忍者ブログ
木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
[898] [897] [895] [894] [893] [892] [891] [890] [889] [888] [887]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
リンク
ブログ内検索
プロフィール
HN:
shin
性別:
女性
バーコード
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

なにもかも周囲に比べて遅かったような事を書いたが
そんな娘でも情緒面と食べる事に関しては格段に早かった。

生後一ヶ月の時には食後の「満腹ソング」を歌ってた。
おなか一杯になると
泣き声とは違う大声を天井に向かってはりあげていた。
泣き声よりうるさい。

私の鼻歌に合わせて声を出す。
おふこーすかなんか歌ってたら、
テーブルの上に転がしておいた娘が「あーあ あー」と。
何をやってるのだろうと黙ると、娘も黙る。
歌いだすと娘も声を出す。

4ヶ月で人見知り。
7ヶ月頃だったか、久々に運転しようと車に乗せたら
硬直していた。笑いかけたらひきつった笑いを返す。

食欲編。
ある朝公園に行ったら4月生まれのお母さんが
「きいてきいて うちの子 今日うどんを一本食べたの」
とものすごく嬉しそうに駆け寄ってきた。
「一本をね 小さく切って食べさせてたら 全部食べてくれたのよ」
……
当時娘はうどん一本を一瞬で喰っていた。
端っこを口に押し込むと、あとはつるんっと。
当然おわん一杯は軽く、二杯は食べてたんじゃないだろうか。
だがとてもそんな事は言えず、にこにこと「よかったね」と応えた。

息子が生まれて旦那が娘を連れてお出かけ。
そこですがきやのラーメンを二杯食べさせた。
おわんに じゃない。どんぶりである。
娘2歳の夏。

娘3歳、息子一歳の夏休み、旅行に行った。
旦那の悲鳴があがった。
「こいつに刺身全部喰われた!」
目を離した隙にさしみの大半を娘に食べられてしまったのだ。
油断したあんたが悪い。

幼稚園から小学校。誉めることがなくて困った先生は必ず
「なんでも残さずよく食べます」と言った。
いいよ。それが一番だよ。


食べて寝る。生き物の基本だ。
私は子供の頃、ろくなものを食べていなかったのに太り気味だった。
それなのにいつもお腹をすかせていた。
おいしいものを食べた記憶があまりない。
思い出すのは風邪などで体調を崩した時の絶食だ。

子供達は今でも家に帰ると「今日のごはんは何?」と訊く。
これが普通なのかどうか分からないが
何かで「好物を作る時は早目に教えてあげるといい」と言っていた。
食事までのわくわくが幸福度を増すからと。
息子に訊いたら「そうに決まってる」と言った。

食べる事が楽しみのひとつになるなら、そんな幸せな事はない。
だって毎日の事だもの。
となると娘は幸せに生まれついた子供なのかなあ……?
まあ どうであれ 今は人生の春を満喫してるようで(本人は)。


PR
この記事にコメントする
NAME:
SUBJECT:
COLOR:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS:
忍者ブログ [PR]