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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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円ショップでA4サイズのプラケを買って来た。
引き出しの取り扱い説明書の束を整理したらちょうど入った。
結構不要なものも混じってた。
空いた引き出しに棚上部から実家関連のものを移す。
下部の左右の開きの中を整理し、片方を空にする。

同じく円ショップで見つけた10~15冊程度入るブックケースを使い
あっちのマンガをこれに、こっちのマンガをあっちにと入れ替え
例の(避難経路を塞ぐ要因となる)棚の中から
「ハガレン」と息子が勝手に押し込んでいったコミックスを出す。

ここで気づく。
我が家ではマンガはほぼ全部暗いところに置いてある。
つまりは人目につかないところという事だが
結果的に日焼けを防ぐ。
透明なプラケに入れたマンガをうっかり南の部屋に放置したら
半年で台無しになる。これはいかん。
やはり和室の本棚を活用する事を考えよう。

と本棚の整理を始める。
古い日記帳(中学校の時に買った鍵付の)。
日記としては殆ど使われていない。これは捨てようとページを捲る。
覚えのないページがあった。
「友人宛」設定で書かれた手紙文。

「どういう理由で優しくしてくれるのなら 私は納得していいのですか
喜んでいいのですか」

「これまで私は私の判断で選び 捨ててきました。
或いはまた あなた達の判断に委ね 選ばれてきました。
私はその意味で 思った以上に自由でした。
幸運とは気づかぬ事の方が多いのですね」

「私は いい人 というのはどうも苦手です。
多分価値基準が大きく私とはずれているからなんでしょう。
気を遣われる程に苛々します。
私はあなた達なんか嫌いだと言えたら どんなにすっきりする事でしょう。
でも言えません。私の友人ではないからです。

私の友人に いい人 というのはいなかったような気がします。
それは事実でしょう。私自身がそうであるように。
それでも私は友人達が好きだし 友人達も私を見捨てなかった。

今とても問いたく思います。
何をひきかえに私を許してくれていたのですか」

あと最後に、娘に宛てたと思われるものがひとつ。
「もし あなたが姉の生まれかわりなら
それは私自身の生まれかわりでもあるのです。
私たちに果たし得なかった事をあなたに託したい。
私にはまだ時間も可能性もありますが
私が私である以上 それは叶いません。
だから或る意味では 
あなたは誰の生まれかわりであってもいけないのです。
ただ夢の中に育まれた子であって欲しい。
そう。私たちの」

残りは破って捨てた。これもオリジナルは捨てる。
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