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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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娘とスカイプで長電話。
週末あちらの男の子とあちこちしたみたいで
今日は誰とも喋りたくない気分だったってさ。だから私か?
現地の男の子は車を持っているので便利とか言う。
女の子は優しいし、アメリカってもしかしていいとこなのか。
そのうえミールクーポンでの食事は量も味もばっちりだって。
(食費として2万円相当額を払っている。ミールクーポンで支給される。
構内のカフェテリアで使っているようだが、ピザとかローストビーフとか食べ放題。
そりゃひとまわりでかくなって帰って来るさ)
部屋が狭いのが難といえば難か。でも二人部屋を独り占めできるならいいよね。

昨日息子が塾に行った。学校から直接コース。
時間は余るはずだから自習室で勉強して、と勝手に考えていたが
本屋で問題集見てご飯食べて受付済ませてたら時間がなくなったと言う。
帰宅は9時半。眠そうな顔をしている。
講義時間だけがその日の勉強時間の全部なら勿体無いなと思う。
だがまあ週一回(もう一回は土曜日)のことなら気分転換でいいか。
なんであれ自分で決めたことだ。

高校受験のあたりから英語が急成長した娘は
高校入学後に英語の教師になりたいと言いだした。
今思えば一年の担任でもあった英語教諭に刺激を受けたのかも知れない。
それをもとに進路を決め、志望校には合格できなかったが
留学して本場の発音を習得し、豊富な知識と共に子供達に教えたいという
目的にはちゃんと踏み出せた。

受験勉強中の息子は経済と経営の違いも把握できていないが
とりあえずその方向で大学を決めた。
きっかけは私が買っていた「クロサギ」なるマンガである。
こいつ本当に分かってるのかなあと思わないでもないが
高校受験の時も最初の思い込みのまま最後まで迷わなかった。
(こいつの場合 あまり良い意味じゃない)

迷わない理由のひとつに
迷う勇気がないことも考えられる。私がそうだ。
マージャンをやっていて、テンパるとすぐにリーチをかける。
逃げ道を潰すためである。読むのが面倒というのもあるが
迷いたくないのも一因である。
人生においてもこういう博打を打つ。考えたくない。迷いたくない。
その一方でものすごく優柔不断でもある。
矛盾するその性格の根底は、実は勇気がないだけなのかも知れない。
今を犠牲にして未来を勝ち取るために迷うのも勇気。
自分の判断を信じて決断するのも勇気。その結果を背負う勇気。

でも人生なんてそれぞれなんだもん。

義母が「あの人は不幸だ」と言う。近所の人とか親類とか。
「ものさしはひとつじゃないよ」と私は言う。
何が幸せなのか分からないじゃない。

義父には腹違いの弟がふたりいる。
弟らの母親は教育熱心な人だったらしく、ふたりとも東海から名大。
上の弟は本人も勉強が好きだったようでその後も大学や研究室で勤務。
下の弟は勉強はもう嫌だと、それでも一流企業に就職した。
義母は義父を眺めて「弟たちはあんなに優秀なのに」と言う。
「でもいいじゃん。お義父さん 幸せそうにしてるから」
弟と自分を比較して卑屈になったり、義理の母親を恨んだりしてたら
不幸かも知れないけど、義父はそりゃ我儘だけど幸せそうである。

学歴は墓までもっていけない。
どころか。高学歴が幸せな家庭を築くとは限らない。

娘にはアメリカ留学の実績より、愉しい思い出を、有意義な経験を
持って帰って欲しい。
息子には受験勉強を愉しんで欲しい。

私はもう傍観者でいたい。
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ことは給湯器の故障に始まったのだろうか。

その翌日に救急車で入院。
貧血が見つかって検査開始。
胃カメラは呑むわ 婦人科の内診台に乗せられるわ。
入院費、検査費、そして勿論給湯器代。

娘の滞在費の請求書も来た。年金の振込み用紙も来た。

すったもんだの8月が終って、学校も始まって
台風も去って、だがまだ曇り空の今のうちにと
一ヶ月遅れで眼科検診に行ったらば。

「もうちょっと間あけずに来て欲しかった」
えええ?
「破れてる」

説明しよう。網膜はく離という病気がある。
それの軽い段階で、右目は既に処置済みであるが
左目にもその危険性があるというので定期的に通っていた。
その左目の網膜が一箇所剥がれかかっているという事なのだ。
このほころびから水が流れ込むとどどっと剥がれてしまって
入院手術となるわけだ。

