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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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一昨日学校から帰って来た息子が鞄を置きながら
「すごい事件があったね 可哀想というか 残酷というか」と喋りだす。
こいつが話題にするくらいだから同年齢の話だろうと
「あの 高校2年生が殺されちゃったやつ?」と訊く。
「うんそう。可哀想だけど なんか感動的っつうかさ」
「感動?」
「だってすごいだろ。逃げろってさ 女の子をさ」

おばさん すげなく 「んな時間に んな場所にいなきゃよかったんだ」。

息子は黙ってしまった。

そして昨日。
夕食時に娘が「平和論の授業でやったんだけどさ。あの高校生の」と話し出す。
口元を弛ませた母を怪訝に見る。「いや なんにも 続きをどうぞ」
「すごいよね」
笑うしかなかった。
「だって なかなか言えないと思うよ? なかなか出来ないよ そんな」

「男なら最初から女の子を危険にさらすな。
もっと早くにさりげに場所を移動するとか 
そもそもがひとけのないとこで二人でいるな!だし」

平和論の講義は「報道の仕方による扱いの違い」を取り上げたようだった。
「つまりはこういう事だわさ。視点を変えれば
感動的な話にもなり 批判的な見方も出来るという」 

しかし何だね。10代ってあんな事を「感動」と言うんだ。
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