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敦賀市の市長選、候補のうち
誰一人「脱原発」を主張する人がいないと知って驚いた。
原発銀座と言われる(え 言わない?)福井の敦賀市である。

曰く。原発関係で働く人が多いこと。
電力会社からの税収が多いこと。

湯水のように電気を使う今の生活からは
存外簡単に脱せられるような気がする。私は。
そもそもがなければ使えない。使えないなら諦める。
一般市民は、幾らかの混乱はあるにしても、早い時期に慣れるだろう。
問題なのは
原発に関わることで益を得ている人たちがあまりに多い事だ。

捨てなければいけない欲求は、実は
「電化製品の便利さ 快適さ」ではなく
「約束された生活」なのである。
福島にしても一度は原発から流れるお金で潤った。
(雇用のみならず補助金や税収で)
原発を擁する地域は、放射能に怯えて反対する人と、
利益に目がくらんで推進する人と、さまざまだろう。

しかし、である。
原発の代わりに太陽光発電の装置を製造する工場を建てればいいじゃないか?
原発一基5000億円。
これを補助金に回せば、ソーラーシステムを導入する家庭も増える。
いっそ新築家屋全てに義務化してもいい。
その製造と管理を今の原発所在地で行えば、雇用は守られる。

そして。クリーンではあるが環境破壊だとされている水力発電。
小規模水力発電1~2億円。
環境への影響も小規模で済むらしい。
仕分けで補助金が打ち切られたとあったが、
国はこれをこそ推進すべきではないのか。

電力会社の原発に比重を移さなければならないというのは
電力会社側の(利益の)問題だ。
国までそれに賛同するのはどうせ癒着や金がらみなんだろう(憶測ですが)。

国民は今より2割少ない電力でやっていける。
原発から直接利益を受けている人たちがその欲を捨てればいい。
無論それゆえの減益、不利益は国民全体で受容しなければならないだろう。
だが原子力による被害を考えたら、比較にならないと思う。

某知事さんは言ったね 我欲に塗れていると。
ではご自身の我欲も流して欲しい。
福島の原発から電力を供給してきた東京都。
「東京」電力の納税先はどこなんだろう。
天罰と言った口で「原発は必要」と言うのはどうかと思うよ 私は。
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プレステ2のゲームである。

3を買うか4を買うか迷って、4を薦められて決めた。
大学受験の娘のオーラを背後にひたすらプレイしてた。
息子もやった。
だが息子はラスボスを倒すための経験値稼ぎが面倒で投げ出した。
サモンナイト2の時もそうだった。
しかしやっぱりゲーム慣れ(私よりは)してるだけあって
こいつは頼りになるのだ。
普通のプレイでは難しいカルマルートも軽々入ってくれた。
(嫌味である。普通はキャラクターを死なせないようにプレイするので
なかなかカルマ値が上がらないのだ)
でもいざカルマルートとなると息子はビビってプレイ出来なかった。
私がおいしくやらさせて頂いた(サモンナイト2の話である)。

ペルソナ4は一回目を普通にプレイし、二回目でイザナミ大神を目指し
三回目はコンプリ、スケコマシを狙ったのだが、昨夏の暑さで投げ出してしまった。

息子と一緒に頑張ったゲームは他にデビルメイクライがある。
主人公のダンテが格好いいのである。台詞も格好いいのである(英語だ)。
あまりに格好よすぎて、私がプレイするのは申し訳ないくらいである。
格好づけ台詞の後の戦闘で負け続けるので、
彼は磨り減るほどその台詞を繰り返さないといけない。
涙が出るほど情けない。
このゲームはやったら難しくて、攻略本片手 でも無理なのである。
まず息子にプレイさせて、私が攻略本と首っ引きでナビゲートする。
一度通った道は大体覚えていられる息子がその後、私のナビをする。
バトルにたどり着くまでが大変なのに、そのバトルがまた難しい。
バトルに勝たないとセーブできないから、吐くほど迷路をいったりきたり。
飛んだり跳ねたりこけたりバトル以前に死んでたりする。

私はクリアを諦めた。

「グロテスクな表現があります」という注意書きがパッケージあるが
「どんくさい人はご遠慮ください」という注意書きはない。
まあ イージーバージョンがあるからさ。でもこれはこれでつまらんのだ。


昔の話。64を買ったと聞いて近所の人が「ヨッシーストーリィ」を貸してくれた。
喜んでプレイを始めた息子がコントローラーを投げて逃げ出した。
……何?
ヨッシーが死ぬと、どこやから羽のはえたやつが飛んできて
死んでしまったヨッシーの身体を暗いお城に運んでいく。
これが怖かったらしい。
息子は二度とやらなかったが、
その後こっそりとプレイして私はステージ4までたどり着いた。
しかし である。
家にまだゲームソフトが置いてあると知った息子が
「返してきて!」と言った。
「私がやるんだからいいじゃないか」
「だめ」
「あんたのいない時しかやらないんだもの」
「だめ!」 すぐ返して来いと地団駄。

