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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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息子が小学生の頃の日記を読んでいると
こいつは姉ちゃんが好きだったんだなあとつくづく思う。
殴られていたという話を昨日書いたが、
結局のところこいつにとってはスキンシップなんじゃないかと。

病気や怪我の時、殴る元気もない姉を彼は心配した。
突然悪寒に襲われ震えていた時も走り回ったのは彼だ。
自分の「ライナスの毛布」的タオルケットを抱えて来て
姉の布団の中に押し込んだ。
正直洗濯を制限されているそれは有難いものじゃなかったけど。
姉が「炭酸が飲みたい」と呟くと、
(ひとりでは怖いので)父親を引っ張って買いに行き、
帰りはペットボトルを持って先に走って帰って来た。
一刻も早く姉に飲ませたかったのだろう。

心配して覗きに行ったベッドで、回復した姉に邪魔だと蹴られると
「もう治ったんだね」とにこにこと笑う。
殴られて嬉しいんか?と訊くと「うんっ だって元気なんだもん」だと。

姉が不在の時に大皿のおすしを食べようとしたら
小皿を取りに行って姉の分を先に取り分けておく。
とても忠実であった。

彼がそんなだったのは、幼少期に厳しくも優しかった姉を覚えているからだと思う。
ある意味親代わりだったんじゃないだろうか。

だからこそ今現在彼は姉に反抗期なのだが。
でもって実際には親じゃない娘にそれを容認する度量はない。

先日の喧嘩の際も、
弟に制止され、しかも力で全く敵わなかった事は
娘にはとてもショックだったのかも知れない。
だから余計に腹が立って、その後の奇襲攻撃となったのかも。

反抗期ではあるが、息子にとって姉はやはり姉で
彼女に認められる事が一番嬉しい。
だが娘はやはり親じゃないので、その成長に目を細めたりはしないから
そこはすれ違いで、反抗期は長引くばかり。

私はそれを面白がって眺めていればいいんだが、
これで娘が留学に行ってしまったらどうなるんだろう?
私が親になって彼の反抗期を受け止めなければならないのか。
それとももう終っているのか。

三週間の研修はあっという間に過ぎてしまったが
今回は9ヶ月である。彼らの関係に何らかの変化はおきるのかしら?
楽しみなような
こっちに影響がくるなら 怖いような。


ハガレンの作者さんの新刊。銀の匙。
農業高校が舞台。
息子は一読していまいちと言ったけど私はハガレンよりこっちの方が好きだ。
中学生以下の子供がいたら入学させたいと思うんじゃないかしら。
校長先生がいい。「それは良い」
主人公が自分には夢がない 動物への愛がないと言っても
ひとこと「それは良い」と。
アクションも(息子が言う)可愛い男の子も出てこないけど
先が愉しみな話です。
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