忍者ブログ
木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
[105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115]
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
リンク
ブログ内検索
プロフィール
HN:
shin
性別:
女性
バーコード
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

旦那名義や私名義にしてしまった以上
現状(金融機関のチェックが厳しくなった)ではもう母の自由にはならない。
いずれ私たちが勝手に使う事になる。
いや使うかどうか知らないが、母の「渡したら最後散財する」という考えによれば
使われてしまう筈だ。
どうせ使われてしまうなら、せいぜい有り難がらせた方がいいんじゃないか?
今のうちに「ほれほれ」って渡して「わあ 助かる」って言わせた方が。
まあ とてもじゃないが素直に「ありがとう」と言える心境じゃないけど
二年位前の私だったら子供たちに「おばあちゃんがくれたお金だよ」と言いながら
普通なら買わないようなものを与えていただろう。
そうしたら私にも孫にも感謝されてたのに。

思うに、あれらは「お金」じゃないんだ。
数字というか
ゲームでバトルで得たポイントをキャラに振り分けてレベル上げするような
そんな感覚なんだ。母にとって。
ちみちみ貯めたお金を「これは誰の名義にしようかな」と通帳を見る。
郵便局や銀行の人が来るから、自慢からめて「孫のため」とか言ったり。
相手の人は「お孫さんは幸せですねえ 娘さん達も」と羨ましがったってさ。

でもさ。
それによって父親の権威が脅かされるのが私は嫌なんだ。
子供達が大学にいけるのは旦那が稼いでいるからで
そりゃバックに全く実家がないとは言わないけれど
でも子供達の幸せを本当に願うならば 父親のおかげとしておくべきで。

素直になれないのはそのせいだけじゃない。
あんたのそのシュミ(貯金)のせいで私がどんだけ惨めな思いしてきたか!
それでいて自分にはしっかりお金かけてるんだもんな。
という不満も爆発しちゃってるんだよ 私。

それと姉貴ね。
母は全部父のせいにしたけど
母のせいもあったんじゃないか。
姉の死因は病気だけれど 自殺の要因もあったと今になって思う。
自殺というより賭けだよね。
自分名義のものがどれだけあるかなんて知らなかった彼女にとって
支えは自分の収入と自分の貯金だけで
せいぜいが数百万円の貯金では頼りにならず
教職の座を手放すわけにはいかなかった。
だから再発の可能性から目を背けて復職したんだ。
その無理のせいで寿命を縮めた。
あの時両親が手札を全部見せて姉貴を安心させていたら。

うん。私の態度もひどいものだったけど。

でも私にとってずっと現実は現実じゃなかったのかも知れない。
姉の死のみならず、それまでの生活全部が。
子供の頃自分が「物語の登場人物」でない事実がどうしても実感できなかった。
この現実が現実世界なんだと自分に言い聞かせていると
気持ちがどっかに飛んでいってしまっていた。
さすが中学の頃にはそういう感覚は消えていたけど
それは認識されなかっただけでずっと私の中にあったのかも知れない。

今でも残ってる。
子育てというどうしようもない現実の中で少しは普通になってるようだけど。

だから姉の存在そのものが、ひとつの駒でしかなかったんだ。
その病気も最後通告も。「台本」みたいに感じられていた。
絶望に直面していた姉の現実は、私の現実にはならなかったんだ。

もしかしてこれも連鎖だろうか?
母にとって私たちは現実でなく
現実視されなかったがゆえに私は自分を実在的に捕えられず。

いかん。テーマが重くなってきた。

お金の話はお金で締めよう。
今月の残金は500円。ま これは土曜日の息子の昼代にしてやるかな。

PR
テレビを見ていて。
老人施設入所の優先順位を決めればいいという息子。
「全くないわけじゃない。子供がいない人が優先されるって聞いた。
でもさ! これって不公平じゃない?」
と私は息まいた。前にこの話を何かで読んだ時に腹が立ったのだ。
「そりゃ欲しくても出来なかった人とか それなりの事情のある人はともかく
若い頃好き勝手にして そこそこ貯金もあるのに 優先なんておかしいよ?
私らみたく子育てでお金使い果たした者こそ優先して欲しいよ ったく」
(だってそうやってお金かけて育てた子供が税金やら介護保険やら払うわけで)
すると息子「なに お母さん 施設に入りたいの?」と訊く。
入りたいというわけじゃない。
一番の理想は健康で縁側で猫を膝に乗せてうたたね なんだから。
もごもご返事に困っていたら、息子は言った。
「お母さん 施設じゃ友達出来ないと思うな」

だから何なんだ! 自分の友達の心配くらい自分でするわい。

久々に娘も実家に行くというので母の髪を切って貰う。
以前から気にはなっていたが、孫に切って貰う方がよかろうと放置していた。
今日を逃すと年内は愚か、下手すれば3月まで駄目かも知れん。
電話でそのつもりでいるようにと言っておいたら
車椅子に座ってスタンバイしていた。
娘はずっと腰痛なので無理をしないように言っておく。
「痛くなったら適当に切り上げていいから」
だって娘の腰の方が大事だもんねえ。

母が掛けておいた娘の学資保険。旦那名義なので旦那が手続きにいかないといかん。
一時金と違ってまとまった金額だから、そのまま通帳に入れた方が安心かと
「名義の通帳 こっちにあったでしょう」と訊いたら「見あたらない」と言う。
なきゃないで紛失届けを出さないといけない。
だが慌てた様子もなく「ない」としか言わない。
……もしかして私また疑われてます?
旦那名義だろうと私名義だろうと自分で入れたんじゃないお金はあてにしてませんが?
そうですね。その通帳にある程度の金額が入ってるんですね。
それを私に見せたくないと(じゃあ 最初から旦那の名前なんか使うな!)
あああ。面倒くさい。もう暫く放っておこう(二度目の通告なんだが)。

