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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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ショートスティに送り出す。
11時過ぎと連絡を貰っていたので
50分になったら車椅子に移して と段取りしていた。
座らせたところでインターフォンが鳴る。
まだ11時前である。
待って貰って急いで仕度をする。
母がいきなり自分で車椅子を動かした。
戸棚のガラスの前に行き、鏡代わりにして髪をブラシで梳く。
先日娘に切らせたばかりだから梳かなくても落ち着いているんだけど。
それからごそごそ化粧水を出して顔に塗り始める。
…急いでいるんですが。
だが黙ってやらせておく。

施設職員の入れ替え後、化粧水を塗るようになった。
担当に若い男の子が増えたんだろう。迎えも男の子だし。
気が若いのは悪い事じゃないから別にいいんだけど

…だったら他の身だしなみにも気を配ろうよ?

昨年私が買った服は奥に押し込んで
10年昔に自分で買ったよれよれのシャツを着ている。
ズボンだって二枚を回している。
去年サイズを測って「買って来る」と言ったのに「要らん」と言われた。

それとおむつ。
肌荒れを避けるためにも、勿論衛生面からもマメに換えて欲しいのに
汚れてないと言い張って履き続ける。
お金がなければ仕方ないけど勿論そうじゃない。
かぶれて辛い思いをするのは自分だよ?と何度も言った。

何を言っても聞かないから言うのやめた。
気を回すのもやめた。
誠意や好意でやった事も悪意や作意に解釈されるならやらない方がいい。
やってあげたいという気持ちもないんだから。

今朝の新聞に里帰り中の主婦の作文が載っていた。

私は息子の時に娘を連れて実家に行ったが
マンションに帰りたくて帰りたくて泣いていた。
それくらいなら帰ればよかったのにと思うが
あまり早く切り上げては母に悪いと考えていたのだ。
結局二週間で
…そうか たったの二週間だったのか。すごく長く感じられたけど。
連休にかこつけてマンションに戻った。

この人と同居なんて最初から無理だったんじゃないか。
父には悪いけど回避してきてよかったとしみじみ思ってしまう。

ねえ? 本質的には悪意はないんだよ?
少しは忠告聞けば?
化粧水では何も隠せないと思うよ。
 

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まームカつくムカつく。
またかと思われてもムカつくものは仕方ない。
ムカつく通り越して絶望の域に達し
私の人生お先真っ暗にしているのはこれだと思うと
それはそれでムカつくのである。

待合室にて。何度繰り返したか分からない会話。
「だから! ここを退院してからあんたは歩いて名鉄病院に入院してるの。
だからここの看護婦さんの扱いが少しくらい手荒かったとしても
それが原因で寝たきりになったわけじゃないの。
(念の為言っておくが この病院の看護婦さんは皆優しいよ)
(たまたまひとりが母の気にいらないだけだ)
ってか寝たきりの原因なんか見つからないの。外科的にも脳外科的にも。
あんたのぐうたらが筋力を落としただけ!」

もともとの担当は院長先生だが
院長先生は手術が入っていたり急患を診たりで
診察時間の開始が遅れたりする。
せっかく1時に整理券をとって早い順番をとっても無駄になる。
だから「どの先生でもいいです」と言った。
母はそれが気に入らない。
院長→他の(新しい)医師は格下げに感じるのだろう。
でもね 毎回同じやりとりなんだもの。
「どうですか」「痛いです」「どこが」「ここ」
医師は関節の不具合を想定して脚を動かすのだが
どこにも異常は見つからない。

要は痛みの原因は手術した箇所にあるのではなく
背骨が神経に触って大腿部に痛みが走るのだから
背骨がこれ以上曲がらないようにするのと
背筋を鍛える事が大事で、とにかく動かさないと固まるばかりだよ
という事なのだ。
他の医師でも「動かさないとね」は必ず言う。

だが母は自分に都合の悪い事は聞こえない。

「リハビリに通いたい」と言い出した。
どうやって!
「往きはお父さんの車で 帰りはタクシーで」
んで? まずそのお父さんの車までどうやって行くのかなあ?
父は車椅子で母を車庫まで連れて行けない。
勿論車庫から家まで運ぶことも出来ない。

「一番のリハビリは日常生活! まず起きてご飯を食べたら?
先生も言ってたよね 座ったままの足踏みでもいいって。
そういう地道な事もしないで 周囲に迷惑かけてリハビリって何?
あんたは(若い男の整体師さんに)構って欲しいだけでしょ」

おおそうだ。訪問リハビリとかいうのもある筈だ。
リハビリがやりたいのならそれを頼んだらいい。
それぞれの家庭環境に合ったメニュウを作ってくれる筈だから
指示に従って「毎日」「地道に」「自分で」リハビリできるよ。
「これはMRIでなければ分からん」
突然母が言い出した。「はあ?」
「この痛みの原因はレントゲンなんかには写らないんだ」

