些細なことでムカッときてキレた。
息子が「いきなりなんで」と驚く。
「溜まってたのが噴き出したんだわっ!
受験生と留学前の子供抱えてストレスまみれで
面倒なことばっかなのに (旦那は)ひとりで遊んで
夜は遅いわ朝は早いわ 人の話聞いてないわ。
娘の事もつんぼさじきは寂しかろうと報告してんのに
テレビ消さない どころかテレビからビデオに切り替えてるしっ」
まるで旦那が遊び呆けているようだが、
土曜日の夜定例会でボーリングに行き、日曜早朝割引でまた遊んできた
というだけの事である。
私は専業主婦で自由時間はあるし、旦那の親に苦労してるわけでもない。
だが、こうまくしたてたら息子が「……ゲーム 買ったろか?」と言った。
私が暇主婦してんの見てるし、旦那がマメな方であることも知ってるのに
それでも私が自分の苦労をちこっと誇張して吹聴したら真に受けるんだ。
高校生男児にしては主婦的洞察力のある息子でさえこうなんだ。
芸能人はじめ世の中の男の母親崇拝なんてあてにならんぜ。
常々そう思っていたけど、今日その思いを新たにした。
それともあれかな、泣く子をあやす心境だったのかな 息子は。
冗談で「PSPで 俺の屍をこえてゆけ が出てるんだけど」と言ったら
携帯で調べ始めた。
慌てて「いらない。無理。落ち込みそうなゲームだから」と止めた。
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