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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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昨日夕方。病院から電話。
医師から話があるというので行く。

結果手術は延期となった。

まあその時は納得のいく理由があったわけだが
家に帰っていろいろ考え合わせたら段々腹が立ってきた。
母の、私たちに言っている事と病院側に言っている事と違う。
事実とも微妙に違っているのだろう。
都合のいい時はボケたふりで逃げるくせに、頭はしっかり回っている。
基本的には手術が嫌なので医師の問診や確認には事実を歪曲して答える。
あの医師の態度から憶測するに「あとにひけないから仕方ない」くらいな事を
母は言っているのだろう。
病院側はいつでもキャンセルできると言ってくれているが
こちらは入院前の状態その他考えて手術を決めたのだし
本人も検査の効果が薄れてきたことを自覚はしているのに
それを医師に明言しようとしない。
これではまるで父や私が悪者ではないか。

痴呆老人が他人の前ではしっかりするという話をよく聞くが
母の場合は痴呆のせいじゃない。もとからの性格だ。
家では一歩も歩けなかったくせに検査ではすたすた歩く。
椅子から立つたび大騒動するくせに検査では肘掛もない椅子から一秒で立つ。
何を訊いても「知らない 覚えてない」しか言わないくせに検査ではまともに答える。
リハビリでも何でも他人がいる時は頑張れるのだ。

週に一度リハビリ室で無理するより毎日自宅で地道に家事してればいいんだ。
何かというと「思うように動けない」と言い訳するが
違うだろ! あんたはもとから家事が嫌いなんだろ! やりたくないだけだろ!
他人さまが誉めてくれるときだけ動くんだろ!

でもって同情ひくのが上手い。
娘の私がこの年まで騙されてきたくらいだもん。
「おとうさんがお金くれないから」「おとうさんが協力してくれないから」
「おとうさんの身内がひどい人ばかりだから」「近所の人が」「町内会の人が」
それを全部真に受けて「かわいそう」と思って来た自分が可哀相だ。

私はもう騙されませんから。
せいぜい看護婦さんに同情してもらえるように頑張って下さい。

…いや そのまま置いておいて貰えるといいんですが。
帰されたらどうするでしょう?
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医師から説明を受けた。
検査結果と手術内容と。
歩行能力は数字で50秒が25秒に短縮。
これだけで結果としては充分なんじゃないかと思うが
「ご本人が最初の検査の時 腰痛を訴えておりまして
それが二回目の計測の際はなかったらしいので
この差は腰痛の有無によるものと考えられなくもないのです」と言う。

効果があるのなら手術はやるべきだと父も私も思う。
放っておいても絶対よくならないし、悪くなるだけだ。
ただ症状の改善がこの検査によるものなのか否か、それが肝心なのだ。
それを実感できるのは本人しかない。
母は「あんまり変わってない」と言い切る。

前の病院にいた時とは明らかに違う。
歩行能力のみならず座っている姿勢、顔つき、会話、などなど。
だがそれが日にち薬によるものなのか今回の処置のせいなのか
決定的なところは傍からは分からない。

「前の病院では座っている事も出来なかったよ」と言えば
「前の病院でのことは覚えていない」と言う。
「それが問題でしょう。ボケてたってことなんだから」

と理論攻めすると「口裏合わせてる」と怒る。
手術がいやなのは分かるけどさあ…

今日明日中に母親の手術の件はっきりするだろう。
多分しないと思う。どうでもよくなってきた。
あんだけ動けるんなら動けばいいのにと思うだけ。

テストや試合の時に実力以上のものが出せるっての分かるけど
検査の時にそれ出してどうするよ。
そこで自分にそれだけの力が残ってるって感動しないでどうするよ。
今までずっとそれの繰り返しじゃんよ。
自分にないものばかり数えて、それを他人のせいにしてるから
バチが当たるんだよ。
骨折しても歩けるようになったら、その力を大事にすべきだろうに。
回復させてくれた医師や周囲に感謝すべきだろうに。
残された力を保つように頑張って出来る範囲のことやればいいのに。

いつもは入院すると毎日のように顔出していたけど
今回と前回 全く行く気がしない。
特に今回は洗濯の心配がなくなったから余計に。
私が行かんでも父親が毎日行ってるからいいやね。

行けばいろんな不調や不満を訴えられ
聞けば知らない顔出来ないからあれこれ提案したり動いたりして
結果がうまく出ればいいけど裏目に出たら「頼んでない」と恨まれて。

…とりあえず父に電話するかい。それすらも億劫って末期だなあ。
旦那と息子と父と一緒に病院へ。
腰から水を抜いて効果のほどを調べているのだけど
本人曰く「変化なし。痛い思いをしただけ損した」だと。
父は「病院側がやれと言った検査だから仕方ない」と言うが
私としては
「前の病院で痛みや不調を訴えたから
医師としては原因の究明のためにあらゆる可能性を考えるしかなく
脳や神経系を疑ったんだろう」と思うんだ。

検査の結果といっても脳波やCTで数値として出るものじゃないから
本人次第なのだ。本人が加減したり問診で「変わらない」と答えたらそれまで。
このまま退院の可能性が濃い。
本当に原因がなければそれはそれで仕方ないんだけど
そうでなかったらどうするよ? 再検査? 別の病院?
でもこの手術が出来る病院は県下に数箇所しかないのよ。

お前は先回りして考えすぎるって言うけどさあ。
くだんの総合病院に母親を送り込んで参りました。
検査だけなら1週間。手術するなら三週間。

とりあえず現段階の歩行能力を計るからと若い先生が呼びに来た。
「この椅子から窓際まで。タッチして戻ってきて椅子に座る」を三回。
三回どころか一回だって無理と私は思った。
椅子から立ち上がる事も出来ないハズ。
したらば。
肘掛も何もない椅子からひとりで(!)立ち上がり、
傍らに看護婦さんがついているものの自力で歩いて窓まで。
向きを変えて戻ってきて座る。
……できるじゃん。それも三回。

なんなんだ?
いつもなら立ち上がるだけでも痛いの無理だのもたもたするくせに
ひとりで手摺もなしに立てるんじゃんよ。
歩けるんじゃんよ。
わけわかんね。

問診。
何が何でも母は自分を脳梗塞にしたいらしい。
きちんと診断されていない筈だし、今回の医師もひとことも言ってない。
医療従事者に対して勝手な自己診断言っちゃいかんと思うんだが。


帰りに病院の食堂に入ってみる。
無茶苦茶量が多い。胃袋には自信のある私が苦しい。
手作りっぽくて(レトルトじゃなくて)味はそこそこよかったけど
次からはセットモノはやめておこう。
何のために走り回ってるんだか分からんくなる(太るよ…)。


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