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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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「散々探したけど どこにも診察券ないわよ」
と突然母が言った。
散々探すってベッドから動かない(動けないとちゃう)あんたに
どこに探せる場所があるんだ。
「診察券なら一枚私が持っているし もう一枚も保険証んとこにあるよ」
「ないないってあんたが言うから」
言ってねえよ! 前に私が持ち歩く分の診察券を寄越せと言ったから
これは必要だからって返事しただけだよ。
どうしてもって言うなら別に一枚あるでしょうと。
「大体 自分で何もしないんだから 必要ないでしょう。
邪魔だけど財布の中に入れておいた方が便利だからそうしてるんだけど?
クレジットカードじゃあるまいし 持ってたって一文の得にもならんわ」

そうなのだ。
どうして母のために私が持っているのに
なんでその名義が母のものだというだけで泥棒扱いされるんだ?
診察券に限った事じゃない。
実家のものを持ち出す時、それは100パーセント実家のためであるにも関わらず
何か咎められている気がする。
ゴミでさえチェックされていた(まだそこそこ動けていた頃)。

私が返したのは正論である筈だが、母は黙るのが嫌だったらしい。
「でも二枚目の診察券は私がお金を出して再発行してもらったんだから!」
…そう。以前になくしたと思ってもう一枚作ってもらった。だから二枚ある。
しかしそれが何だ? 誰のための診察券だよ!
お金を払って再発行して貰ったのは私のためじゃないし
お金を払っているからといってゴールド扱いされるわけでもないし
とにかく私は全く利益を得ていないんだよ! 好き好んで持ち歩いてねえよ!


リフォーム会社にハウスクリーニングも頼んだんら
床をきれいに磨き上げてくれた。
跡が残るだろうと思っていた箇所も丁寧に掃除してあった。
壁紙は張り替えたのだが薄暗く感じられた室内が、掃除後明るくなった。
頼んでよかった(まだ請求きてないけど)。

中途半端な改装になってしまったから見栄えはあまりよくない。
引っ越してきたら絶対難癖つけるんだろうなと今から憂鬱である。
まあお金をかけて完璧にしたらしたで「無駄遣い」って言われるんだから
何をどうしても同じなんだ。

車椅子を早く引けば「危ない」と言われ
ぎりぎりまで待てば「早くどかせ」と言われ
とにかく文句言わなきゃ気が済まないんだから此方が割り切るしかない
んだけどさあ。

はああ。今日もまたこれから実家である。
あのシーツの半分以上雑誌やお菓子で隠れているベッドを見る度
ムカつくやら情ないやら。
そもそも起き上がり補助のための電動ベッド。
あれでは起こせない。
(てかその状態で自力で起き上がれるという事は以前より痛くないという事で
本当ならば『ねたきり』の認定は受けられないはずなんだが…)


「私のぐうたらは自覚あるぐうたらだけど
あの人は自分のぐうたらを絶対認めない。だから崩しようがない」
ぐうたらしたいなら「私は頑張り屋」なんて言うな!
 

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