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木の洞にひとりごと うろ覚えのうんちく うろうろと右往左往
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新聞の端っこに、地味に毎日掲載される「死者」と「不明者」の数。
「不明者」の数が少しずつ減っていく。
捜索と、身元照合が毎日進められているのだろう。

「親族の遺体ってそんなに見つけたいものかなあ」と呟いたら
旦那が「そりゃそうだろ」と、私が変な事を言ったような目で見た。
「うーん 小さな子供だったら見つけてやりたいと私も思うけど
……でも私のは見つけてくれんでいいよ」

簡単に見つかるのなら、そりゃそれでいいけど(身元不明だと処理に困るだろう)
安置所を捜し歩くのは精神的にきついと思う。

こんな事を書くと、人格疑われそうだけど
あくまで私は私の遺体を尊重して欲しいとは思わないから
……生きている人が悪臭や不衛生に苦しんでいるのなら
瓦礫ごと焼いてしまえばいいのにと考えてしまう。
そこに誰かの遺体があるかも知れないという理由で
腐った魚も地道に片付けるしかないのだとしたら
そのせいで生きている人間が病気になってしまうくらいなら
ひといきに燃やした方がいいんじゃないか。

人間死んだらそこで終わり。
物質的にはそうだと思う。後は人の記憶の中で生き続ける。
或いは「生きた」という事実だけが残る。
遺体があろうとなかろうと、どこにどう葬られようと。

でも戦時中の遺骨を日本に還そうと、今でも頑張ってる人がいる
なんて事があるのだから
遺体や遺骨にも意味はある
意味を持たせている人が多い
という事なんだろうな。

私は遺族に辛い思いをさせるくらいなら
見つけて貰わなくてもいいよなと思う。
ましてそれが、損傷された遺体なら、いっそ誰にも見られたくない。
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旦那の弁当箱はよくある二段式の。
娘の弁当箱は中学から使ってる、やっぱり二段式の。
つくりは女性っぽいが、女子大生サイズではないと思う。
ご飯は半分に減らしてるけど(つまりその容積分おかずが多いんだが)。
息子は高校入学の時に、店頭にある中で
一番容量の大きい奴を選び、それにご飯をぎゅんぎゅんに詰めていた。
勿論二段式である。

受験生となり部活引退して「ご飯減らして」と言ってきた。
娘同様その分おかずが増えて、中身を考えるのが大変。
だが食欲は段々減退し、とうとうお弁当もおにぎりにして欲しいと言ってきた。
おにぎりと「おかず」であるが。

一キロ痩せた二キロ減ったとうるさい。
私は華奢だった息子が好きなので「私より軽くならなきゃええよ」と言う。
息子は怒る。

本日のおかず。
ごぼうの牛肉巻き・玉子巻き・たことトマトとチーズの春巻き(まきまきだな)
ほうれんそうのおひたし とここまでが基本形。
旦那はこれに冷凍食品のさわらとポテサラ。
娘と息子はレタスとミートボール。冷凍のちきん南蛮ソース抜き(かわりに塩)。
息子は玉子巻きを一個にしてかわりに冷凍を一品プラス。
そして忘れちゃいけない ミニトマト三色。

想像してくれたまえ。なかなか彩り豊かだぞ。


復興相の発言。
もう「ばかじゃないの?」しかない。怒りもない。
政治家の腹の中なんてみんなこんなもんだろう。
でなければ国会でわちゃわちゃやってられるわけがない。
被災者のために居ても立ってもいられないなんて感じちゃいない。
上から目線なんて今日に始まったことじゃなし。
底辺の生活なんて想像もできない、てかしようともしない。

違いはそれを隠すか出すかだけだろう。
この人はその判断すらも出来ないバカなんだ。
個人的感情と政治家としての発言をごちゃまぜにしてどうする。
謝って済む問題じゃない。かといって辞めて済む問題でもない。
身ひとつで被災地に行って、避難所で生活しながら瓦礫を片付けて来い。
地図を片手に被災地行脚して来い。そしたら地名も頭に入るだろうさ。

ああ。原発推進派擁護派もそう。防護服着て作業して来い。
その後屋外プールで遊んでもいいぞ。


高校生れすとらん最終回。
ほんっと最終回ってつまらんのね。もとから期待はなかったけど。

息子の期末。
思ってたよりよろしくない。まだ三教科だが。
そりゃ周囲も頑張ってるんだもんねえ。あの程度じゃ無理かもねえ。
記述式模試の国語がちょこっとよかったもんでいい気になってたけど
一気に空気抜けたわ。そこで奮起してくれれば一番なんだが
そういうタイプじゃないんだよなあ……
ソクラテスの奥さんの名前 なんていったかなあと
ここ暫く思い出そうとして思い出せないでいた。
今朝の新聞に載っていた。
悪妻で有名な彼女だが、ソクラテスが処刑されるとなって
泣き崩れたとな。

「青年を堕落させる」として死刑を言い渡されたソクラテスだが
監視はゆるくて脱獄は充分可能だった。
こんなくだらない罪状で処刑されることはない 逃げてくれと
周囲に言われたが、ソクラテスはそれを拒んだ。
この時の有名な台詞が「悪法も法なり」である。
どんなにしょーもない法であろうとそれが法であるなら従う。

というような事を短大の講義で聞いた。

毒杯を受け取ったソクラテスはそれを飲んで、
彼を取り囲む青年達相手に喋り続ける。
「あんまり話すと毒が効かない」と看守だか執行人だかに注意されたが
「ならば何度でも私はそれ(毒杯)を受け取ろう」と応えたと
本に書いてあった。

