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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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って思っちゃいますね! ふんっ!
無駄に無意味に頭がいい。
今更自分の知力に気づいたって仕方ないってのにね!

…すいません ちょっと苛ついてます。

センターで失敗こいた娘が
「明日から朝ご飯の時に新聞読む」と言った。
それはいい事だ。
大体が高一の時から「余裕があるうちに本を読め」と言ってきた。
三年になってからも「ひとつの事件をおいかけて新聞を読め」と言った。
いくつかの情報を頭の中で整理しつつ文章を読む事は大事だ。
「どう解くか」という問題ばかりやっているよりいいかも知れない。

今朝も読んでいたから
「何が書いてあったか 要約して言ってごらん」と言った。
「さ?」
「理解して他人に話せるくらいに読み込まなきゃ読んだ事にはならん!」
「え そうなの えと …えと」
旦那が「あれだろ 中国からグーグル撤退ってやつだろ」と言った。
「グーグルなんて言葉出てきてない」
「出てきてなくてもそうなんだ。サイバー攻撃受けて怒って撤退させたんだ」
「サイバー攻撃って何よ」
そこで言葉に詰まる旦那。説明し切れない単語なら使うな!
「どのみちそれは『事実』でしょう。コラムは何を言わんとしているの」と訊いてみた。
そう。グーグル撤退は単なる報道である。
そこから発展させて揶揄なり教訓なりを書いている筈である。
娘の読解力を笑うならあんたがかわりに説明してみんしゃい。
「管理社会は低コストだけど 民主主義は だな」 しどろもどろ。
「おとうさんが急かすからゆっくり読んでいられないんだもの!
グーグルが何たらなんて知らないしさ 知らなかった理解できないじゃない!」

その後読んでみた。
娘よ。グーグルの何たらを知らなくても文章は理解できるぞよ。
主旨はそんな些末な事じゃなく
低コストな報道管制による統治を行っている中国を批判するが
日本にも報道を疎んじる政治家はいる以上
民主主義を貫く事は容易じゃないということなんだ。

旦那は自分の持っている情報をひけらかしたくてそこばかりを強調し
娘は自分の知らないという事実を認識したくなくて浅読みで済ませたわけだ。

人間は「知らない という事をまず知るべきである」のだよ。
この馬鹿どもがああ!


受験が終った後に娘の教育は始まるという気がしてきた。

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モニターやキーボード・マウスは途中で買い換えたが
プリンタは本体と一緒に購入したままなので、古い。
機嫌が悪いと動いてくれない。

娘はいとも簡単に「プリントしておいて」と言うが
特にこのファイルとの相性が悪い。
やっとプリンタが息を吐いたと思うと
アクロバットリーダーの方が駄々をこねる。

消したりタスクマネージャーを呼び出したり
プリンタを突いたりあの手この手でなんとか作業を終える。
その頃には人間もぐったりである。
せっかく自由時間、せっかくパソコンを起動したのに
何かをする気力も残っていない。

とりあえず日記だけつける。

はああー
娘が風邪をひき息子もひいて旦那もひいた。
一日~半日ずつの時間差だから伝染し合ったというより
一度に感染したんじゃないだろうか。
私が思うに日曜日に行った焼肉屋の店員がヴィルスをもっていて
サラダを食べた旦那と娘、ご飯と水をおかわりした息子が感染した。
私は炎症のせいで微熱あったし殆ど食べていないから免れた。

体調が悪いのに「勉強しなきゃ」と呻く娘がいたましかった。
それでも眠気に勝てず「起こしてね」と昼寝する。
「時間だよ」と声をかけると苦しそうに息を吐く。
精神的にも肉体的にも楽なのは寝ている時だけだもんなあ…
「夢から覚める時が一番辛い」と病床で言った姉を思い出し涙ぐむ。

「とにかく身体を休めなきゃ! 疲れもあるんだから!」
そう。センターが終って、しかもあの結果で力も気も抜け切ってる。
焦りだけが走って相当にしんどい状態の筈。

二日目、息子が朝熱を計り、「休む」とベッドに潜り込む。
それきり出てこない。ずーっとずーっと寝ている。
もともとこいつはひたすら寝て治す。にしても寝すぎだろ。

二度「汗かいた」と着替える。
それ以外ずっと自分の部屋にいる。
そして次の日学校に行った。

私が娘のことで頭一杯なのが分かっているのか
全く手をかけなかった。
赤ん坊の時からそういう奴なんだ。

そして旦那が発病。
大騒ぎして病院にいき点滴まで受けてくる。
息子がぼそっと「なんだ? 病気になって嬉しいんかな」と言う。
「馬鹿じゃない証明になって…」
娘とふたりで大受け。

さてさて。
センターの結果を見てショックはショックだったが
それでもまだ甘かった。
私立出願ぎりぎりになって
センター結果があてにできないということは
すべり止めの学科がひとつに減ってしまうという事だと気づく。
センター+ふたつと一般受験で◎をもらっていたのだが
そのふたつが消えてしまうのである。
しかも今回みたく当日のテンションなんて分からない。
慌てて見直しをする。

そこで衝撃の事実が明らかになる。
本命以外の受験校を娘が実に適当に決めていたか。
確かにレベル的に県内に選べるほどの大学はない。
だが同じ学部でもA学科にするかB学科にするか、
同じ大学内にほかに教職のとれる学部はないのか などなど。