「まだ間に合う。今からレーザー当てるから」

破れ目の周囲をレーザーで焼いて塞ぐんだ。
言うほど簡単じゃなかったし、5~6万円かかる。
しかし入院よりずっと楽なんだと前にも言われた。

処置自体は前の時より辛くなかった。
前は一箇所じゅっと焼いて終わりだと思っていたから
何度も何度もやられてうんざりきてたけど
今回は最初から分かっていたし、先生が「鈍痛くるから」とか言ってくれたんで
痛いぞ痛いぞと構えていれば「なんだ こんなもんか」で痛く感じなかった。

しかし支払いは痛い。
次の時でいいですよと一部入金で済んだが、いずれは払わんといかん。

何より痛いのは暫く自転車禁止という事だ。
接骨院通いも、婦人科や整形への通院も全部歩きとな?

それでもまあぎりぎりのところで踏ん張っている気はする。
本当なら今日は父の通院がらみで自分の病院どころじゃなかったんだが
父の弱気のおかげで来週に延び、結果検査が受けられたというわけで
今日を逃すと下手すれば手遅れになるところだった。まあ よかったよ。

明日はこれもやっぱり一ヶ月遅れの歯医者である。
予約日に入院したもんで、その後延び延びになってたのさ。
そっちまで「間あけずに来て欲しかった」って言われたらどうしよう。



パソコンを起動し、スカイプをオンにする。
娘がログインしたのが分かったが、
前日話したばかりだしとこちらからは掛けない。

休憩に入る息子と変わろうとしたところで着信。
渋る息子を押しのけ、出たら
「携帯 洗濯しちゃったあ……」とすごい低音。
向こうで買ったやつかと思ったら、先日解約したこちらでの携帯。
古い写真とか全部なくしてしまったかも知れないと
ものすごい落ち込みよう。

「どうせ30年後にはゴミだって」
古いアルバムを処分した事を思い出しながら言ったが
慰めにはならんかったらしい。
以前にauのサーバにデーターを預けた事があるというので
ダメもとで電話してみる。
サポートセンターでは分かりかねると言うので、代理店に連絡する。
ちゃんと問い合わせ、折り返し電話をくれた。
やはりダメだったが、説明を受けて納得できた。
何も解決していないものの、娘もそれで少し落ち着いたようだった。

他の日本人留学生がいる。
日本人同士でつるんでいるという理由で娘は彼女らに批判的であった。
(娘は余程に頑固なのか
自分が日本語に憩いを求めることにも罪悪感を持っていた。
あんた そりゃいきなり24時間英語漬けはきついやろ)
それはそれ、これはこれで個人の人格までいきなり否定してはいかんと
言っていたのだが
そのうちのひとりがなんたらカードの読み取り機を持っていると
貸してくれた。
したらば。
写真などのデータを取り戻すことができたと。

そして。「いい人だった……」

ほらみろ。

スカイプもよしあしで、アメリカと日本の距離が一度に縮んでしまって
これじゃ日本にいるのと変わらんじゃないかと
でもまあ そのうち電話もかかってこなくなるさと思いつつ、
なまじ知らされると右往左往してしまう親のさがにうんざりするのだった。

大学構内にリスが出没するらしい。
とにかく広いし、そんだけ土地がある田舎なのである。

そのリスを英語でなんていうか、娘はちゃんと発音できないと言う。
何度教えてもらっても相手にわかるように発音できない。
ラ行の音があったから「じゃ それがRなんだ」と訊く。
(よく日本人はRとLの違いが分からないと聞くが 本当なんだ。
むこうの人にとっては全く別物らしいんだが)
したらば「さあ?」と答える。
「調べんかいっ! スペルを頭に入れてあるのとないのとじゃ
発音の仕方も違ってくるだろ!」
……私国文科ですけに。英語は知りませんけに。
んだども萩尾さんのエッセイに
「アルファベットを早口に発声すると その単語の発音になる」とあったでね。

