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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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「卒業アルバムに使うんだけどさ」
娘が困ったような声で言ってきた。
「うちって3歳から5歳くらいまでの写真 ある?」

ないわけないだろ。アルバムにどっさりありますわさ。
クローゼットを掻き分けて何冊か引っ張り出した。
どれが誰の何歳のか分からないから適当に。

娘は驚いて「よかったあ… 全然ないと思ってた」と言う。

そりゃ今でこそ全然写真撮らないけど
あんたらが小さい時は必ずカメラにフィルムが入ってた。
娘の時なんか一歳まで毎月最低フィルム一本は写してた。
一番いいのを三枚白いアルバムに貼り、
次にいいのを編集しながらカラーアルバムに貼り、
残りのそこそこいいのをポケットアルバムに入れていた。
3歳ごろのはさすがにそんなにはないが、
それでも外出や行事の際は必ずカメラを持ち、
家の中でも何かの時にはすぐに写真を撮った。

「切りたくないのはカラーコピーで とか言ってたけど どうしよう」
「あんたのだもの あんたの好きにしたら」
幼少の娘ってほんっと不細工だったんだけど
それでも写真で残っているのが嬉しいらしい。
何枚もある七五三のうちの一枚も切るのは嫌なようだ。

自分の過去を愛しく思えるっていいなあ…
私自分の子供時代の写真なんか見たくもないけどな。
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