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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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金曜日夕方、息子が修学旅行から戻ってきた。
ごそごそと土産を出す。
「これは姉ちゃん」 トマトジェリィ。おされなパッケージ。
「おじいちゃんおばあちゃん これでいいかなあ」
何種類か候補となりそうなものを選んできたらしい。
「んで これは俺用ね」とカステラ。

は、いいけど。「お父さんとお母さん」あてのがないぞ。
そりゃいろいろ買って来てるけど それは家族用であって
「姉ちゃん」みたくご指名されてないぞ。

「疲れたー 長かったー」
「長い? 二泊三日だよ。あっという間じゃん」
「んでも長かったあ」
就寝時刻が遅い分一日が長いんだろう。
外面と内面の使い分けが徹底している息子だから内時間がなくて辛いんだろう。
何はともあれ無事に行って帰ってきてよかったよかった。


金曜日は母の通院日でもあった。
朝父から電話があり「歯が痛くて」「はいい?」「歯医者に電話したら4時半しかとれんかった」
母の内科予約は3時である。そっから診察で今日は多分注射もあって
会計して薬を貰って は無理だから 注射までとしても3時半に終るだろうか?
ぎりぎりまで待って駄目なら父には名鉄で名古屋に行って貰って帰りは私が運転する。
介護タクシーは予約制だと聞くしなあ。
どうしようかと悩んでいるうちに昼近くなってしまった。
とりあえず手当たり次第タクシー会社に電話してみるか。
でもそもそも父が全く動けなかったら病院自体キャンセルするしかない。
朝方の電話で「寒気もするし。昼までもつかどうか分からん」と言っていた。
まずその確認をと思って実家に電話するも、出ない。
三度かけて漸く繋がった。「寝てた?」「うどん喰いに行っていた」
どっかんと頭の上で何かが爆発したが
「ま 食べられたならいいわ。でね」と介護タクシーの件を話す。
それからリストにあるうちの西区北区中村区のあたりに電話するが
ことごとく「出払っております」「予約一杯です」と断られる。
やっぱり無理かと思いながら、もう一軒だけと掛けてみる。

4時20分に頼んでおいた。

だがそういう時に限って順調に進むのである。
検査室も空いてる 内科待合も空いてる 3時前に呼ばれてしまって
薬局まで空いていて3時半には全て終了していた。
こんなことなら と後悔しても始まらんから
どのみち父の身体も休ませなきゃいかんかったから
父を帰した事は正解だったと自分に思い込ませようとする。
「なに そんなに待たなきゃいかんの? 不便だねえ」と母。
「ふつーのタクシーなら今呼べば済むんだけどね。
予約制だからね。それもなかなか見つからんかったんだよ」
別に普通のタクシーだって乗れたとか難癖つけてくる母に
ぷっつん。

肝心の介護タクシーはなかなか感じのいい人で
開業半年の個人だからまあ愛想は大事なんだろうけど
「まだ時間あるから」と玄関まで送ってきてくれた。
お礼を言っている私の横で母は
「いつもそこから引っ張って貰うんだわ」と玄関の上がり口を指差す。
はああ?
「靴を脱いで」
ちょ ちょっと待て。「いい いいです いいです もう」
だが運転手さんは(ヘルパー資格を持ってる)玄関に上がり、
母の手を引いて車椅子も引き上げてくれた。

………

その後もいろいろあったが、もういいや。
暗くなってきたので「歩いて帰らないかんで もう行くわ」と家を出る。
てくてく川越して帰宅。
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