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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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息子が手術入院した時。
術後絶食が続いた。
2歳の子にこれはきつい。親もきつい。
空腹を紛らわせる手段も病院ではあまりない。
やっとアニメの時間だと思ってテレビをつければ、喰ってるし……

担当の医師に「いつから食べられますか」と訊いたら
暢気な声で「まー 週明けにはねー」と抜かした。
殺気を感じたのか、慌てて「や 明日様子見て 明後日なら?」と言い直した。

一日一日、いや一時間一時間が拷問だと分からないのだ。
半日の違いでどれだけ救われるか!

その「明後日」。朝からそわそわ待っていた。
やっと来た担当医に看護婦さんが「お待ちかね」と言った。
医師は何を勘違いしてか「やー 照れるなあ」だと。
あんたなんか待ってねえよ! あんたの「許可」を待ってんだよ!
「食べさせていいよ」の声と同時に
看護婦さんはダッシュしてゼリーを持って来てくれた。
食事の時間じゃなかったけど一分でも早くと思ったんだろう。
さすが現場を知っている。

昨日私が書いた「復興構想会議」の「構想」に不安を覚えるのは
こういう事なんだよ。
実際に苦しんでいる人にとっての一日と、外にいる人間の一日は全然違うってこと。


阪神淡路の時は私はまだ生まれてなくて というのは真っ赤な嘘だが
子育て真っ最中で、テレビは幼児番組のみ、新聞読む余裕もなく
震災当日も「やー 今朝の地震にはびっくりだわ」と公園に行って
他のお母さんから惨状を聞かされた。
その状況も、その後の復興もよく知らない。
比較は出来ない。知っていても単純比較は出来ないだろう。

だが出来るならば、その経験を活かし、その上をいって欲しいものだと思う。
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