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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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ヘルパーさんから話がいったのかケアマネさんが
「ポータブルトイレ どうなさいますか」と訊いた。
私は反対だが、当の母が「欲しい」と言うので購入した。
他に何も購入してないので一割だけの負担だ。
だから金額的にはしれている。一万もかからない。

だがそういう問題ではない。
問題その1.
楽だからトイレに行かなくなる。よって機能はますます衰える。
ベッドから起き上がることさえ困難な人にとっては
少しの移動で使う事の出来るポータブルはいいだろう。
全く起きないよりは少しでも動いた方がいいに決まっている。
だが無理すればトイレにいけるのに使うのはどうかと思う。
何度も「これはあくまでも予備だから。補助だから。原則はトイレに行くこと」と
念を押したけどきっと聞いてくれないだろう。
これでますます筋力は落ちる。

問題その2.
負担は一割。ということは九割は介護保険から。
全額自費ならば母は購入を希望しなかったと思う。
どこかに「使えるものなら使わなきゃ損」みたいな風潮がある。
制度スタートの頃、浸透させるためか安直に認定を下し、利用を勧めた。
まだ母は認定を受けていなかったが知り合いの何人かは登録済みだった。
家政婦代わりにヘルパーを要請しタクシーがわりに介護タクシーを使う。
当時何の知識もなかった私でも「何か違うだろ」と感じたが
母は羨ましげだった。

介護保険は自立を助けるための制度だ。
援助があれば自宅で生活できる という人のための保険なのだ。
それが自力で生活できる人のところにヘルパーを派遣し
頑張れば歩いて通院できる人にタクシーを回し
使うべき機能を使わせず低下させていく という矛盾。否、皮肉。

今回のポータブルも自費であれば踏み切れなかった。
だが保険が使えるという事でケアマネさんも安易に勧めるし
当人も「あれば楽だもんな」くらいに決めてしまう。
結果、なんとか行けていたトイレにも行かなくなってしまう。

ヘルパー派遣も
私は生活を作るために朝の補助を頼んだつもりだった。
「起き上がり」「着替え」「洗面」「食事」「排泄」
助けてもらいながらでもこれだけをこなす事がどれほどのリハビリになるか。
マンションに来てからなら私がしてあげられるが現状では無理だ。
だから「身体介護」の枠でヘルパーさんを頼んだ。

はずなのに。

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父が「軽自動車を買おう」と言った。
マンション用に借りた駐車場が空いているからそこに置けばいいと。
置いて誰が乗るかって そりゃ私。
「嫌だ」
「自転車で往復するよりいいだろう」
「絶対嫌だ。それじゃ何のためにマンション買ったのよ」
「だから当分移るのは無理なんだ」

無理じゃないだろ。嫌なだけだろ。嫌なら嫌でいいよ。
でも購入のためにあれこれ私が悩んだり奔走したりした事はどうなるんだよ。
その上車だあ?(無論払うのは私じゃない。でもそういう問題じゃない)

傍から見たら「なんて贅沢」って思える話だろう。
要らない。私は何も要らない。欲しくない。何も持ちたくない。

よっぽど私に仕切られるのが嫌らしい。
マンションの引渡しは完了したが引越しの目処たたず。
改装も見送り。あんだけ業者さん煩わせておいて…
申し訳ないので中間報告の電話だけ入れておいた。
マンションの売主にも謝った。だってすごく急かしたんだもん。
すぐに入りたいから早く早くと。そりゃ契約は契約なんだけどさ。
すいませんと言ったら「私もなかなか腰を上げられなかったから いい機会だった」
って言ってくれたけど。引越し先が納得のいく物件だったこと祈ってます。

改装やレンタルや駐車場や引越し会社や
先回りして考えたり手配した事 ぜーんぶ アホ みたいや。
無駄に神経すり減らして馬鹿 みたいや。
救いはスロープの件で町内会に交渉していなかった事。
これやってたら引っ込みつかないところだった。

でもいいの。
マンションは保険なの。これがあれば同居は回避できる。
だからいいの。
愚痴です(今更だが)。

「マンションに行かないっ」と母が言った。
脅しのつもりなのだ。
呆れた。誰のための転居だと思ってるんだろう。

私のためと思っているなら「来なくていいよ」だ。

勝手にねたきりにでも何にでもなればあ?


ヘルパー講習の時に
「ベッドから動けなくてお風呂にも入れない時は
脚と手だけでも洗ってあげてくださいね」と言われた。
足はともかく手なんか洗ったって気休めにもならん と思ったが
実習で患者役をやってみて感動した。
気持ちいい のである。
温かいお湯に手をつけてさらさらかけてもらってタオルで拭いて
たかだかそれだけの事でものすごくさっぱりした気分になった。

だから母を座らせると私はまず熱いお茶を用意し(ねたままだと熱いのは飲めない)
それから洗面器に湯を張って手を洗わせる。
衛生面より、私が感じた「気持ちいい~」を味わってもらうためである。

でもそれもやめた。
頼まれるまで何もしない。
何かを提案するとケチばっかつけるから
もうこちらからは何もしない。言わない。試みない。
リハビリも嫌ならやらんでええ。

マンションの件も
契約・支払い・引渡しまでは他人が絡むからきちんと進めるが
引越しに関してはもう急かさないよ。
来たいって言うまで放っておくよ。
それでリハビリや食事療法が遅れて重篤になっても 知らない。
父が施設に入れたがっているならそうすればいい。

母のためにと思って勧める事を「やらない」って脅しのネタにするなら
もう何もしなくていいよ。
朝一番で実家に行って両親の愚痴を聞いて参りました。

お母様。一体男にどれだけ期待できるというのでしょう。
それも教育していない男に。
私の旦那はよくやってくれる方だと思っておりますが
下地があったとはいえここまでにするのにどれだけ山を越えた事か。
何度も何度も訴えて漸く理解して貰える というくらいに
男と女は意識が違うのです。そのうえに育った環境も性格も違うのです。
加えて私は「男を顔で選びませんでした」。
収入でも選んでません。
あなたの旦那様は少なくともいい男です。いい稼ぎでした。
外ヅラもよく「どこに出しても恥ずかしくない旦那」ですよね。
家の中でまで完璧を求めるのは図々しいと思います。
私もあなたに劣らず口がきついですが
反省という言葉は知ってます。ちゃんとフォローしてます。
何より行動によって言葉の埋め合わせをする事が出来ます。

努力もしないで男に優しくしてもらおうなんてムシがよすぎるわい!

お父様。
そんな女房にしたのは他でもないあなたです。
ひとりだけ独身気分で好き勝手に遊んで
きちんと女子供に向き合うこともせず、
不機嫌に当り散らす事で何もかも思い通りにしてきて
そのツケが回ってきただけです。
女にだって子供にだって感情も知性もあるんですよ。
コミュニケートできる相手なんですよ。道具じゃありません。
ええ。私もです。道具じゃないんです。

人生の苦労は均せば同量になるようになってるんだって。
若い時に家庭内の苦労を背負わなかったなら今背負って下さい。


義父母と義妹を見ていても思ったんだけど
なんで夫婦の軋轢を娘や嫁に押し付けるかな。
なんでその権利があると思うのかな。
義妹は出来た嫁だからよく我慢しているけど
自分の伴侶の(精神的)面倒くらい自分でみろと言いたい。
物理的なことはそりゃ子供の役割でもいいけどさ。
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