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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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病院に行く。結構混んでる。
待合室におばあちゃんと孫ふたりがいた。
4歳くらいの女児に2歳ほどの男児。うるさい。
駄々をこねてるわけでも喧嘩しているわけでもない。
本やシールで普通に遊んでいるだけなのだが
あまりに「普通」でここが病院という意識がまるでない。
おばあちゃんだからきつく叱れないのかと眺めていたが
「貸してあげなさい」「落としたよ 拾いなさい」とかは言っている。
拾いなさいに関しては「私は徹底してるんだからね!」と言わんばかりの
張りのある声で何度も言っている。

うるさい。苛々する。でも私だけなのか。
いいや これがうるさくないわけがない。
だが自分だって子育ての時これくらいはやらかしてたかも知れん。
いやいや病院では静かにしろくらいは言っていた。

ぐずる子なら許せる。泣くのも平気だ。
だがこいつら「病院は静かにする場所」って事を知らないんじゃないか?
おばあちゃんは一度も「小さい声でね」と言わない。

あああ。とっつかまえて殴りたい。
でも自分より年上の人がついているのに叱るわけにはいかんだろ。

そのうちに名前を呼ばれて診察。
もういなくなってるだろと待合室に戻ったら、まだいた。
混んでるから薬が出るにも時間がかかると再び座る。
やっぱりうるさい。
うるさい うるさい。
一列空いたソファに上がって遊びだす。
その端に私は座っていた。
近くに来た。今しかないっ!

「あなたたち 病院では静かにするの」
女児が振り返る。
「気分の悪い人もいるのだから。小さい声でお話しなさいね」
ぽかんとしているが言った事は通じただろう。
「それとね そこは座る場所なの。靴で上がっては駄目」
そこで私を呼ぶ声。薬が出来たのだ。立ちながら言った。
「あの子(弟)にも言ってあげなさい。椅子に上がらないのよ」

その後どうしたか知らない。

子供が実際に静かにするかどうかは分からないのだが
少なくとも親には「ここはうるさくしては駄目なところ」と伝える義務がある。
分かれば大人しくする子だって知らなければ走るだろう。

親なり祖父母なり「静かにね」と言ってくれさえしたら
こちらは我慢できるんだ。
なんでその一言が言えないのか! うるさいんだってば!

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その1、懐中時計。
別に「懐中」じゃなくてもいいんだが、
私は携帯を持ってないから時計が要る。
前に買ったやつは娘がテスト用に持っていってしまい、
いちいち娘の鞄を探らないといけない。
それにやっぱり首からぶら下げられるものの方が便利である。

その2、バスマット。
二枚敷いてあったのだが、うちの一枚がぼろぼろになったので捨てた。
寒くなる前にと思っていた。予算を引き上げたが、
或いはそのせいでか、なかなか決められなかった。

その3、菜箸。
100円ショップで買ったのを使っているが、
ちゃんとしたやつを使ってみたいと思ってた。
ちゃんとしたやつってどんなんだと思わないでもないが、とりあえず。

昨日自転車で某SCに行って専門店街の雑貨ショップで。
時計は以前に娘の鞄を買った店だ。
今回は服を見る気がまるで湧かなくて雑貨ばかり見てた。面白かった。



テストが終わる解放感は息子本人のものだけじゃない。
終わったー!とぷちはしゃぎしているところに実家から電話。

「ここにあるズボンはこれは何?」と言う。
袋に入れて何か書いてある。
「デイで借りたやつでしょ。洗っておいたから」
添えてあるメモ(お礼の)でわかる筈だ。
早く返さなきゃと先週末のうちに洗って持っていった。
ショートで不在なのでベッドに置いておいた。
「ありがとうとか書いてあるけど 私が書いたんじゃないし
お父さんに訊いても さあとしか言わないし」
「だから! あんたが借りたんでしょ! 読めるんなら分かるでしょ!」
既にこの段階でイラッときてる。切り出し方が悪意に満ちてるんだ。
善意に捉えていれば「返しておけばいいんだよね? 洗ってくれたんだ」と
さらりと言える筈だ。それをどこかに難癖つけようとするからいかん。
「あんた 他にもズボン持っていかなかった?」
「持っていったよ。夏物。天気のいいうちに洗って陽に当てようと」
「返してよ」
返すさ! 置いておいたって邪魔なだけだろ。
「日曜日にまとめて持っていって片付けるつもりだけど?」
「まだ暑いからそれを着たいの」
だから訊いただろうが! 確認しながら袋に入れたぞ 私は。
「分かった。明日持って行く」
「朝早いわよ」
それでも持って来させるつもりらしい。誰が自転車で行くもんか。
「旦那に頼むから。出社前に寄ってもらう。玄関にかけておく」

文字で読むと「そんなこと」な程度だろう。
あの口調を生で一度聞くといいんだ。ものすっごムカムカさせられるんだから!
 

