目だ。連射だ 連射。撃ちまくるんだ。 壁伝いに逃げるやつを追いかけ噴射し続ける。 敵は力尽き逃げるのをやめたが、それでも撃ち続ける。 相手が痙攣し、断末魔の羽ばたきをするのを見届け、尚も。 「もうよせ 死んでいる」という台詞が何かにあったな。 恨みと、生き返ったら困るという恐怖で引き金から指が離せないのだ。 ライフルを抱えたまま、死体処理班が来るのを待った。 万が一にも死体が起き上がらぬか、じっと見張りながら。 うううう。この先一体どうしたらいいのだろう。 いくらここで敵を個別撃破しても、本拠地を殲滅しない事にはどうしようもない。 せめて水際で侵入を阻みたい。 外置きタイプの毒えさを撒くか ほいほいを繋げてベランダに固定するか… あああああ! 誰だよ! どこんちが育ててるんだよ! 呪いみたいに呪詛返しが出来たらどんなにかいいだろう。 (呪った相手に撥ね返されると倍になって呪い主に戻るという) 結婚してすぐの頃。旦那の親の家で台所に入った。 引出しを開けたら飛び出して来た。 義母はさっとそれを叩き、素手で触覚を掴んでゴミ箱に放った。 凍りついていた私を見て「あんなの怖いの?」と笑った。 そこで漸く悲鳴が出て、私は座敷に逃げ帰った。 怖くて触れないなんて言っていられる私は幸せ者だよ 分かってるよ。 あんなもののひとつやふたつ見たくらいで人生暗くなる私は苦労知らずだよ。 でも怖いものは怖いんだ!
小説更新しました。
相変わらずのうだうだですが前回のうだうだよりマシなうだうだだと思います。 ふたりの位置関係が把握できたっていうか。 甲子園予選はリアルで進行中ですね… 理屈抜きで「何がなんでも出るんだああ」って猛進はいいものです。 大人であろうと夢は見ていい。 はやぶさとかでも。 「日本がやらなきゃいけないことじゃないでしょ」という発言は許せない。 やれるならやった方がいいじゃんね。 誰のためとかじゃない。自分たちが夢を見るために。 科学の発展とかどうでもいいのよ。私は。 一兆円もかかるっていうのならそりゃ考えるけど。 旦那の方の一族のお盆の集まりを 何年か前から自宅でなしにステーキハウスでやっている。 次男の勤め先であったことが発端だったのだろうが これはいい事だと思う。 とはいえ、一族の集まりである事に変わりはないから 楽しみとまではいかない。 だが子供達は意外や「たのしみ」にしていたのだった。 去年受験生だった娘は、そこでの焼肉を食べ終わると 深々と溜息をつき「ああ これで夏のたのしみ終わっちゃった」と言った。 今年、夏休みの予定をカレンダーに書き写しながら 「8日あたりが濃厚だから そうなるとあんたたちどっちもいけんね」と言ったら 「えええ そんなあ」と声が上がった。 たまにだが焼肉くらい食べに行ってるのに。 結局1日となり、娘のその日の予定も夕方からに変更され ふたりとも参加出来る事になった。 めでたし。 しかし娘のその日夕方からの予定とは「スイパラ」である。 (スイーツパラダイス・ケーキ等の食べ放題) 「お肉 食べるの控えなきゃ」と娘が言った。 「それじゃいく意味ないじゃん」と思わず口走り、はっと気づく。 そうじゃない。祖父母に顔を見せに行くのが第一目的だった。 娘は呆れたように溜息をついた。 誰のせいだ。 テストを受けて、そのまま娘は遊びに行く。 |
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