木の洞にひとりごと
うろ覚えのうんちく
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ここに引っ越してすぐ旦那が買ってきた。
荷物の片付けも済んでないうちに。 もう一鉢名前も知らない葉っぱものも買ってきたのだが そちらは数年後の植え替えの際に失敗して枯らしてしまった。 幸福の木は木だけあって適当な植え替えにも負けず 刈り込みすぎた時は元気をなくしたが 放ったらかしにしておいたらまた茂り出した。 ここ10年植え替えもせず、気がついたら水をやるという程度。 それでも葉っぱが伸びている。 先日、ついと葉の出所を見て驚いた。 中央に木がある。もとは三本あったのだが、一本は植え替えの時にぽしゃった。 私はてっきり葉っぱはこの残り二本から出ているのだと思っていたが なんと! 木は既に一本しかなく、そこからの枝は枯れてしまっていた。 青々と葉を茂らせている二本の枝は土から生えているのであった。 根っこで繋がっているのであろうが、なんというか。 「これはあれだね 親は枯れて 子供が育ってるってやつだね」 娘が「これって幸福の木って言うんでしょ」と訊く。「そうだよ」 「幸福じゃないじゃん」「なんで」「だって枯れちゃってんでしょ」 そりゃそうだけど代わりに子供達が青々してるんならそれこそ幸福ってもんじゃないか。 とか言いつつ。 先日買ったコートが好評らしく 「また誉められちゃった」「すごくセンスのいい人にも誉められたんだよ」 「どこで買ったの?って訊かれたりさあ」と報告してくる。 迷いまくってたあんたの背中を押したのは私だぞ。 店員はどっちかというとその色は難しいからベージュを推していたぞ。 報告の言葉に感謝の気持ちを仄めかしてるのかも知らんが 「やっぱ着る人が着ると 映えるんだわ」と抜かしおった。 ……引っこ抜いてやろうかしら。 PR
テスト期間のある日。
戸棚の前に立って「今日の夕食何?」と訊く。 八宝菜と答えると、唸った。 なんで? お約束の八宝菜じゃない。あんたの好きな八宝菜じゃないか。 (正確には五目ばりソバである。テストの時しか作ってやらない) 「……じゃ おやつにポテチを食べるのはやめとこう」 と戸棚から手を離した。 つまりよりおいしいく夕食を食べるために おやつを我慢すると。 別の日、同じ場所で「夕食は何?」と訊くから「豚汁」と答える。 また頓狂な声で「ぶたじる?」と叫ぶ。 「いかんの?」 「いやいや」 戸棚の中をじっと見ている。 またか。「食べたら? もう今日しかないんちゃう?」 部活のある日はおやつなど食べている暇はない。 「うううう」 「ポテチ一袋 いくらよ? 小遣いでも買えるだろ! 迷うな 悩むな!」 「そ そうだよな。しかもこれは じいちゃんに買ってもらったやつだし」 (日曜日に実家に行った際に 一緒にコンビニに入って買って貰った) と戸棚を開けてポテチを取り出した。 そして「おいしい」と言いながら食べた。 ささやかな幸せに浸る彼は幸せなのか ポテチ一袋で悩まなければならない彼は可哀想な子供なのか。 犬のように耳と尻尾を垂れさせて戸棚の前に立つ彼を見ることのできる 母親であるところの私は幸せだけどな。 こんな面白い玩具はなかなか手に入らんだろう。 中学の頃に数度美容院に行った事のある息子だが、
同じエレベーターの人に
「Aちゃん 可愛くなったね」と言われた。 「皆さん仰います」 ほんとにエレベーターの住人、会う人ごとに言われる。 「娘さんすっかり可愛くなって」 夜娘に「また言われたよ。可愛くなったって」と言ったら 横から息子が「ありえん」と叫ぶ。 「馬鹿だねえ 誰も『可愛い』なんて言ってない。『可愛くなった』と言ってる」 「ああ そうか 前と比べて か」と納得。 朝娘が鏡の前で服を合わせているのを見て 「こいつ程度で可愛くなったって言われるんなら 私だったらもっとだったのに」 と急に思いついて段々腹が立ってきた。 大体が可愛くなった発言の後に、半分の人は「お母さんに似てきたんだね」と言う。 「やーん この組み合わせ 太って見える」 「ちゃうちゃう 太って見えるんちゃう。痩せて見えないだけ」 24日娘は映画を見て、そのまま帰らないと言った。 「あらら じゃ クリスマスケーキは家で食べないんだ。お父さん寂しがるなあ」 (ケーキは食べると言い張ったが) 「そういうお年頃なんだもーん」 そういう台詞は男が出来てから言え! 映画の予定を手帳に書きながら娘は 「しまった! イニシャルにしておけばよかった。名前書いちゃったよ」と言った。 ごまかしようのない女名前じゃ見栄も張れない。 さて息子。 「24日も試合がひとつあるんだけど」 「申請しないの?」 「だって24日だよ?」 「どうせ寂しいイブなんじゃないの」 「寂しいかどうかなんか分からないじゃないか」 おや? あてがあっての発言か? 友達と遊ぶだけなら「寂しい」部類だぞ?
何かとせわしく、昨日も途中で日記を切り上げないといかんかった。
とにかくテスト期間は食べさせる事ばかり考えてないといかん。 昨日の昼食はハンバーガーとエッグマフィンだぞ。 今日はパングラタンだぞ。 そして今晩はお約束の八宝菜だ。 テスト期間の真っ只中に某ゲームが発売された。 予約してないと無理とか言っていたが、店頭で買えると知り走っていった。 どうするのかと眺めていたら、 いつもはマンガを読んだりビデオを見たりする休憩時間を ゲームに充てただけだった。 そのあたりさすが高校生というか、自己管理は出来ているらしい。 えらいぞ 息子。 (娘が当たり前にやる事をやっても誉められる。 だが娘だって息子が当たり前にやる事を全くやらないんだから オアイコだ) |
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