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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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昔考えた。
子供ではなく母親が塾で学び、子供に勉強を教える。
小中学生対象。特に小学生。
高校あたりになると、かつての不得意教科は手に負えない。
でも小学生に九九やリットルデシリットル、星の動きとか月の満ち欠け
教科書を一緒に読んで主人公の気持ちを考える、
そんな事ならどの親にだって少しの時間があれば出来る。
習ったばかりの事ならば、どこが分からないか理解しやすい。
いつでも質問できるし、そこから学校の話や母親の昔話に繋がっていく。
親子の結びつきだって強くなるじゃない。
子供が何人でも塾代は母親一人分で済む。

高校受験の子供の勉強をみた というと大抵感心される。
受験対策の講座には通わせた。情報と問題が欲しかったから。
娘は塾の講師にもいろいろ質問したが、それだけでは足りない。
数学は勿論、自分の時には勉強しなかった理科も教えた。
感心されるほどの事じゃない。やれば誰にだって出来る。
大方の人は高校受験してるじゃないか。
中学の一年から一緒に勉強していたら、もう絶対に可能だ。

二人三脚がいいことかどうかまでは知らない。
それは勉強以外の親子の関わり方や子供の社会性によっても変わる。

でも私は台所で作業しながらリビングで勉強する子供を眺めるのが好きだし
何かを訊かれて手を拭きながらノートを覗き込むのも好きだ。
教科が社会や英語ならば、ついでに雑学のひとつも話す。
「知識を玩ぶ」という、お金のかからない、でもある意味贅沢な愉しみの意味を
なんとなく理解できるようになったのも、子供に勉強を教えるようになってからだ。

息子が数学を訊く。「お母さん分かるかなあ」
最初は無理!って応えてたけど、何問か切り抜けた後は
「貸してみなさい」と鼻息を荒くするようになった。
受験数学は、どうやら二年でやった数学のおさらいになるらしく
昨日まで関数だったのに、今日はもう微分なんたらである。
曲線と直線に囲まれた面積を微分で出す。
なんのことだ。
シグマまではうすらに覚えているけどインテグラって何だ。

結局訊かれた問題はふたつの交点を見つければ済むだけだと気づく。
それなら解の公式を使えばいいだけのことじゃないか。
文にしてしまえば簡単だが、ここに至るのに「めちゃいけ」放送分かかった。
でもぼーっとめちゃいけを見ているより、数学をいじってた方が楽しかった。
解けた時の爽快感も「お母さんには無理」と言った息子の鼻をあかした快感も
めちゃいけを見ているだけでは味わえない。

お母さんのための塾
結構イケるんじゃないかと最近また思うようになった。どーよ?
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