というわけにはいかんが、
高校受験の頃と違い、結果の数字はどうでもいい。

「今回は長かったあ」と息子は言った。

最終日の今朝、部屋から出てきてからの行動があまりに敏速で
こいつこんなにてきぱき動けるんだと感心しつつ
テスト後の部活を考えて張り切ってるんだろうかと思ったらば
同じく部屋から出てきて仕度を整えている姉を出し抜こうとの魂胆であった。
風のように出て行った。

昨日勉強している横で数理パズルをやっていたら
「ペルソナ買わんの?」と訊いてきた。
3を買うからPSPを貸してよと言ったきりになっている。
「欲しい欲しいと言っているうちが一番楽しいんだわ」と言った。
「そうかあ?」
「人間欲しいものがあるうちが幸せだよ。
ま あんたら欲しいものばっかだから 分からんだろうがね」
「そうでもないけどなあ」
それも問題だぞ。
欲しいというより要るもの、あった方がいいものがありすぎて
どれかひとつを切実に欲しいと思うだけの余裕がないんだろう。

部活がないと肉体的疲労がないからか、外での発散が少ないからか
息子が子供がえりする。
普段素っ気無いから「可愛い」と思う。昔なら鬱陶しいだけだったんだが。

そのテストも終わった。やれやれ。
 

火曜日、初日。
昼は適当だった。夜八宝菜なのでおやつもがまん。

水曜日。買い物に行く。
先日「姉ちゃん ねぎとろ巻き全部喰っちゃった」と息子がぼやいていたので
ネギトロ巻きとアナゴ巻きを買って行ってやる。
昼はそれと焼きそばである。
クレープを作る。
夕食の煮込みハンバーグと、次の日のロールキャベツも作る。
これだけを一息にやろうと思うと三時間は立ちっ放しである。

やっと終ってやれやれというところに数学が出てきた。
二次関数かと思ったら微分だった。さすがに分からん。
「まだ分からんの?」と訊く。
「お前らが学校で何時間もかけて習ったやつ 30分で解けるわけねえだろ」
解ける主婦がいたら教えてくれ。

三次方程式を微分化する なんてやりましたっけ?
例題でその法則を割り出すだけでも大変ですよ?

結局必要な数字じゃないと分かったけど、
全然分からないのも癪なので寝転がって教科書を読んでいたら
今度は娘がパソコンをやりながら
「原子力発電てさあ」と話しかけてくる。
「分かりやすく描いた漫画あるから 貸そうか?」

山岸涼子「パエトーン」。これを読むと原発なんて要らないと思うぞ。

後半に入って余裕が出てきたのか、クロサギを引っ張り出してきて読む息子。
覚えてきた単語を「知ってる?」と私に言う。
「導入預金」 聞き覚えがないから説明させる。
「ちょっとまて それじゃ担保にならんだろ?」と突っ込んだら、慌てて確かめに行く。
いいから勉強しろ。
「俺 やっぱり経済がいいわ」
進路の話か。

さてねえ。
本日の昼食はピザである。さあ そろそろ生地を仕込まなきゃ。
 

テスト中の息子は登校時間がいつもより遅い。
食事と着替えを済ませて自室で勉強していた息子が
娘と同時に部屋から出てきた。
左右一緒にドアが開いて、それぞれ出てくる様子は
どこかの寮生活みたいで面白かった。
ふたりとも大方の支度は済んでいるので、筆箱などを鞄に入れ
靴を履くだけである。
当然玄関に向かうのも同時になる。
「早く 出て行けよ」
「ブーツなの!」
ひとエレベーターずらしたい息子はじりじりしている。
電気代が勿体無いから一緒に乗って行けと言うのに。

反抗期だねえ。
息子の反抗期を娘が全部受けてくれているので楽である。
尤も一番依存していた相手に出るような気もするから
それだけ息子は姉の存在に頼っていた事にもなる。
実際親が何らかの理由で不在の時も
娘はプレッシャーを感じていたが、息子は姉にお任せで気楽であった。

夏の盛り。息子が何かを叫んでる。
こいつが怒りで声を荒げるのも珍しいなあと、内容に耳を傾けたら
「ドアぐらい締めて着替えろよ!」と言っていた。
「だって暑いんだもん!」
「半分締めるとか 陰になるところで着替えるとか あるだろ!」

娘がいないと息子が寛ぐのがよく分かるが、
それは姉の存在がでかいからだろう。
私なんてきっと空気なんだ。ちょっかい出すとうるさがられるけど。
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