そんな息子が成長したとはいえ
デビルメイクライをやったんだから、その精神構造もよく分からん。
(血飛沫が飛びます。剣で滅多切りし拳銃で撃ち殺します)

夏以来コントローラー触ってないなあ……
結局ペルソナ3も買ってないし。
昨日の日記の「私は根性なし」を読み替えると
被災地で立ち上がれない人は私レベルな根性なし なんてとられかねないと気づき、
やっぱ言葉は難しいと懲りない自分に呆れつつ。
でもそんな意味じゃないのよ。
肉体的な疾患でも回復に要する時間に差があるでしょ。
精神的ダメージでも同じ事よと言いたいの。
効く薬の種類だって、その効力だって差があるじゃない。
「応援してるよ」が支えになる人もいれば、プレッシャーに感じる人もいるってこと。

視点を変えると でもうひとつ。
前に書いた割り箸使わずエコの投書への反論記事が載っていた。
「竹箸なら大丈夫」というものだった。
手入れのために伐採しなければならないし、
乾いた割り箸は生ゴミ焼却時の負担を減らすともあった。
割り箸=悪者ではないという事らしい。
もともと間伐材の活用の面も言われてる。

さらにひとつ。
息子がメガネを受け取ってきた。
「俺 鏡がないとかけられないんだよな」と練習を始める。
言っている意味が分からない。だが「こう?」と向けられた顔を見て
思いっきり笑った。何の冗談だ。なんで鼻にかけられない?
どうやら見やすい位置を探りながら調整しているようだ。
「ここ(鼻梁)を意識して。ここにはまるかどうか。目を瞑ってやってみ?」
「おお」 それで上手くいった。
目ではなく、鼻に意識を集中してかけるもんなのである。メガネは(そうか?)。


そろそろタイトルにいかんとな。
娘は私に似ずバカで不細工だと書いた(なんつー親だ)。
幼い頃連れて行った鈴鹿サーキットでボランティアさんに工作を習った。
私は少し離れたところでその様子を眺めていた。
ボランティアのおばさんが娘に訊いた。「あの人 誰?」
「お母さん」 (ふつーにそうだろう。子供の付き添いなんだから)
おばさんは一瞬言葉に詰まり、それから言ったそうだ。
「大丈夫 あなたも大きくなったら お母さんに似てくるから」

いやいや。そのとおりかどうか知らんが
高校あたりから人並みになり、今ではマンションの人たちに
「娘さん 可愛くなったわねえ」と言われるようになった。
私は嬉しい。でも私に似てきたと言われるのは嬉しくない。

根本的にバカなのは治っていないが
何より娘には私にない「根性」がある。
正直私は彼女が国公立大学を目指せるようになるなど思いもよらなかった。
高校受験の時に冗談で言っていたのが、
高校に入ってからめきめき伸び、合格圏内に達したのだった。
結局センターの失敗で不合格であったが
小学校の頃から考えたら受験できただけでもすごいと私は満足である。
全て娘の「根性」の賜物である。
留学にしても
交換留学を申請するためにTOEFLなる試験を受けなければならない。
これは受験英語や英検とは全く異質のものらしい(娘曰く)。
渡航経験、留学やホームスティの経験のある英語学科の高校出身なら
比較的楽に点がとれるのだが、文法一筋の娘には高い壁であった。
大学生が勉強するんだ!と驚かせるほど娘は勉強した。
根性の二文字が背中に浮かび、正直こちらとしては鬱陶しいほどであった。

我が子ながらすごいなあと思うが
こいつにはなりたくないなあとも思う。
小さい頃から頑固で、こいつの人生厳しそうだと眺めていた。
恐らく息子の分も持ってきてしまったんだろう。
息子は「俺 普通がいいもん」と真ん中でゆらゆらしてる。
こっちの方が楽そうだし、周囲も和むのである。

どっちの人生選ぶかというと私は息子の方をとる。

そして お金。
喰うに困るのは勿論嫌だ。
でも欲しいものが何でも手に入ったらつまらない。
金額が数字になりさがるような大金は持ちたくない。
財布の中の500円玉の重みにほくそえむのがいい。

強がりじゃないぞ。
……でもあの15000円 どこから捻出しよう……
請求書を持ち帰った旦那が「腹が立つ」と言ったから
「一番 どたまきてんの私だわ! 誰が悪いんだ 誰が」と叫んでいた。
責めちゃいけないと
「保険のサポートをあんたに伝えておかなかった私が悪い」と言ったのを鵜呑みに
そもそもがCDをかけっぱなしにしなければ良かった話なのを忘れている。
損害が出ても旦那の小遣いから出すわけじゃなく
全部私のやりくりじゃないかあ!
息子のメガネ代をどこから出すか。
私の9500円はなんとか家計費から捻出したが
我が家の予算ではそれが限度である。3万は無理である。
普通預金からおろしてくるかと思ったが
おろした分が補充される事はない。