新聞にもあった、ソクラテスの有名な言葉。
「悪妻をもてば哲学者になれる」

旦那が一向に哲学的にならんところを見ると
私はそれほど悪妻でもないのかしら。


息子が突然「おじいちゃん 簿記覚えてるかな」と言った。
前に父は経営者だったから帳簿付けもやっていて簿記くらい出来るだろう
と私が言ったのだが、なんでまたいきなり簿記?
「簿記なら私も2級もってるけど?」
「なんで?」
「暇つぶしに」
結婚当初マンションに移る前の仮住まいでアパートにいた。
仮住まいだったからマンガも本も持っていかなかった。
家事といっても二人暮しだからやることもなく、
本屋で簿記の参考書と問題集を買って、やってみたのである。
「株もやらんのに 簿記なんかとってどうするのさ」
……簿記って株のためにやるもんなんですか。

問題集とってないかと訊く。ないと思う。
あったにしても今そんなことやってる余裕ないだろうに。
受験が終って入学までの間にやるなら分かるけど。
大体が簿記を覚えたって経済の勉強にはならんと思う。私がそうだった。
あれは数字で遊ぶだけのものだった。
だから一級はとってない(会計学とかもやらんといかんかったんで)。

20年前の簿記って今でも通用するのかしら。
消費税導入前だったし
やたら金額設定が低くて(備品で何千円とか 倉庫が何万円とか)
当時でも「ありえねー」って笑いながらやっていたけど。
とるだけとって使った事ないし。
それを言うならヘルパー2級もそうだけど。

簿記の最初はわけが分からんから息子が始めたらいろいろ訊かれるんだろう。
言えることは「何も考えんと突っ走れ」だけだわ。
そのうち分かる。いつか分かる。なんとなく分かる。

ってその前に受験勉強だもんねえ……
今度の期末政経が一番あぶないってどうよ?
経済志望のくせに。

本を読んでいたら眠くなり、ちょっとまどろみをと目を閉じたところ
「頼朝を助けたのって誰だったっけ?」と頭の上から声がする。
(リビングの一番風通しのいいところで寝転がっていた)
「藤原のお 藤原の なんとか平? いや 待てそれは 義経。
頼朝はあ 梶原のお 梶原のお」
電子辞書で梶原と打ち込んだのだろう。「ああ 出た出た」

なんでウロながら私が知っているかというと 前に書いたとおり マンガ。
なんでウロなのかというと 悪かったな 私は人名地名が覚えられないんだ。
嵐の5人が言えるようになったのが自慢なくらい。
銀英伝を読んでた時は「マがつく人 ミがつく人」という具合だった。当然混同する。

その後安和の乱の藤原は藤原誰だと訊かれたが分かるわけがない。
資料集を捲っていて ちょこっと勉強になった。
そうか コレ以降藤原は勢力を増していくのか。
んでもって道長は外戚政策をとって望月となったのか。

って前の喧嘩で娘は「お母さんは弟を甘やかしすぎ!」と私を詰った。
どっちかというと甘やかしてるのはあんたの方だが 私。
息子は小さい時から黙ってる子だったから放ったらかしだし。
「そうやって勉強見てるじゃない。数学教えてるじゃない」
……勉強教えるのって甘やかしですかね。
でもあんたの時だって「多弾頭化」とかわけの分からん質問受け付けましたよね。


ええと なんだったっけ。
そうそう。流しそうめん。
タウン誌かなんかの広告を真剣に見ている息子。
「これさ」と指差す。見たら流しそうめん器。「よくね?」
流しそうめん器をご存知だろか。
楕円形の器の中をそうめんがぐるぐる回るやつ。
何を言ってるんだろと軽く聞き流した。
だが息子はじっくりとそれを読み続けていた。
「あれ これ 薬局のポイントで貰える。何ポイントかな?
これっておじいちゃんがいつも買う薬局だよね 今 何ポイント貯まってる?」
娘が笑い出した。「あんた そんなにそれが欲しいの?」
「だってよくね? 欲しくね?」
「そんな邪魔くさいもん 要りません」と私は言った。
息子は「そんな 大きくないよ なあ?」と手で形を作っている。

マジすか?
自分宛かと思って開封してしまった。
よくよく見たら娘の名前だった。
そうか。20歳だからか。

大学生なので猶予申請できる。
卒業までの2年半毎月15000円はきついだろう。
留学中はバイトなんて出来ないし、戻っても暫くは忙しい。
そして就活だ。
大半の大学生は猶予して貰うと思うんだが、
娘は減額されると聞いて不安そうな顔をする。
後から穴埋めすれば減額されないし、そもそも
「45年後の4000円の金銭価値ってどんなか分からない」じゃないか。
そう真剣に考える事もあるまいと、娘を放って
風呂に入ろうとしたら、いきなり娘がキレた。

覚えているだろうか。
喧嘩の末娘から取り上げた、実家の父からの50万。
どたまきて3万(ルーター代込み)使ってしまったが、
それをそのまま年金に充てるという手もある。

そんなに心配ならそうすりゃいいじゃねえか。
だがな。私だって満額じゃないんだよ! 
大体がとりあえず教員志望なら公務員だろ!

わけのわからん喧嘩。
今が楽しい大学生が、将来の年金受取額計算するかね。

「なんで40年後の心配なんかせないかんのや」と怒り狂う私。
旦那が「だけど その時になって文句言われても困るだろう」と宥める。

「はあ? 40年後なんか生きとらへんし!」

息子が横で「いやいや 40年後なら まだ……」と呟く。
娘が無事年金受け取るのを確認するためになんか長生きしたないわ!
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