すべり止めを考慮して私学の受験日程を組み直す。
そして振込み。本日郵送。

これで私は楽になったけどね。もう何も出来る事はない。
娘も「あとはひたすら勉強するだけ」ともとのペースに戻った様子。

「こんなに勉強して もし結果が出なかったら
受験勉強に関する思い出も嫌なものになっちゃうんじゃないかって
前に心配してたけど。
でも 今でもあれはいい思い出になるって思える。
喧嘩したり一緒に問題集探したり そういうの愉しかった」
並んで歩きながら娘にそう言った。
これは自分でも意外だけど本当なのである。
結果がどうなっても振り返ってみると愉しかったと思う。
推薦で決めた方が楽だと思う反面
この思い出は娘が受験してくれたから得たものなんだ。

「…失恋しても 相手のこと忘れないっての ちょっと理解できた」
いや。これも本当の話。
前に知人に「分かれちゃったら思い出の品なんて見るのも嫌でしょう」と言ったら
「そうでもないんだよ。思い出は思い出なんだよ。その時は愉しかったもの」
と返ってきた。
その時はよく分からなかったけど、今はなんとなく分かる。

まだ受験勉強は続くけど、それも楽しんでいきたい。
頑張れ! 娘。


週末体調を崩し、歯茎まで腫れて顔の形が変わった。
でも誰も何も言わない。
「腫れてる」と言ったら、驚いて「何か入れてるんだと思った」だと。
体調悪いって言ってるのに飴なんか喰ってるわけか 私は!

そのどろどろ状態の中で娘のセンター。
不良の原因は風邪ではないので伝染す心配はなく安心だが
高校入試の時よりはるかに神経質になっている娘に一抹の不安。
些細な事に拘るのは完全な自信が出来ていないからじゃないのか
それとも大学受験は高校入試とはそれだけ違うのか。
こんなに入れ込んだ状態じゃ満足なレースは出来ないぞと危惧しつつ
初日送り出す。
戻って来た娘は上機嫌で安堵したのだが
二日目終了後、帰宅後に自己採点を始めるなり青ざめた。

やばい。
やばいぞ。
なんだってここまで悪いんだ?
これまでのどの模試より出来ていないなんて!
というくらい悪かった。

旦那は「何もかもが順調すぎてもよくないんだ。
最終目標が教師なら こういう経験の方があいつのためになる」と言う。
私もそう思う。思うけど
「それでも第一志望は諦めない」と再び頑張り始める娘を見ているのは
ものすごくしんどい。

壁が高くなっただけで越せないと決まったわけじゃない。
二次試験までまだ一ヶ月あるんだから。
センターでとれなかった分を取り戻すだけの話で。

そうなんだけど。

センター後、娘の態度が少し変わった。
まだ二日のことだけどさ。
以前より気を回すようになった。
いっそ八つ当たりしてくれた方が楽じゃないかと思うんだが
娘なりに何か学んだところがあるのか
それとも私同様気落ちしていると大人しいというだけの事なのか。
とにかくちょっと違う。


てなわけでクリア目前にしてペルソナはおやすみである。
体調は戻ったとはいえ本調子じゃないし、今ひとつ気も乗らない。
帰宅して息子が「今日もやってないの?」と驚く。(うるさい)
「お母さん 腕が鈍るよ」
鈍るような腕があるなら嬉しいぜ。
ってか、それならずっと勉強してないあんたは頭鈍りまくりなんじゃないか!

ゲリラ降雪とでもいうのか
30分の間に集中していた。
その30分が子供たちの登校時刻とモロかぶりだったのでたまらない。
息子はともかく娘が気になってそわそわしていたら
途中から引き返してきた。

友人ふたりと一緒だった。

部屋を暖め学校に連絡を入れる。
娘はそのまま休むつもりのようだが、友人二人は迷っている。
雪の様子を見て決めればいいと、とりあえず勉強道具を広げた。

クラスメイトに携帯で出席状態を訊く。
皆来ているって。
すごい! すごいなあ。
どの駅からも離れている学校だから、大半の生徒は自転車を使う。
センター直前だから無理してまで登校しなくてもいい筈なのに。
真面目なんだなと感心したが。

何度か家に来ている方の子が
「学校に行くか ここんちに居座るか」で迷う。
娘が「家に帰るって選択肢はないの」と訊く。
「ない」

そうか。家でひとりで勉強するのはきっと息が詰まるんだ。
授業の中には直接センターに関係ないのも含まれているにも関わらず
登校するのは教室で皆に会いたいからなんだ。

結局初めて来た子の方は落ち着かず、雪もやんだので
ふたりは学校に向った。
他人様の子に「休め」とも言えないので「気をつけて」と見送る。
「途中無理だったら戻ってきますんで」と出て行った。

勉強中邪魔にならないように隣の部屋でパソコンやっていたんだけど
何度か来ている方の子がやたらうるさい。
プリントを読み上げる。なんとなく聞いている。
「サルトルの妻のボーヴォワールが」
「はああ?」と思わず叫んでしまった。「結婚してないだろ!」

…してないよね? 愛人関係というか 距離をおいた関係というか。

「ボーヴォワールなんか聞いた事ないしー」
サルトルとお墓が隣同士なんです。
「人は女に生まれるのではない 女になるのだ」って言った人です。

その後も何度か突っ込み入れたくなってうずうず。
頼む。黙って勉強してくれ。

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