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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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お風呂にゆっくり入れること。
自分の布団で朝まで眠れること。

これだけでも幸せだと数年前までちゃんと認識していた。
最近その意識が薄れ、布団に入った時の感謝もなかった。
この震災で再認識している。
昨夜風呂の蓋に顎を乗せ
(説明が必要な方へ。お湯が冷めないように浴槽半分に蓋をしてる。
浴槽に座って、この蓋に顎を乗せて寛いでいたわけだ)
(更にもう一個補足。
我が家の浴槽の端っこには栓の鎖を止める金具が出っ張ってる。
半径8ミリぐらい? 出っ張りもそれくらい? その金具に
肩こりの時など痛い箇所を押付けると指圧効果でとても気持ちがいい。
築20年を越すマンションでバスユニットも同様だが 換えたくない)
今の生活がいいなー
なーんにも変わらず今のままずーっといられたらなあ
と考えていた。

大学二年になる娘と大学受験が始まる息子。
要介護の実家の母親。
とりあえず今は安定しているが、一年後二年後は分からない。
取り越し苦労な私は先の事が不安で生きているのが面倒になる。

はっと気づく。
今のままがいい という事は少なくとも「今」は幸せなんじゃないか。
先行きの不安さえなければ、今日と明日は何の問題もない。
なんでこの幸せを実感せず感謝もせず過ごしているんだろう?


はあ。
理屈ではそうなんだけどね。

阪神の震災を経験した人が東北の人にエールを送る。
最初はええなあと思っていたが、でも本当にそうなんだろうか。
私たちも(頑張って)復興を遂げたんだから あなたたちも(頑張れば)大丈夫
って響かないだろうか。
そんなこと考えちゃうの私だけだろうか。
三週間もたって何の展望も得られない人たちの中には
「あんたたちはもう仮設住宅の建築も始まっていた。水もガスもあった。
放射能に怯えることもない。私たちはいまだに食べるのがやっとなんだ」
と言い返したい人もいるんじゃないか。
ひねくれてますかね。
伊勢湾台風にしても他の災害にしても比較にはならんと思う。
もう、「だから大丈夫」は言わないで欲しい。
心の中でそう念じて、実際に復興を果たした時に
「まさかここまで頑張れるとは!」って喝采を送ればいいじゃんか。

名古屋市が職員を送る。それはいい事だと思う。
だが市長の「被災地にもどえらい感謝されるだろうし」という談話はどうよ。
私はこいつが嫌いだ。こういう意識が嫌いだ。

ええ。これも好みの問題です。
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