我が家は原則パケ放禁止である。
このご時世そんなのは無理な話で二人とも毎月バケ放料金になっている。
だが原則禁止なので差額は払って貰う。
毎月2000円×2。引き落とし用の口座に入れてくるのも面倒で
封筒に貯めておいた。
機種変の時など援助してやるのもいいかと。
だが今回息子の機種変はお年玉で補えた。では娘もそうすべきである。
だから「これでいいじゃん」とそこから払う事にした。

やれやれと思ったところに旦那からTEL。
「この前の バッテリーあがった時のな」
日記にも書いたが、そんなことがあったのだ。
結局保険会社のロードサービスでその場は凌いだのだが
そこに連絡する前に旦那が別の会社に電話していた。
(私が娘を駅まで送っていっている間にだ)
キャンセルの形になって料金が発生していると今日分かった。
15000円。

授業料というにはあまりに高い。そして痛い。

毎度毎度お金がないと騒いでいるが
それならどうして娘の留学を許可したか。

交換留学なので授業料と単位は互換である。
ちゃんと単位さえとって帰れば留年の可能性はない。
(ただ娘の場合 教職と両方なのできつい。前例がない)
渡航・滞在費用だけ負担すればいい。
全部で110万あればいいような事が書いてあった。

ここから「成人式の費用」と「留学の場合は免除となる学科の費用」を引く。
私が二年次からの留学に拘ったのはここだ。
『息子の受験期間に娘がいないこと』と合わせて重要なポイントである。
これで半額以下になる。
加えて娘がいない間、光熱費・食費が浮く。
この前の3週間の研修の間、使用電力が二割近く減った。
バイトなどで生活時間がズレてきているので娘一人で光熱費も違ってくるのだ。

準備や向こうでの小遣い(バイトが出来ないので)など
諸費用もバカにならんとは思うが
それでも下宿させるよりはずっと安い。

実際にはまだ払っていないので終ってみないと分からないが
それほど分不相応なことでもないんだ。意外とね。
男の子だと「成人式の費用」が違ってくるからあまり浮かないけどね。


今月はもお! 模試費用7700円。娘の教科書代息子の教材費。
赤字が見え隠れしておりますが さてどうなりますことやら。

子供の頃から母親に
「根気がない」「根性がない」「出来が悪い」「みっともない」
と言われ続けた。
素直(単純ともいう)な子供だったから、ああそうかと思い
かといって悩むわけでもなく現実逃避だけが上手になっていった。

子を持って
「根性がない」以外の部分は全部「違うやんか!」と分かった。
1年生は100点であたりまえ、小学校の通知表は5があってあたりまえ、
原稿用紙を文字でびっしり埋められるのはあたりまえ
と思い込んでいた私は、バカな子供達のおかげで目が覚めた。
1年生の娘が55点の答案を持ち帰った時は無茶苦茶ショックだったが
しかしそういう事もありうるのだと知った。
その点はこいつらに感謝してる。私はお前らよりは賢かったぜ!
子供時代の写真だってあんたらよりは可愛かったぜ。
母親が私に植え付けたコンプレックスに根拠はなかった(ゆえに解消されないんだが)。

だがその中で、「根性がない」だけは当たってる。
戦地や収容所で真っ先に死ぬタイプだと思う。

でもとりあえず学校を卒業して子育てもなんとか乗り越えたんだから
平均からかけ離れているわけじゃないよなあとも思う。

だから敢えて言う。
「必ず復興出来ます なんて言わないで。
明日に向かって歩き出そう なんて言わないで。
応援してるから 一緒に頑張ろう なんて言わないで」

前にもちらと書いたけど
台風や震災を乗り越えた人たちに
「だから 東北もきっと蘇る」と言われるのはきついんじゃないか。
がれきの中から立ち上がる人たちはすごい。
陸に大型の船が乗り上げているのを見て、私が絶望的になっているのに
現地の人が先の事を考え始めているのは本当にすごいと思う。
嬉しくもあるし、安心も貰えた。
でも。
まだ現実を受け容れられず、ちょうど体調も崩す頃で
もう少し悲嘆の中にいたい人もいると思うんだ。
それは決して少数じゃないと思うんだ。

既に頑張っている人にもう励ましは要らない。
他人が応援しなくても、そういう人は進んでいける。
でもまだ動き出す気力も勇気もない人に
悪意ではないにしても「日本中 世界中が応援してるよ」と言うのは
酷な気がしてきた。

「冷静な日本人」「我慢強い東北人」「不屈の精神」なんて
外国からも賞賛されて、私としては誇らしかったけれど
段々そういうのも重荷になってきたんじゃないだろうか。
弱音も吐けない。
八つ当たりも出来ない。

こんな風に思うのは私が根性なしだからなんだけど
でも皆が皆根性あるわけじゃないと思う。

もう暫く泣いていてもいいんじゃないかなあ。
 

小学校に避難している人たちが
授業の開始と共に移動を迫られている。
行き場がないからそこにいるのに。
その人たちは復興からまだ遠くにいる。
始業という動き始めた時間に居場所から追い遣られようとしている。
仕方のない事なんだけど(子供達には学ぶ権利がある)
でもいつだって置き去りにされるのは弱者なんだ。
 

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