木の洞にひとりごと
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 日曜日の夕方、娘とターミナルからバスに乗った。 PR 男の子はほんとによく分からん。 新聞の投稿欄に
塾は勉強のやり方を教えるんじゃなくて
点の取り方を教えるところ。 成績が進路に直結しない間に自分で模索して勉強のやり方を見つけろ と子供たちを塾に通わせなかった。 勿論お金が勿体なかったというのもある。 「金かけても馬鹿は馬鹿」 馬鹿は馬鹿なりに生きていけばいい。成績だけが人生じゃない。 「頭がいい」ってのは成績がいい事じゃなくて 生きていくのが上手いかどうかだと思う。 短期講習で志望高校に進学できた娘はその後も順調で。 だから「塾なんて」という私のうけうりを口にする。口にできる。 でも受験戦争の真っ最中私は何度も「間違ったんじゃないか」と思った。 塾に通わせていればもっと早くに内申を上げられた。情報も早かった。 自分の思い込みで子供の将来を奪ったんじゃないか。 娘が私の方針を否定しないでいるのは今が順調だからだ。 でも私だって自分が間違っているとは思わない。 ただ時流に合っていないだけ。 小中学生の携帯に制限を とまた新聞に載っていた。 親が持たせなければそれでいい。 でも持たない事で疎外されるならば可哀相だと、私だって迷った。 それだって私は間違ってない。持たせないのが正解だと思っている。 だけど結果なんだよ。 本当の結果は遠い未来にしか出ない。 その時私は生きていないかも知れない。 正しい という信念だけで貫くのは時に難しい。
三年が引退したので新部長を決める。
娘は中学の時部長をやっていた。 中学の時の剣道部は全員が初心者で実力もほぼ横並び。 それだけに団結力は強くて団体戦は結構勝ち進んでいた。 高校は道場経験者や有段者がいたりで実力はまちまち。 でも実力と部活のやる気は一致しない。 どちらを基準に部長を決めるべきか。 加えて統率力とか発言力とか要素はいろいろである。 しかしそんなバラバラな部員をまとめるのは大変だから 一番実力のある子がやりたいと言っているのなら任せたらいいと思うのだが 娘はきっぱり「私がやりたい」と。 部長ってやりたいものかねと息子と顔を見合わせる。 私が産んで私が育てたんだけど私の子じゃないと感じる時がある。 息子なんぞは性別も違うので誰の子だと思う事しばしばであるが 比較的強く私の影響を受けている筈の娘でも やっぱり価値観は同じではない。 レプリカが作りたくて子育てしているわけじゃないから 自分と違う面が見られるのは嬉しい。 おしつけになっていないと分かって安心する。 その上で意見交換が出来るのは親となった喜びでもあるかも知れない。 でも我が子には余計な苦労は背負わせたくないと思うのも親心なんだよねえ。 自分の時は保身も考えず思うがまま突き進んだくせに 子供に関してはどこか臆病になってしまう。 |
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