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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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娘の部屋に新しいタンスが入って
今まで使っていた古いのが放り出された。
粗大ゴミの日までパソへ屋に置いておこうと運ぶ。

前にも書いたが、これは私が子供の時から使ってる。
40年も使うようなものだからさぞかし良い品
だと思ってもらっては困る。
安物の木材に合板を張ったような代物である。
その合板があちこち剥がれ、木屑がぼろぼろと出る。
娘曰く「中に入れた服が汚れる」 ……
ハンガーパイプのとりつけ位置を間違えてある。
おそらくは素材以上に安い品だったんだろう。
同時に姉もタンスを買い与えられていたが
私の絵日記には「なんだか お姉ちゃんは怒ってた」とあった。
幼かった私と違い、姉は自分で選びたかったに違いない。

捨てるつもりで運び込んだタンスだが
あと10年使ったら半世紀になるんだと
なんとなく中に物を入れてしまった。

昨夜はその横に布団を敷いて寝た。
狭い部屋がますます狭くなった。


先日のショッピングの時の話。
Tシャツを見つけ、「これ 可愛い」と指差した。
だが娘は「可愛くない」と言った。
手にしたら半額になってる。
「ほらほら」と娘に言ったが、無視。よほどに気に入らないらしい。
後ろ髪をひかれる思いで店を出た。
別の店で買物をしてお金を娘に渡し、
「やっぱりさっきのTシャツ買って来る」と戻る。

棚を見たら、ない。
売れたんだ。可愛かったもんなあ。半額なら買いだよなと
後悔しながら店を出ようとした時。
それを手にしている客を見つけた。
私と同い年か少し上か(っても私の判断はあてにならん)
広げて胸に当てて鏡を見ていた。

「……」

襟のラインがなんともおばはんくさいのである。

戻って娘にそう告げたら
「若くてものすごスタイルのいい人が着たら別だけど
そうじゃなきゃ どんくさくなると思う」だとよ。
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