留学などなさるような英語学科の学生さんに
素人が助言するのもおかしいと思うが
それでもせずにいられないのも、親のさがでしょうかね。

記念すべき塾生一日目なのに休講である。

しつこく暴風警報の確認をしようとしたら
窓の外を見ながら息子、
「こんなとこ出て行ったら死んでしまう」だと。
一番体力筋力ある世代が何言うとるか! と言い返したら
余程に私が追い出したがっていると思ったか
「休講なのに行っても仕方ないだろ!」と怒った。
誰も休みなのに行けとまでは言うとらん。

風は昨夜からやたら強いが、朝雨は降っていなかった。
乾燥機を使うつもりだったタオルを外に干す。
息もできないほどの風。ベランダだからな。
これなら一時間で乾くだろう。

給湯器の交換を今日にしなくてよかった……


誕生日である。
先日の息子の誕生日の時、あんまりうるさいから
「高校生にもなって男が誕生日を意識するか?」と言った。
「18才だから特別だ」と言う。
ああ!
私  「18禁の映画が見られるね!」
息子「馬券が買える」
……どっちもどっち。

今日が私の誕生日である。ドラえもんと同じなのである。おとめ座である。
旦那が「ケーキ買ってくるなら何がいい」と訊いたが
台風だから要らないと答える。

旦那とケーキの組み合わせで思い出すのは
というか忘れたくても忘れられないのは
旦那がアキレス腱を切った時、手術を受けて退院して
その後の通院の際の出来事である。
まだ松葉杖がとれなくて、付き添って行ったが
子供じゃないから診察室はひとりで入るだろうと座っていたら
「これ(診断書依頼か何かの書類) 持てないからついてきて」と言う。
松葉杖じゃ仕方ないかなと一緒に行った。
その帰りに買物に寄った。
休憩所の椅子に旦那を待たせ、手早く買物を済ませて戻ると
ケーキを持った旦那が立っていた。

……書類は持てんのにケーキは持てるんかい。

ああ 多分その日だと思う。
通院で疲れて、ふたりでベッドに寝転がっていると小学生の娘が帰って来た。
ごろごろと「コーヒーいれて」と頼む。
娘はそのまんまを日記に書いて先生に提出した。
「学校から帰ったらお父さんとお母さんがベッドに寝転がっていました。
コーヒーが欲しいと言うのでいれてあげました」
……ばか娘。

先日実家の父から電話があり
「再検査と言われた」と告げられる。

結果が出てから慌てないように旦那と今後の事を話す。
手術・入院となったらどうするか。その先は。
母の事があるから問題はややこしい。

親のためによかれと思って決めて動いて
その結果が「頼んでない」では、もう嫌だから
「最初に親に決めてもらう。その選択肢だけ用意しておく」と言う。
選択肢と提示の時期と、今出来る準備と、張れるだけの予防線と。
いろいろ考える。その間も口から出る過去の愚痴に自分で嫌になる。
めっさ疲れる。

昨日ガス給湯器の取替え工事だったのだが
その前に病院に来てくれと父が言うから、時計を持って出て行く。
結局総合病院への紹介という事になり、詳しい説明はなかった。
予約と紹介状を頼んで帰る。

早朝父から電話。「あの検査を受ける意味が分からん」
「いや 異常を見つけた以上 医者として調べないわけにはいかない」
「朝一番で病院に行って断って来ようと思う」
「治療をどうするかは検査の後でも相談できるから
とりあえず検査だけでも受けておけば」と言って思い止まらせた。

が。娘とのスカイプ中電話があり、「延ばしてもらった」とな。

最初からレントゲン検査を受けなければよかったのに。

早期発見のための定期健診の重要性は分かる。
だが父のような医者嫌いの場合はどうなんだろう。
まして高齢である。

母は自分で勝手に病名をつける。
具合が悪いのなら受診して診断受けて治療してもらえばいいのに
面倒なのか、本当に診断されるのが怖いのか、
はたまた思い通りの病名が下されないのが嫌なのか、
仮に診察を受けても医師が自分に同情的でないと
せっかくの診断も受け容れない。

どっちも病院との相性は悪いと思う。
そんな患者が受診する意味ってあるのかと考えたりもする。

私も病院はあまり好きじゃない。
でも両親よりは医者に従順だと思う。
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