木の洞にひとりごと
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死刑執行も殺人だ。加害者を殺しても被害者は生き返らない。
というのが死刑廃止論者の言い分でもある。 でも遺族にだって人生の続きはある。 中には家族が殺された日で時間が止まっている人もいるのだ。 失った家族は戻らないけれど、どこかで区切りをつけて時計を進めたい。 それが死刑執行だとしたらそれによって救える生もあるという事。 殺人事件じゃなくても被害者の方がより被害者であるという事実を最近知った。 より被害者って変な言い方だけど他に見つからない。 受動的とでも? 謝罪するのも反省するのも犯人側で、それを強要しても意味がない。 実際的な補償もそうだけれど精神的なそれすらも満足に受けられない。 その上加害者の人権まで主張された日にゃ、被害者の人権はどうなる!だ。 殺人の場合被害者は当人だけじゃない。遺された人々もまた被害者だ。 被害者遺族 どころではなく 完全な被害者だ。被害者は救済されるべきだろう。 じゃあ 遺族が犯人の助命をした場合はどうなるんだ。 ってどうなんだろう? 殺された本人の無念は他人には分からない。遺族に助命する権利があるのか。 本人なら許すだろうと断言できるほどの理解があったかどうか? うーん。 PR この記事にコメントする
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