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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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長い揺れに「あー 車酔い」と暫くぼーっとし
速報が出る頃だろうとテレビをつけて 呆然。

同じ日本の中の出来事なのに現実味がなく
どの局も地震関連の番組をやっているほかは日常。
阪神の時もそうだった。

水害被害の当事者になった事はある。
といっても自宅は無事で、実家が水没したのだが。
あの時の惨状ったらないが、
川を越せば被害の被の字も見当たらない。
実家の片付けをして、よれよれになって川を越えたら
歩道一杯に広がって笑いながら下校する高校生がいた。

ちょうどオリンピックか何かと重なったんだったか。
新聞もすぐにそっちの報道で埋まってしまい
水害被害者は取り残された気がした。

なんかね……

仕方ないんだけど。なんかね。
今回だって今日の午後には民放は通常通りの放送で
録画のバラエティなんかもやるわけで
息子もそれを笑ってみるんだろう。

今朝の新聞にはニュージーランドの報道はひとつもなく。

なんかね。

テレビと新聞でしか状況分からないし
どっちも最悪のところは報道していないように感じられる。
リアルタイムで流された津波の様子、それ以降目にしていない。
画面越しにも恐怖は伝わった。
いいや。信じられなかった。あそこに人がいるなんて嘘だ。
なんであんなところを車が走ってるんだ。

直接被害だけじゃない。
交通手段を失った人たち。
中には風邪気味の人だって、子連れの人だって妊婦さんだって
それこそ生理中の人だっているだろう。
画面にすら映らないそういう人たちにとって
自分が無事帰り着く事が世界の全てといっていいぐらいだけど
砂粒ほどにも私達には感じられない。

被害の甚大さに戦慄を覚えるのは当然だけど
当事者と部外者の落差に一番憂鬱にされる。
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