げんなり。

1パーセントの可能性もないとは言いませんよ。
でも先生に言うの嫌ですよ。

痛い痛いばっか言ってるけど
最悪だった一昨年の冬を思えばずっと動けていると思うんですが。
それでも病院にいくたび「痛い」しか言わないから
医師もうんざりしているんですよ。
何をやってもそれしか言わないからどないせえっちゅんじゃと。

「動くしかありませんよ」と医師は言う。私もそう思う。
固まった関節も少しずつほぐしていけば動くようになる。
背骨が弱ってきて神経に負担がかかるなら
背筋を鍛えて助けるようにしなきゃと何度も言っているのに
ごろごろごろごろごろごろ…寝転んでばかり。
寝たきりになる症例じゃないし、実際「寝たきり」とは違う状況なのだ。
にも関わらず「寝転んだまま摂食する」ってどうよ?
寝たきりの人だって電動ベッドを起こして食事してるよ。

テレビで脳梗塞で倒れた人が
二年掛けて洗濯が干せるまでに回復したという話を見た。
あれこれ工夫して台所にも立っていた。
家族に迷惑をかけまいとする一心で頑張ったんだ。

何も洗濯しろ料理しろと言っているんじゃない。
「起き上がってご飯を食べて」「起き上がってテレビを見て」
雑誌を読むんでもいいんだ。通帳の残高を見るんでもいいんだよ。
とにかく「起き上がって」と言いたいだけだ。

「医師の助言を聞いたうえで それでも痛みが引かない
と言うのなら仕方ないけど あんた 何もやってないじゃん」と言えば
「ちゃんと やっとる!」
「どこで」
「あっち(デイサービス)で」
ええ。ノートを見ましたとも。10分間だけ立ち上がり運動やってますね。
「週に一度や二度やっただけでリハビリになるなら苦労せんわ!」
「あんたが知らんだけだ。私はやっている」

いいえ。やってません。今の私には言い切れる。
ずっとあんたの言動に騙されてきたけれど
あんたが頑張るのは「人が見ている時」だけ。
隠れた努力なんか絶対してないね。断言するね。
リハビリに限った事じゃない。
何もかも他人の評価を受ける場所でしか勤勉でしかなかった。

いつまでも馬鹿な子供じゃないんだ 私だって。
でもって利巧な大人でもないから
看護婦さんみたく騙されたふりもしたくない。

「あんたは何もやってない。ぐうたらしてるだけ」
午後母の通院付き添い。雨は困る。

好きで病院行くわけじゃないのに
ってか私は「付き添って」「あげて」いるのに
「どうして病院に行かなきゃいけないのだ」と責められる。
天気が悪いのも待たされるのも私のせい。
自分の通院なら待ち時間ぼーっと過ごせるのに
受けつけに催促やら確認やらに行かなきゃいけないのは苦痛だよ。

普通なら「面倒かけて悪いね」なのに
「病院に来てやっている」なのだ 母は。
(娘もそういうとこあるけどな)(似てるんだよ こいつらはよ)

憂鬱。

以前は隣に座ってあれやこれや喋っていたけど
相手を愉しませるつもりで言った事も歪んで解釈されるから
もう話もしたくない。だから離れて座る。
何を吹き込まれたか、看護婦のひとりは私を敵視してる。
もうどう思われてもいい。

医療従事者といい関係を保とうとするのは
それが患者に返ってくるからだ(姉の時がそうだった)。
でも当人が私の悪口を言うなら 努力も無駄だ。

折角もらってきた薬も飲み忘れたり、間違えたり。
指摘すると「お父さんが」と父のせいにする。
他の事で指図しているんだから 薬が手元にないくらい言えないわけがないだろ。
誰のための薬か分かってるのかしらね。
病院に「行ってやる」 検査を「受けてやる」 薬を「飲んでやる」んだ この人は。

どうせやるなら気持ちよくやりたいよねえ。はー
大野くんのソロが出てます。ドラマやってますもんね。
先日歌番組でそのお披露目があって、勿論息子はかじりついてました。
しっかりビデオに録画して毎日見てる…

いつも同じところで「可愛い~」と悶絶している。
毎回毎回である。いつになったら言わなくなるのだろう。

それ以前の古い歌のビデオを見ながら
「この距離が一番いいと思うんだよね」といきなり言った。
独り言だろうと無視していると
「ね おかあさん」と同意を強要する。んな事言われたって。
そこで巻き戻し「ここ この位置 アップよりこれくらいの距離」と言う。
知りませんて。
何度もテープ見ながら何考えているんだろう こいつ。

そして今朝新聞を見て「おおお」と叫ぶ。
さあ 今日の午後、何回「今日は大野くんだもんな」と言うだろう。
前の出演の時は三回聞かされたぞ。
「今日は大野くん~」「ま いいか 今日は大野くんだから」「ああ もうじき大野くん」
そんな息子を眺めながら人生の幸福について考える。
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