木の洞にひとりごと
うろ覚えのうんちく
うろうろと右往左往
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膝を抱えて丸まって卵の中で夢を見続けていられたらいいのに
と昔から追い込まれるたび思ってた。今でも思う。 いつまでも子供じゃいられないって繰り返しながら。 案の定電話一本で気分はダウン。 もう自分からは何もしないぞと呟きながら涙ぐむ。 子供たちが順に部活から帰り、遊びに出て行く。 娘もカラオケに行くんだと出て行った。 「いいねえ」と見送った。 夜テレビを見ながら息子が寒いと言うので 寝転がってクッションになってやる。 請求されてしてやる事はたまにあるけど、自分からはない。 嬉しそうに擦り寄ってくる息子。細身とはいえ14歳。重いよ。 んでも暖かいよ。頭を撫でられ口では「ムカツク」と返すものの 密かに嬉しい母である。 そこへ娘が帰ってくる。遅かったから「ずっと歌ってたの?」と訊いたら 頭の上にシュークリームの箱が乗せられた。 うはうは喜んで、そんな事は子供には絶対許さないんだけど 寝転がったまま頬張った。 娘は息子を押しのけ私をクッションにする。むちゃんこ重たいけどまあいいか。 二人を抱えるように寝転がっていると動物みたい。 それだけで幸せなのに 幸せに浸りきれないのが嫌だ。 PR この記事にコメントする
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