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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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もう留学の決定を待ってる余裕はない。
留学しようがしまいが、大学生なのだ。19歳なのだ。

昨日シャワーを浴び出かける支度をしているところに電話が鳴った。
娘だった。
「パンクだわ」
昼食の時に「空気入れなきゃ」と言っていた。「時間あるかなあ」
いつもなら入れてやるのだが
自分も出かけなきゃいけないし、甘やかしちゃいけないと知らん顔をしていた。
仕方なく自分でやって塾のバイトに向かったらしいのだが、
その途中でタイヤがぺちゃんこになったと言う。
「私も もう出るとこ。どないせえと?」

病院に行き、待合室で居眠りこいたのと母が思ったり大人しかったのとで
帰宅後に疲労感があまりなかったから
娘に電話して「自転車屋さんに持っていってあげる」と段取りを組んだ。

自分でも過保護だなと思ったけど
帰りが遅いから、そんな時刻に自転車を引っ張って帰らせたくない
という女の子の親としての気持ちもあったのだ。

だが。
「あー ここ弛んでるね。こりゃパンクじゃないかもよ?」
自転車屋さんに言われて
「あの子初めて自分で空気入れたから」と答えながら
我ながら情けないと気づいた。

そこが弛んでいることに気づかなかったのは仕方ない。
空気を入れた事がないんだから。
だから悪いのはこれまで空気を入れた事がない  という事なのだ。
経験がなければ比較もないし、観察も考察もしようがない。
やっぱりこれじゃいけない。

午前中の髪染めにしてもそうだ。
私を頼るから説明書もきちんと読めない。
パソコンの操作だってそうだ。
パソコンそのものどころか、日本語の文章の解釈でさえ私に頼る。
そんなことでいい筈がない!

というわけで今朝、娘に『脱過保護』を宣告した。


出来ないはずないんだよ。
小学校4・5年生の頃、私が遊戯王(のサイト運営)にどっぷりで
最低限の家事だけやって子供も近所づきあいもほったらかしだった時、
娘はひとりで買い物に行き、
「ついでにパンと牛乳買って来ようか」と気を回し、
時には「今日のお昼ご飯私が作る」とまで言った。

うーん。書いていて自分で信じられんのだが
当時の日記を読むとそう書いてあるのだ。

その頃の会話に
「おかあさんの頭の中の半分 遊戯王(パソコン)なんだよね」
「はあ? 何言ってんの 8割だわ」というのがある。
「えええ じゃ 私たちは残りの2割なの」
「馬鹿じゃないの? 家事とハムスターとあんたらと雑用で2割だわ。
あんたたちは0,5ってことさ はっはっは」

……

その罪滅ぼしと思って中学生あたりから過保護になったのであった。

馬鹿は私かも知れん。
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