ペルソナ。やり直しばっかだ。
そして今日頑張った分は全部パーになった。
いいもん。時間が掛かった方が元が取れた気がして。

昼食に久し振りに回転寿司に行く。
息子は別行動で友達と。
どうしようかと一度保留にさせたが、テスト勉強の気分転換だし
もとから回転寿司は好きじゃないし。
その後食事の後で娘の皮膚科に回ることにもなったので
三人で出る。

皮膚科から戻り昼寝(は娘。私はゲーム)後、娘の予防接種。
季節性インフル二回目。
親同伴は恥ずかしいだろうから一人で行けと言ったのだが
嫌だと言うのでついていく。
「同じくらいの子がひとりで来てたら恥ずかしいよね」と言う。
だから言ったのに!

息子がゲームの内容を見たいというのでまたプレイする。
内心で彼がやってくれるといろいろ情報貰えるんで助かると思ったんだが
(サモ2の時もそうだった。こいつはゲーム慣れしてるせいか性格か
あれこれ覗くのでたくさん情報が拾えるし データの見方も心得ている)
「あ 俺 これ駄目だわ」で終ってしまった。
バトルがつまらんのだろうなあ… 動きがないから。
仕方ない。ひとりで頑張ろう。
 

マラソン大会。
当日しんどいのは当たり前だが、
その前一ヶ月の練習にもうんざりである。
最低練習時間というのが決められていて(6時間か8時間か)
雨などで体育が潰れた場合、他の授業を振り替えてでも消化させられる。
よって小雨でも走らされたりする。
大会は1月中旬。

当時高校には一クラスだけBコースといって他大学受験のクラスがあった。
ある時、このクラスの半数ほどが体育を休んだ。
激怒した教師はクラス全員を正座させた。

1月である。共通一次直前である。
受験生の親となった今なら
無理をしたくないという気持ちが痛いほど分かる。
風邪が流行っていたかも知れない。小雨が降っていたかも知れない。
ものすごく寒い日だったかも知れない。
だが先生はそれすらも許してくれない。受験よりマラソン。
容赦ない厳しさだった。
運動部員などは上位50位に入らないとペナルティがあるとか。
とにかく大変な行事だった。

そのマラソンコースも、普通の道じゃないんだ。
裏山を走る。
スタートの後少しだけ平和公園の中の道(舗装の)を走るが
そこを外れ心臓破りの坂に入る。坂である。坂なんである。
スタートが下り坂で、この時にトップ狙いの人たちの勢いにつられ
思いっきり走ってしまうともうもたない。
半走半歩でのぼりを終えると、山道としかいえない下り坂が待っている。
このあたりに先生が立ってる。
道を間違えないようにと、やっぱ危ないからだろうなあ…
転げそうな下りなんだもん。
それから一般道に出て亀の甲坂を越えて学校。

今だと歩くだけでもしんどいんじゃないか。
そんなコースである。

私はこの学校を
「逆上がりも出来ない(ほど運動音痴な)あんたに公立中学は無理」
と言われて中学受験させられた。
入ってから「嘘つきー!」である。
鉄棒の授業だって当然のようにあった。私は自主朝練に通った。
運動が出来なくて私立ならK女だろうが!
(マラソンの時期になると 「K女では 1000メートル走るんでも
先生が『辛いけど頑張ろうね』って励ましてくれるんだって」という噂が流れた)
練習の時でさえもトラック+亀の甲坂を含む一般道を8の字に何周も走らされた。
平坦なトラック5周なんざ屁でもねえ。

そんな学園だが私は好きだ。
校則は厳しかったが、個性は重視された。
私は規制の中でこそ個性は伸びると思ってるが、そのいい例である。
質実剛健 謙譲優雅 快活明朗。ああ ふるきよき時代。
でもマラソンはもうええかんね。
ペルソナ4。
名前をつけるだけで10分かかっちゃったよ。
名前はもう決めてあったんだけど入力の仕方が分からん。
「息子がいる時に始めればよかったああああ」

高橋 主騎(たかはし かずき)

このゲームを勧めてくれた人が花主(つまりは推奨カプが花×主)で
主は主人公の主なんだけど 私には名前になっちゃってたから
この字を使おうと思って 主って「かず」って読ませられなかったけと
「かずき」と決めて いざ名前をつけようとしたら「名字も」と言われ
咄嗟に「高橋先生ー」となったわけだ。

自分の小説の主人公でこんなに真面目に考えた事はない。


ゲームを始めたせいか
引っ掛かっていた問題がひとつ解決したせいか
昨日からちょこっと気分が軽い。

先日の模試の結果が悪くて娘の落ち込みに少し引っ張られたけど
たかだか一回の模試の結果じゃないか。
「これまでが順調すぎたんだよ。いい誡めだよ」
と娘に言った言葉が後から自分にも効いてきた。
まあ でもそういう些細な事に左右されるのが受験生なんだよなあ…
受験ってやっぱ大変だよね。

ふと「娘のおかげで(自分では経験できなかった)高校受験や大学受験を
体験させて貰えるんだ」と思いました。
最近の私にしてはなんて前向きな思考だろう。
(てか 息子は?って突っ込み入りそうだが 息子はな 息子はねえ…)
(息子はまあ男の子ってだけで 男の兄弟のいなかった私には新鮮だよ)
忍者ブログ [PR]